情熱ワインの造り手 やりたいことに生きる30代からの転身 -2ページ目

情熱ワインの造り手 やりたいことに生きる30代からの転身

ワインとは関係のない企業で働いていた38歳が、 ワイン造りの夢をかなえるため、想い、人生の決断、 日々感じたことを通じた取り組みをお伝えしていきます。

Stage 41 ème semaine
CFA 12 ème semaine
 
すっかり日も短くなり、
肌寒くなってきました。
 
日の出 8時
日の入 19時で
 
朝出かける頃にようやく
明るくなってきます。
 
ちょっと前ですが
先々週の話です。
 
ドメーヌでは
赤ワイン、白ワイン共に樽詰めが終わり
醸造の仕事も落ち着いてきたので、
パーティーしようって(笑)
打ち上げってことみたい。
 
「日本料理にしよう!」と
 
一緒に働いているフランス人の先輩の一声
 
ドメーヌの日本大好きお兄ちゃんも
 
「大賛成!」
 
こんな機会もないので
是非っ!て
 
 
はい決まり。
 
ドメーヌ一家と
先輩とその友達
私の計9人で
 
日本食パーティーすることになりました。
 
 
日本酒も届いていたので
料理と合わせて舌つづみを打ちたい。
 
腕によりをかけて
作らせていただきました!(笑)
 
一番の悩みどころは、”メニュー”
 
食材の制限もあるけど
 
目新しさだけで、
日本料理ってこんなもんかと
思われるのは残念だし、
 
何といっても
美味しく食べて、楽しい時間を過ごしたい。
 
 
そうすると
寿司、天ぷらは間違いなく
受け入れてもらえるけれど
 
その他の料理は
フランス人の味覚に合うもので
同じような味にならないもの。 
 
甘辛いのは間違いない
でも、ちょっと挑戦もしてみたい。
 
考えた末
8品とデザート2つ
心を込めて。
 

 
先輩が午後から手伝ってくれて
飲みながら、一緒に料理。
 

 
すべての料理を全部テーブルにのせる
日本スタイルで。
 
お父さんがお箸を用意してくれたけど
はじめだけ(笑)
だれも使ってなかった。
 
 
どの料理もおいしい!!と
ほぼ完食してもらえ
 
特に寿司(マグロ、鯛、鯛の昆布締め)
だし巻き、肉じゃがが人気でした。
 
 
 
 

 
デザートだと
餅アイス(雪見大福)はマチガイナイ(笑)
 
個人的には、
寿司と天ぷら avec 日本酒
くぅぅぅぅ~って久々に唸る。
日本人で良かった~!!(笑)
 
料理と日本酒もワインもマッチしていたし
みんなの笑顔と弾ずむ会話。
かけがえのない時間でした。
 
 

 
Domaine Pierre-Guillemotは
家族経営のドメーヌで
仲がいい時も、
大ゲンカしているときもあるんだけれど
そういったものをひっくるめて
家族っていいものだなと
大切なことに気づかせてもらえました。
 
このドメーヌに巡り合えたことに感謝です。
 

 
 
本当に忘れられない
嬉しく楽しい時間でした。
 
 
今週は、ドメーヌで研修です。
雨の予報も多いので、注文の準備やトラクターのメンテナンスだと思います。
では皆さまも寒暖差で体調を崩されませんように。
 
 
---
W-0095-J