電車での一時・・・・・。


何時も適当な時間に乗り合わせているのだが・・・・。


あるとき本もゲーム機も持ち合わせが無く、適当に辺りを見渡すと・・・・・。


ドア付近に立っている乗車客に目が行き着く・・・・・。


歳はいくつ位だろうか・・・・・、二十半ば過ぎではあるだろうか?


横顔の綺麗な方に辿り着いてしまった・・・・。



失礼とは思いながらも何と無く、魅入ってしまう・・・・。


しかしその方は特に此方を気にするでも無く携帯を弄っている・・・・・。


そうこうしているうちに、乗り換えの駅に着き進むと・・・・・・、


その方も自分の前方を歩きながら、同じ目的地のホームに降り立ってゆく・・・・・。


自分の降車駅の近い出口の車両の方へ進むと・・・・。


先ほどの麗人が目の前に立ち止まっている・・・・・。


通りすがら顔を拝見しようと、視線をずらすが・・・・・。


その方は俯いたまま、やはり携帯に夢中だ・・・・。


残念ながら、その日は全貌を見ることなく終ってしまった・・・・。