こんにちは。 「スゥエデッシュマッサージiki」のオーナーセラピスト、秋山妙子です。
スウェディッシュマッサージikiは、東京は青山一丁目、筋肉をしっかりほぐす「スゥエデッシュマッサージ」と、深い悲しみに特化した「グリーフマッサージ(光の雨)」をメインにしている小さなサロンです。
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開業予定のあるお客様から、今度はメールで質問が来ました。
「オイルは何を使っていますか?またどこで買っていますか?」
はいっ。オイルと、タオルと、洗濯のことを書きましょう。
★オイルについて
スウェディッシュマッサージikiでは、オーガニックのホホバオイル・クリア(透明)を使っています。
ホホバオイルは黄色いままのものと、それを精製して透明にしたものがあります。
玄米、全粒粉、蕎麦粉、黒砂糖。
私は精製されていないものが好きなので(食べ物やないかーい)、黄色いままのオイルと、どちらが良いか迷いました。
しかしシーツにつくオイルの洗濯、精油を入れたときの香りなどから、クリアを選びました。
ホホバにしたのは、スウェディッシュの学校に通っているときにホホバを使っていたこと、そして酸化しにくい点から、です。
以前努めていたサロンでは、グレープシードオイルなどもっと軽いテクスチャーのオイルを使っていました。個人サロンであまりオイルの量を消費しないのにまとめ買いしてしまうと、オイルが酸化してきてしまうことがあります。
私は近畿メディカルから、4リットルずつ買っています。
本来私の施術に精油は必要ないのですが、「香りがあったほうが嬉しい」という声が多く、少しだけ用意しました。
スウェディッシュマッサージはアロマセラピーではないので、精油選びの時間は短縮したい。
こちらで用意した3本の中からチョイスしてもらっています。
オーガニック製品は、自己満足と言われればそれまでですし、国による基準の甘さなどもあって、突っ込みどころも満載ですが、私は好き。そうでないものに比べて、値段は高くなります。
オイルや精油は「オイルの沼」と言ってもよいくらい、品質から希少性、価格、エネルギーの強さ、などなど選択の沼。
アーユルヴェーダのセラピストさんでは、薬草をオイルで煮込み、施術オイルを自作している方もいます。(これは法的にもグレーで、専門知識が深くないと危険だと思います。)
でもね、名の知れているサロンでも「安価かどうか」でオイルを選んでいたりしますよ。
「オイルは1回の施術で30CCまで」
といった、経費管理をしっかりしているサロンもあります。その場合は伸びのよさが一番重要になりますし、本当にそれぞれです。
一番安価なものはミネラルオイルかな。ミネラルオイルは肌に浸透しないので却って安心だという方もいます。
★リネンについて
サロンのベッドリネンは、シーツを使っています。スウェディッシュは基本、シーツを使います。綿100パーセントの業務用、白いシーツです。
実際の寝心地はタオルのほうが気持ち良いと思います。
こだわる方は全てオーガニックのタオルで揃えてたりしますね。いいな!
これはほんとに肌感が素晴らしいんですけど、フカフカしてるのでちょっと乾きにくいかも。
フェイスタオルはビューティーガレージで買いました。
★洗濯:乾燥について
オルとシーツの洗剤はマンションの1階にあるコインランドリーを使い、洗剤はドイツの「緑の魔女」を使っています。
(画像大きすぎ 笑)
この洗剤を使っているオイルマッサージのサロンは他にまだ見たことないです。
自由が丘で美容鍼灸をしているコルセット大好き美人鍼灸師:中嶋さんが一度フェイスブックでこの洗剤のことを書いていて、わ!おなじだ!って嬉しくなりました。
コルセット?なんぞ?ガードルのこと?と思った方、中嶋先生の妖艶なコルセット姿をどうぞ。
ウエスト、ほそほそやー!
で、(気持ちを切り替えて)、
タオル類の洗濯は全て業者さんにお願いしているサロンも多いです。
クリーニングの業者さんにもよるけど、私が知っている限り、仕上がりはちょっとカサカサした感じの印象かな。
洗濯の後は、脱水されたリネンをサロンに干して帰ります。
(空調をつけて帰らないと乾いていないことがあって、焦ります)
私のサロンのリネンはシーツがメインなので、干す面積が広くないと干せません。端から端までロープを渡して、山小屋というか、舞台美術というか。影絵遊びがはかどりそうです。笑
バスタオルを多用する場合は、乾燥時間を考えたほぅがいいですね。
室内干しにするなら空調や除湿機などが必須になるかも知れません。
タオルは乾燥機にかけたほうがふんわり仕上がると思います。
以上、お客様1人につき全てのリネンを交換することを前提に書きました。
ベッドに敷くタオルを一人ずつ交換するのは洗濯が大変なので、使い捨てのシートをタオルの上に敷いているサロンもあります。
以上!何か質問あるかしら。笑
資金、こだわり、高級感。
どこにお金をかけるのか、節約するかは、「セラピストが「何を大切にしているか」、だけの話で、何を大切にしても良いと思うのです。
それが自営の楽しさでもあり、ちょっと恐いところでもあると思います。
ではでは、また書きます。施術も受けに来てくださいね!
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1950年代に作られた草木染ペルシャ絨毯とドイツの修道女ヒルデガルドビンゲンの絵がある個性溢れるサロンです。ぜひお越しください。
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