妻から離婚を切り出されてから3日くらいで日記をみた

好きな人がいてほんの2週間前に告白したとこまで理解した

その後は妻の様子が不倫をしてるその筋の人に見えるようになった

家族といてもちょっと隠れてはLINEして

トイレ、お風呂、布団とスマホ持って生活する

なんなら子ども達が付きまとってくるので、満足にLINE出来ないからとちょっとコンビニへ、ちょっと郵便局へと出かけて平気で1時間以上帰ってこない

そのうち面倒くさくなったのか、子どもを膝の上に座らせたままLINEをしだす

おれも側にいるのに、その距離1mおれの背後に位置してると思って余裕こいたのか、おれが振り返っても気づかないくらいスマホの画面集中してる


悲しいかなおれの視力は未だ2.0以上

当然、相手の名前が見えました


っても知らない名前だった

ただ遠目に見ても離婚の相談とかの内容でなかった
スタンプが連続でポンポンと

これは楽しい感じの内容でしたね


誰かの言葉じゃないけど、自信が確信に変わりました
自信じゃねーな、疑惑がだね

この時、離婚問題勃発から4日目


その後も相変わらず寝ても覚めてもLINEをしていてる
そのうち隠れる素振りも少なくなった


うちの妻は本当にディフェンス力が弱い
その代わりオフェンス力はとてつもない

ちょっとこちらから指摘しようものなら倍の圧力で攻撃される

だからここまで発覚していても何も言えず、取り敢えず観察に徹しているおれがいた

この頃にはおれに落ち度があっからーってすでにサレラリに突入していたので耐えるの一択でした
ちょっとまだ間に合うと、妻を信じている自分がいたので

5日目の朝ひょんなことから妻のスマホのロック番号が分かる
ロック解除の瞬間の指の動きを見た
何となく番号が浮かんだ

その日の夜中、(もうこの頃には不眠状態に陥っていたので)妻寝静まる最中、妻のスマホに思い浮かんだ番号を打ち込む

ビンゴ!

何度もいいますが、おれの視力は2.0以上
人間ドックの度にすごい!って検査の人に言われるのでね

妻のスマホからは情報の宝があふれていました
例の不倫?相手らしい名前の人とのやりとりから

相手は妻の職場の上司、しかもかなり上の
かつ既婚者であらせられる
まるで不倫のテンプレのような相手でした

また告白されて少しずつ相手がその気になってきている様子が分かった
でもまだまだ始まりかけ、そう不倫のね

不貞は愚か、好きだ何だのやりとりまではなかった
でも結構なペースでやりとりがされてて、おれが学生時代の友達だったら「もう付き合っちゃいなよー」と言えるような距離感を感じる内容だった

あと妻の学生時代の親友とのやりとりから、その人への思いが高まってきたのは3か月前で、その時には既に不倫というキーワードを使用して恋心を相談していた

またその辺でたまたま相手のLINEと繋がることができて妻からガンガンにLINEをしてアプローチしていたみたいだった

そして極め付けが占いアプリだった

相手との恋愛が成就するか、相性はどうか相談していて、タイトルには不倫と明記されていました

もうなんか妻の本気度に引いてる自分がいて、この何日間か自分の不甲斐なさでーって、子どもの前や義理父との電話で泣いて苦しんでいたことが、バカらしかった

でもやはりそうなったのは自分に原因があるとも思ったから

故に妻が不倫という道を踏み外す行為に至らないように、助けないと
夫として妻を守らないと

取り分け早急に、何か手を打たなければならないと思った、その理由が相手から妻へさし飲みの誘いがあったからだ
当然、妻も受け入れていた

6日目には義理父へこのことを話し、相手に一緒に会って二人の不倫が始まらないよう釘を刺しましょうと協力依頼をした

妻の父は立派な職業の方で人格者だったので、当然「娘が間違ったことするなら引っ叩いても‥」とすぐに同意してくれた

そして妻の職場へ電話し、不倫相手に妻のことで相談があって会いたいと伝え、次の日にアポを取ることが出来た

相手がおれと会ってくれた理由は、あくまでこちらからいつも妻がお世話になっているから感謝を伝えたい、その上で妻の心配事を相談したいと言ったからだ

またその日は妻は休みだったから、取り敢えずは妻に悟られず段取ることができた

そして7日目、不倫相手に会う
(てゆーかまだ不倫と呼べるような関係ではなかったのかもしれませんが‥)