夫が、スリランカで仔猫に噛まれた!
  



 山登りの帰路、山道の真ん中で座りこみ動かな
 い仔猫を発見𓃠

 このまま此処にいたら危ないし
 ほっとけないよ!ということで、猫を安全な場 
 所に移動させた夫。

 「お腹空いてるんじゃない?」

 夫は持っていたビスケットを手の平に乗せて、
 仔猫に与えようとしたので

 「そんなあげ方したら危ないよ!下に置いて!」

 と注意しようとした矢先、仔猫はあまりにお腹が
 空いていたようで、勢い余ってビスケットと一緒に
 夫の手もガブッ!!!

 噛まれたところから流血。

 「やられちゃったよ〜」¯⁠\⁠_⁠༼⁠ ⁠•́⁠ ͜⁠ʖ⁠ ⁠•̀⁠ ⁠༽⁠_⁠/⁠¯

 って、何故気をつけないの!!!

 わたしは、慌てて夫の手をとり噛まれた傷を
 つまんでさらに出血させた。
 そして、持っていたペットボトルの水で傷を
 洗い流した。

 
 傷口は大したことないけど…心配なのは狂犬病。

 狂犬病のワクチンは打っていないし、
 とりあえず病院に行かなくては!

 「昔、狂犬病のワクチン打った事あるけどね!
  犬に足を噛まれた時に!」
 
 夫は昔、スリランカで犬にも噛まれていた。

 
 だいたい、狂犬病がある国の産まれなら、
 野良猫や犬には気をつける習慣が身についている
 ものじゃないの!?

 「日本の生活に慣れすぎちゃって、忘れてたよ」
 と、言う夫。

 いやいや、日本でも狂犬病がないとはいえ
 噛まれないように気をつける必要がありますから!

 そのあと、慌ててスリランカの国立病院に向か 
 った。
 スリランカの国立病院は無料らしい。 
 無料って大丈夫なのか?と、ちょっと心配になっ
 た。

 親戚が夫に付き添ってくれたので、わたしは
 義弟と病院内には入らず外で待っていた。

 結構長い時間待ってようやく現れた夫は、
 わたしに左右の腕を見せて、

 「こっちとこっちに打ったよ!」

 と。

 とりあえず元気そうだし良かった〜。
 それに、先生に診てもらったことで
 少しホッとした。
 
 それにしても、狂犬病のワクチンって左右に打つん 
 だね。噛まれた後だったからかな。

 数日後も、夫は元気なままで何も問題なく
 過ごしているので、安心しましたが
 命に関わる事なので本当、気をつけないとなぁ。
 
 
 今日はここまで。
 最後まで読んで頂き、ありがとうございます。