これからの換気、給湯、照明、家電、水と生ゴミは
専門的でピンと来ない部分もありますので
簡易に書きます
5.2換気設備計画
平成15年の建築基準法改正に伴い
事実上
全ての住宅では
シックハウス対策としての
機械換気設備の導入が義務付けられました
5.2.1換気設備計画の目的と要点
・換気設備計画は、開口部(窓)を締め切った状態においても
法で定められている0.5回/時間 以上の換気量を確保し
住宅内の空気環境を亜bんぜん描いてきに保つことを目的といsた技術です
・水回りなどに設置する局所換気は
臭気や水蒸気を排出し室内を衛生的に保つ目的があります
・冬期において
室内と屋外の温度差を利用した温度差換気を利用すると
機械換気で消費するエネルギーを削減できます
・換気を行う場合には
外気温度の空気がそのまま室内に流れ込みます
住まい手に直接外気が当たらない工夫をすることで
快適性を維持できます
5.2.2換気設備計画による省エネルギー目標
1)目標レベルの定義
レベル1〜3までの換気エネルギ削減の割合
レベル 0、1、2、3 =なし、30%、40%、60%
2)目標レベルの達成方法
手法1:ダクト式換気システムの適正化
手法2:高効率機器の導入
手法3:ハイブリッド換気システム採用
手法4:換気方式の簡略化
5.2.3換気設備計画の検討と計画上の基本事項
1)換気設備計画の検討ステップ
ステップ1:地域性や住宅の条件確認、換気方式の仮検討
ステップ2:省エネルギーに配慮した換気設備手法の検討
手法1や2 0.5回/時間以上のファン計画
ステップ3:冬期の換気方式の検討 手法3
ステップ4:換気装置の詳細決定
2)換気設備計画上の基本事項
1:換気設備方式の種類
第一種ダクト式換気(居室機械給気、集中機械排気)
第二種ダクト式換気(居室機械給気) 自然排気
第三種ダクト式換気(居室機械排気) 自然給気
第一種換気居室設置型(居室機械給排気)
第二種換気居室設置型(居室機械給気) 自然排気
第三種換気局所換気利用(集中機械排気)自然給気
2:換気設備計画の注意点
見落としやすい室内温熱環境の向上や
維持管理に関する要点を書きます
1局所換気と常時全般歓喜の関係
台所の換気扇:居室の歓喜経路を乱さないように
できるだけ同時給排気型の換気扇を用いるか
専用の給気口を設けましょう
台所換気扇は
少ない排気風量で調理に伴う汚染空気を
効率的に排出できるように商品化されています
2維持管理を意識した換気設備計画
常時換気設備は維持管理しやすい場所に設置
(天井裏などに埋設しない)
フィルターのないファン→換気機器本体にフィルター
換気装置を納戸や小屋裏に設置
3電動式気密シャッター付属機種の採用時の注意点
壁付換気扇(パイプファン)農地、局所歓喜用に設計された機種を
常時歓喜に用いると省エネの観点から注意が必要です
これらには電動シャッター付のものがあり
歓喜停止時の隙間風対策として用意されているので
開放時には電力消費しています
シャッター無しに比べて消費電力が2倍くらいになります
4給気口1および給気方式の配慮
冬期のドラフト防止のため、給気口はできるだけ高い位置に設置
居住域に冷気が来ないように輻流型(冷気が壁に沿い放射線状に噴出する形状)の
給気口の採用を検討する
3:住まい手への注意喚起
フィルターやファンを掃除しやすいようにします
埃などがたまると換気量が減り負荷もかかります
5.2.4換気設備計画の省エネ手法
先の手法1〜4ですが省略します
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住宅ではなく JAZZ系カフェ です
木造在来軸組工法の戸建住宅感覚で設計しました
大きな窓は東面です
(南北に細長いプラン)
敷地東側は3mほどの水路を挟んで国道
東側テラスは客席だったりステージだったり
厨房の換気量とトイレの換気量
客席の換気量のバランスが難しいですね
厨房の換気はその部屋だけで完結するようにして
大きな窓の給気口からトイレの排気扇へ
空気が流れるようにしています