こんにちは。 「スウェデッシュマッサージiki」のオーナーセラピスト、秋山妙子です。

スウェディッシュマッサージikiは、東京は青山一丁目
①筋肉をしっかりほぐす 「スウェデッシュマッサージ」
②深い悲しみに特化した 「グリーフマッサージ(光の雨)」
③かたく、重くなったお腹をふっくらと明るく導く 「腸もみ」
 
の施術をメインにしている小さなサロンです。
 

 

 

7月16日に入籍しました。

 

入籍したら、私の苗字は自動的に夫の名前に変わった。

仕事はしばらく秋山のままでいようかと思います。

 

画数で言えば秋山妙子という画数は、

天地外内総画、陰陽配列と、完璧なまでに凶、もしくは大凶で、

姓名判断に従えば私は意思薄弱で不安定、

飽きっぽくて何も続かず、信用を失って貧乏で孤独死するらしい。

 

それが夫の苗字になると、姓名判断の点数は少しマトモになるらしい。

私は、どちらでもいいです。名前の力に人生を支配されたくない、それだけ。

 

で、戸籍が変わると、今度は免許証、保険証、銀行口座、カード、それに紐付く支払い先を一斉に変えて行かなくてはならぬ。

 

そのためにはハンコ!

ハンコを作らなくてはいけない。実印、銀行印。

 

私の秋山ハンコは、むかーし、縁のある人から水晶の土台を頂いたのを、ハンコ屋さんに彫ってもらったもの。

透明なのは良いけど、質感が冷たい。好きでも嫌いでもない。

 

今回改めて調べてみると、水晶のハンコは運勢的に甚だしく良くないらしい。知らなかった。

なのに、かなりいけてる友達は紫水晶のハンコを使っていたり。

 

画数と同じで、人生をハンコに左右される気持ちで生きるのは、嫌だな。

 

それにしてもハンコについては諸説ある。ありすぎる。値段もピンキリすぎる。

 

ハンコ屋さんの主張もマチマチで、

「ハンコの材質は全て浄化済み」

ってのもあれば、

「象牙や水牛の動物材質は、凶を呼ぶ」

などなど、要は何を信じるか、なのね。

 

色々探しているうちに、めんどくさい程の熱量を持つ、文字ギッシリのホームページを見つけました。

墨田区のハンコ屋さん。

 

「手彫りと記載してある99%は手彫りではありません!!」

怒っている。

面白そうだ。

 

たしかに手彫りの定義は曖昧で、ステラおばさんのクッキーに書いてある「ハンドメイド」くらいの使われ方らしい。

 

そのハンコ屋さんは父の篆刻のように一から手で彫り、 「手彫りの途中経過を画像で送ります」 と書いてあった。

 

「他のハンコ屋に同じことを注文してみてください。デジカメで簡単に撮れるにも関わらず応じてくれません。機械で彫って、最後にちょっと手で修正、これを手彫りと読んでいるからです」 と、また怒っていた。

 

その割に 「画面がブレたりして、上手く撮れないこともあり、その時は送れません」 などと人間味のあることが書いてあって、好感度が上がった。

 

話がガラッと変わるけど、私の綺麗な上の前歯2本はセラミック製なのです。

中央の2本だけ焼き物なのに、他の歯と綺麗に色が揃っている。これは緻密な技工士さんの仕事。

口腔内にこれだけ精度の高い職人さんの作品が装填されているのは、とても心強い。よく褒められる。私の口には、小さい九谷焼とか、螺鈿のような工芸品が入っているのだと思いながら暮らしています。

 

そんな訳で、要は、誠実な職人さんの仕事が好きだし、そうした作品を持っていたい。

 

例のハンコ屋さん。実印で比べると、「一から手彫り」と「仕上げだけ手彫り」の価格の差は22000円くらい。

 

職人さんの手仕事代がひとハンコ22000円というのは、高いか安いかわからないけど、人権に関わるくらい安くは無いのではないかしら。

 

という事で、完全手彫りを発注しました。

 

印鑑って、大事な書類に押すだけあって、隠された物語が沢山ある。

まあ、名前の画数が凶、ハンコの材質も凶で、ここまでやって来られたのだから、モノにまつわる物語にあまり振り回されたくないな、と思う次第でした。

 

写真は夏目漱石の落款(ネットからお借り)です。

 

皆さんのハンコはどんな?? サロンで聞かせてくださいね!

 

 

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