至極之中国生活 -46ページ目
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遺恨とこれから


中国に来て驚くのは、反日の戦争映画・ドラマである。

これが四六時中どこかの放送で流れている。

勧善懲悪で必ず日本が最後には負ける。

小さい子達がこれを見て育つとどうなるか等は容易に想像がつく。

ただ最近の傾向として、

この結末は同じなのだが、ちょっと日本人の描き方が変化してきている。

これは「南京・南京」という南京大虐殺を舞台とした映画からの傾向だと思われる。

日本人の若い1兵士が、戦争という環境下で暴虐や殺人へと追い込まれていく中での
心の葛藤を描いている。この作品は中国の中でも賛否両論を巻き起こした。

鬼である日本人を人間として描いてよいものかと。

確かにうちの婆さんの話を聞く限りでは、日本の軍隊はそうとう残酷なことをやっていたそうだ。

だから、屈辱を感じ、その歴史が伝承され続けているのもしょうがない。

ただ、この映画からの流れで、憎むべきは日本人ではなく、戦争そのものだという方向に発展すれば理想的だ。

だから、これを促進するためにも日本人の中国に対する態度はとても重要。

妥協などは一切必要なく、まずはリスペクトして共存していく態度があればそれでいい。

また国家レベルの話なんてどうでもよく、個人レベルが集まって変えていけるのではないだろうか。


あるエピソード:

半年くらい前だが、昼食を終えた後、人民公園をぶらぶら散歩して、ある老人の座る椅子の隣に腰掛けた。

暫くしてその老人が上海語で話しかけてきた。訳わからないので、

北京語で私は外国人なので上海語はわからないと答えた。


老人: どこから来たのか?
私 :  日本からです。
老人: 戦争中、日本人の地区で働いていたよ。
    (途中省略)
私:  あの時代、日本は中国に大変失礼なことをしてしまいました。
老人: どの国も同じですよ。戦争だから仕方がない。
     (→その逆も有り得た)


これを聞いた時、本当に中国に居て良かったと思った。

半年経って今これを書いていても、その情景を鮮明に思い出す。

86歳のおじいさん。お婆さんは家で寝たきりという。

本当に元気に長生きしてほしい。

そして、殺し合いが無くなることを祈りつつ、

中国と日本間で何かお互いに高めあうようなことをやっていきたい。

上海ヒルズ探検


上海ヒルズ探検です。


490Mとのことですが、今は世界で第何位なんだろう。


その対面には金茂大厦(※)があります。このビルもとても綺麗。



至極之中国生活
左がヒルズ、右が金茂大厦。

タクに乗りながら撮った為、ピンボケしまくりだが、とても壮大。




至極之中国生活

そしてようやく辿り付いた100階。



外を見ると・・・
至極之中国生活
手前に金茂大厦、後方に上海のシンボル「東方明珠」。

凄い夜景だ。上海が如何にビルだらけかよくわかる。



しかし、下を見ると・・・
至極之中国生活
廊下の一部がエアウォークになっていて透けて見える。

高所恐怖症の人にはたまらん。



ワタクシの場合、日本から毎週異なるお客さんが来られて、

案内を繰り返している為、上海ツアーガイドとしてのスキルは本業以上!?

今回のヒルズも5回目。

もうとっくに飽きているが・・・


どうやら今年の正月は期間中だけ初日の出が見れる時刻の朝6時開店だったそうだ。

会社の同僚は日の出を見に行き・・・とても綺麗だったと。

今回もやるのだろうか?

・・・といっても、10年は元旦から四川省・成都に小吃ツアー(屋台ツアー)の予定。




(※)金茂大厦 : この中には世界一高いところにあると言われる隠れラウンジがあります。

ここにたどり着くには4回エレベータを乗り継ぎしないといけません。

ただ、あまりにも高いところにある為、よくガスっていて夜景がよく見えません。

よく夜景を見ながらということであれば、53階のラウンジが無難でしょうが、

ネタとしては面白いと思います。飲み物も高額です。

グラスワインが確か80元(1200円)以上だったような。

他の酒もそれくらいからです。






北京の仲間

以前、北京で仕事していた時の同僚であるFANGさんとJOKERの


バンドライブを皆で聴こう!ということで4年ぶりに集まった。


仕事やレコーディングで来れなかった子もいて、とても残念。




当時、音楽の会社に勤務していたので、北京ではミュージシャンの人脈が多い。




部署の消滅でそのまま散解となってしまったため、


ろくにお別れの挨拶もないままご無沙汰していた人もいた。




あれから、4年・・・




当時は安月給で雇っていたため、散々文句も言われたし、


仕事上で色々問題や誤解もあったが、一緒にアイデアを出し合って、


音楽コンテンツを量産していた。今では本当に良い仲間だ。







至極之中国





左からワタクシ、周格非さん(現在、牛奶珈琲というユニットで活躍中)、


mr.JOKER、趙さん(当時のマネージャー)、mr.FANGさん




当時、顔黒ロンゲで本当にジョーカーのようにおっかなかったJOKERが


短髪になり、もうすぐ一児のパパになるという・・・


FANGさんは相変わらずギャングだ。しかし、温厚。




周格菲さんの牛奶珈琲というユニットは「LASIA」という曲が一時期ネスカフェのCMに使われて、チャート上位になったこともあったし、


最近リリースしたCDもそこそこ上の方まで行ったみたいだ。


先日乗ったタクの運ちゃんが彼らの着メロをDLして使っていてとても嬉しかった。


http://www.hudong.com/wiki/%E7%89%9B%E5%A5%B6@%E5%92%96%E5%95%A1




JOKERとFANGさんのバンドは[痴人楽団]という。


北京の老歌とPOPを融合させた斬新な音楽。


某音楽会社(前の会社)のオーディションで優勝した後、


北京でのライブを中心に上海その他へのイベントにも参加しているという。


http://www.hudong.com/wiki/%E7%97%B4%E4%BA%BA%E4%B9%90%E9%98%9F




もう一人、今回は来れなかったが、作家のJACKY(楊傑)が居る。


数々の有名歌手に曲を提供し、RAP等でレコーディングにも参加している。


私は今、ビューティ雑誌を作っているが、


彼からの紹介で有名歌手の撮影をやらせてもらったり、


その他女優・モデルを紹介してもらう等、今ではこちらがとてもお世話になっている。


http://ent.sina.com.cn/y/2009-10-14/15412729825.shtml




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