中学生くらいの年になるとある日突然訪れる体の変化
そう二次性徴期
男子であれば声が低くなる、体つきはがっしりとした骨格や筋肉へと変化して行き体毛が濃くなる
無情にもそれは訪れる
自分が思う性とは正反対に体を変化させてゆく
もちろん私にもそれは訪れた、体毛が濃くなってきた
声が出しずらくなってきた
身長も伸びてきた
どんどん大きくなっていく体と心の違和感
止めようがない変化に絶望したのを鮮明に記憶している。
このままじゃ本当に男の体になってしまう、こんな体になってしまうなら消えてしまいたいとすら思っていた
なんとかして変化に抗いたい私は濃くなってきた体毛を剃っていた
声が出しづらくなってきて少しづつ目立ってきた喉仏を吐くまで手で思い切り押しつぶした
合唱コンクールの練習では自分の声が気持ち悪くて歌えず
体育の授業では下にジャージを着て、水泳の授業は水着を忘れたと嘘をつき続けボイコット、そもそも学校に登校すらしなかったり
その結果私はさらにまわりから浮く結果になる
「なんで毛剃ってんの?」「喉押えてなにやってんの?」「なんで水泳一回もでないんだよ?」「なんでジャージきてんの?」
普通ならばやらない行為にまわりからは好奇の視線を向けられた
そして出た言葉は「オカマ・ニューハーフ」「きもい」「もう学校来るな」一番意味不明な言葉は「ゴキブリ」かな?ww
ゴキブリってなにww気持ち悪いって意味で言ったんだろうけど回りくどすぎるww
まぁ思春期の人間、多感なお年頃、これが普通の反応かもしれない
こうして私はまわりから避けられるようになった、いわゆるいじめってやつ?
わたしの場合、実被害(暴力)は無かったからまだましだったのかもしれない。
精神的被害はかなりありましたけどね、わたしもその多感なお年頃な人間の一人だったので。
この頃の私は自分を守る自衛策として友達だった篠田君以外とは言葉を交わさなくなっていた。
あんまりにもしつこいやつはビンタでひっぱたいたりしちゃったっけ、当時の私は自分を守るために気が強かった、周りを敵視してた
そのたびに先生に呼び出されて叩いた理由を聞かれては、「関わりたくないのにつっかかってくるから、うるさいから」って答えてた、そのたびに先生に原因を話したけれど誰がそういうことを言ってくるのかを聞くだけで状況は何も変わらなかった
私に対するいじめの現場を見ていない教師たちにとっては私はただの問題児にしか見えなかったんだろう
まわりの人間との接触を極力さけて過ごすために図書室で本を読みふけり、絵を描いて過ごす時間が多いまま時は過ぎていく
幸い図書室には人がほとんど来ることがなかったのでゆっくりと一人静かに過ごすことが出来る場所だった。
こんな状況が2年生に上がるまで続くことになる
なかなか暗いないようでしたが今回はここまで、ではまた~|´・ω・) ノシ
