生駒山麓の山道や生駒山麓公園で出会ったガの仲間を撮ってきました。

橋の欄干に止まる大きなエビガラスズメ。

【エビガラスズメ】スズメガ科。開張80～105㎜。5～11月に出現。前翅は灰褐色で2本の黒色の細い縦筋があり、その周囲は濃色になるガ。雌では不明瞭。腹部体節の両側は上から白色、桃色、黒色で、エビを連想させる。

エビガラスズメを横から撮りました！

ササの葉に止まる小さなタケノホソクロバの雄。

【タケノホソクロバ】マダラガ科。開張20㎜ほど。7～8月に出現。全体が黒い小さなガ。幼虫は毒針毛をもち、タケ、ササを食草。

ササの葉裏にいたキシャチホコ。

【キシャチホコ】シャチホコガ科。開張45㎜ほど。5～8月に出現。黄色の地色に前翅に輪郭の明瞭な褐色紋があり、雌にはない。後翅は光沢のある薄黄色。

ササの葉にいたスギタニマドガ。

【スギタニマドガ】マドガ科。開張16～35㎜。6～8月に出現。白地に暗褐色の横脈が複雑に入る。

スギタニマドガを反対側から撮りました。ガらしくない止まり方です⁈

ササの葉にいた触角が長いクロスジキヒロズコガ。

【クロスジキヒロズコガ】ヒロズコガ科。開張雄10.5㎜、雌12～13㎜。5～7月に出現。前翅は淡黄色で前縁付近と外縁から後縁後方にかけて黒褐色。頭部も胸部も黒褐色。触角は長い。

ヤマノイモの葉にいたアライラガ。

【アライラガ】イラガ科。開張15～23㎜。6～9月に出現。赤褐色～暗褐色で、前翅にV字型に屈曲する細い白線がある。

アライラガを上から撮りました。丸味のある分厚い翅のずんぐりとしたガ！

葉の上に止まるヤマトカギバ。

【ヤマトカギバ】カギバガ科。開張25～37㎜。4～9月に出現。淡いベージュ色で前翅の先端が尖り、前翅・後翅を貫く2本の褐色線をもつカギバガの仲間。

生駒山麓のガの仲間