先ほどバタフライエフェクトを鑑賞しました。
エンディングはハッピーエンドではなかったものの、それなりの妥協点をみつけて不幸の中の幸福という選択肢を主人公が取ったきがしましたね。
中盤からどの過去を変えても不幸な結果になるところを見ると胸が痛みましたね。
この映画の元になったのは思考実験であるバタフライエフェクト。
バタフライエフェクトとはカオス理論において、些細な差がやがて大きな差となる現象のことだそうです。
難しい言葉かもしれないけど結構みんな考えていることなのではないかな。
私は高校から大学初期にかけてよく考えていた、あの時違う行動をとったらどういう未来があるのだろうか。また、今取った行動が未来にどう影響を与えるのかということを言語化したものがこのバタフライ効果だと気づきました。
実に面白い概念ですね。
今の自分の価値や基準は無限にある１点の行動の積み重ねで成り立っているけれど、その行動を少し変えてみたらまた変わった結果になっているかもしれない。
ある点を作っているのはその前にあったある点が無数に絡み合って成り立っているけれど、そのある点もまたある点によって形成されている。いくら遡っても答えは出ないけど考えると面白いですよね。
今取る行動で選択肢が無限にあって、そこから一つの道に進んでも、次の選択肢にはまた無限の選択肢が存在している。
こう考えると今まで出会った人や経験の一つ一つが奇跡的なことですよね。
だからこそ私は今まで私に影響を与えてくれた人々を大切にし、これからも人との出会い、つながりを大切にしたい