東京都は港区、青山一丁目駅からすぐのサロン。

スウェディッシュマッサージは、肘や手のひら、

拳や指を巧みに使い分け、

全身の筋肉を表層から深層へ探りながらゆるめていく、

スゥェーデン発祥のオイルマッサージです。

iki では特に首の施術に時間をかけて丁寧にほぐします。

 

先日、青山一丁目のサロン近くのお店でお昼ご飯を食べていたらば、

 

「床にこぼしたお水も全て吸い取れる、この吸引力!!」

 

みたいな音がした。

 

もっとわかりやすく言うと、

息子が小さい頃、テーブルに水をこぼし

 

、どうするのかと思ったらおもむろに尖らせた口をテーブルに乗せ、

平たくなった水をバキュームしたときの音だった。

 

(なつかし)

 

「ズブボブボブボーー・・・・ハアー・・・


 ズビボブビビビーー・・・・ハアー・・・」

 

何かと思ってそっちを見たら、私と同じくらいの歳の女性が

思いっきり食後のホットコーヒーをすすっては息を吐き、

またすすっては、息を吐いていたのだった。

 

猫舌なのかな。。。。

 

それがずっと繰り返されて、ちょっと耳障りだった。

 

うーん。。。。嫌だなあ。。。。。

 

でもですよ。

蕎麦やラーメンだったら、良いのよね、この音。

 

むしろ威勢よく吸い上げないと、


「箸でチマチマで麺を丸めやがって。

一口ずつ食べるなんて、上手そうに見えねえ。

そんな食い方ならやめちまえ」


などと、その筋の人に怒られてしまう。(誰)

 

もし私が子供の頃から


「お紅茶はちゃんとすすりなさい。

そんな静かな飲み方じゃ香りが立たないわよ」


とか、


「作ってくれた人に美味しいですって伝わるように、

もっと音を立てて食べなさい、失礼よ」


などと言われて育ったら、

 

この盛大なすすり飲みを聞いて

 

「ああ、なんて品のある人なの。ブレスも完璧」

 

などと考えるんだろうな。。。。

 

なんてことを妄想しながら、食べました。

 

上品さも美意識も、教育によって違う。

 

最近、「これが正しい」と教わったことがどんどん崩れて来て、

 

時代が新しくなっている感じがします。

 

写真は太宰治の斜陽。

 

お母様がグリンピースのスープをいただくところ。

好きなシーンです。


個人的には奈良岡朋子の朗読がベストでした。

 

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さてさて、何か刺激があるたびに、それについて考え出してしまう店主です。

 

4月もおわり。体をフカフカにして、感度が上げて。


豊かな感覚で新緑の下を歩きましょう。

 

首と頭の施術で指がゆっくり、丁寧に動き出すと、


体中の緊張がほどけて、とろける時間。

 

「体ってこんなに軽かったんだ、目がよく見える」


と実感して頂けます。そして皆さんとっても可愛い顔になります。(男性も)

 

 

青山一丁目は何気なく公園があって、けっこう穴場。

 

好きな本を持って、公園でぼんやりするのも、贅沢ですね、


おいでませーー!

 

 

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