ここ半年であらゆる店の閉店が相次いで、最初は「えっ、ここも?」「うそ!こんなとこも閉まるん!?」といちいち驚いていたけど、最近では「そうか…」ぐらいの気持ちになりつつあった。でもわたしにとってその場所がその程度のものでも、誰かにとってはかけがえのない場所なのかもしれない。
THホールがなくなると知ってそのことを痛感した。
楽しそうに観てくれる人たちを見渡せる高いステージが、普段はなかなか満員にはならないけれど合同新歓のときには人でいっぱいになる会場が、
そこに立つだけで主人公になれるお立ち台が、好きだった。
前のバンドの演奏を控え室のモニターで観てるときの緊張感も、重たい扉の向こうから好きな曲の出だしが聞こえてきたときの高揚感も、卒業してから行ったときの安心感もこんなにもまだ記憶に残っているのに、あの場所がなくなってしまうなんて、信じられない。
思い出の場所としてせめてもう少し長くそこにあって欲しかったし、あわよくばまたそこでライブをしたかった。
寂しいなあ、もったいないよなあ。
もっともっと誰かにとっての、わたしにとっての、大切な場所であり続けて欲しかったなあ。
いつかまた形が変わっても名前が変わっても、がむしゃらに音楽を奏でられるライブハウスが関大前に戻ってきますように。
