太宰治返してきてしまった
前のは何て題の小説だったか思い出せるはずもなく
覚えてるのはグット・バイだけ
あとがきから
人間失格はほとんど太宰の自伝みたいな物らしい
とある女性と心中しようと思ったが自分だけ生き残ってしまった
そこから太宰の作家としての本当の人生が始まったとか
人間失格の中の主人公は漫画家となっていた
そして人間失格を書き終えて自殺したらしい
その頃には喀血(かっけつ)があったとか健康的にもダメだったのかもしれない
そしてその頃同じく執筆してたグッドバイは途中で終わっている
グッドバイ 闇市で儲けて金持ちな中年男、初老?はあっちこっちに愛人を持っていた
がもうそろそろ歳ってんで地元から妻を呼び寄せて普通に暮らそうとする
んで、その愛人らと別れるため、闇市で知り合った担ぎ?だったか重い物持って運ぶのを仕事にしている女(今の宅配みたいな物だろうか)に妻のフリを頼み愛人らを周る事に
この女は美人だが粗野で声がハスキー?で力持ち
一人の愛人を振り切ったまでは良いがこの女が金を使いまくる
そこで男は女に一泡吹かせてやれってんで女を愛人みたくしてしまえと奮闘する
辺りで話は終わっている
次に読んでるのは
メタボラ 桐野夏生 ※メタボリズム(新陳代謝)と表札めくって最初に書いてある
森の中から話は始まる
男は何故森の中に居るのか分からなかった
しかし逃げるように森を彷徨いなんとか森を抜け道にでる
そこで出会ったのが山の中にある独立塾(ニート矯正施設)というところから逃げてきた宮古出身の美青年。
男は頼るモノが無いので記憶喪失になってしまったと告げる
青年の性格は楽観的で呼ぶのに困るってんでギンジという名前を与える
そして、じゃあ俺はジェイクって名前にしようと。
話が進む中ギンジは人の好意や世間の辛さの中、集団自殺の生き残りであったことを思い出す。
そしてギンジが記憶に苦しむ中に相対した楽天的なジェイクもまた別の場所で世間の荒波にもまれ苦しむのだった。
あともうちょいで読み終わる