2003年、大学に入ってすぐ
あっちゃんを好きになった
2004年、大学2年の5月
あっちゃんに思いを伝えた
フラれはしたけど
その後もあっちゃんに対する思いは
消えることはなかった
ただ、その前と後では
何かが違っていた
まさにあっという間に
月日は流れてしまったんだ
その間にあった数少ないあっちゃんとの思い出は
手相の話になってあっちゃんの手に触れたこと
学校から駅まで自転車の後ろに乗せて送ったこと
どちらとも最初で最後だったな
でも何よりも覚えているのは
僕の名を呼ぶあっちゃんの声と
大好きな笑顔だった
大学2年・・
3年・・・
4年・・・・・
月日は瞬く間に流れた
高村(生きててよかった、そんな夜を探してる)
とは
1年のときから知り合いだったけれど
一緒に遊ぶようになったのは
大学3年からだった
閉鎖的になっていた僕の心の中に
土足でズケズケと入ってきた
僕は苦痛ではなかったし
こんな僕とつるんでくれて嬉しかったし
むしろこいつとは気が合うなと思っていた
そして
大学1番の親友になった
あっちゃんとは
同じ大学で4年間過ごしはしたけれど
一緒にいた時間は
1日(24時間)にも満たないような気がする
そして
卒業式を迎えた