そのようななかで、元うたのおにいいさんだった方が、現在依存症を克服すべく努力しており、
再起を図ってコンサートまで開催したそうです。
地元自治体職員の奮起もあって、コンサートが開かれたそうですが、
そのなかで、
「 企画が持ち上がると「犯罪者のコンサートを開くのか」といった批判が電話やメールで寄せられた。しかし丸山さんらは「回復の支えになればいい。次に向けて歩み出してほしい」と決意し、回復プログラムの一環として実現にこぎつけた。」
というくだりがありました。
批判している人と支援している自治体職員との間に、根本的な認識のズレがあるわけですが、
その点は致し方ないとしても、別に誰がコンサートやってもいいんじゃないの？気にいらなければ見に行かなければいいだけではないの？？
と思ってしまいました。
批判している人は、地方自治体が犯罪者を支援するとはけしからん、という発想かもしれませんが、そもそも、もう刑罰を受けているわけですから（執行猶予期間中のようですが）、そのような方を一市民として受け容れる寛容さは、特に薬物犯罪に及んでしまった人に対しては必要だと思います。
いずれにしても、この自治体が、このような批判にめげず、コンサートを実現させたことは本当に素晴らしいことだ、と感じた次第です
リーガルキュレート総合法律事務所