ラジエターFanが止まらない不具合の 98緑Panda
どこかでショートしてるか?回り込み電流か?
Fanや燃料ポンプなどのリレーがボンネットの中。前から見て左側にいくつか付いている。
そのうちの手前左側の茶色のリレーが、イグニッション回さないのに動作している。
しかし、、、このPandaの電気配線図が無いので、、(あるにはあるのですが、、)
実際の部品数や、回路とはだいぶ違います。
どうも、茶色のリレーはインジェクションリレーのようですが、、、
なぜ?ソケットに差し込んだだけで、リレーが動くのかわからない。
このリレーが動くと、数秒後にリレーが戻りそれに合わせて、ラジエターFanリレー(だと思う)が動作し、Fanが回りだす。ずっと止まらない。
そこで、このリレーの内部を確認し、想像で回路図を書いてみる。
茶色のリレー内部にはトランジスタやコンデンサが入っていて、、、どこがリレーコイルにつながっているのか?よくわからない。
仕方がないので、あちこち分解しコネクターを外し、発見したリレーを外し、、、動作確認です。
ECU(コンピュータ)も外して、どうなるか確認。
このコンピュータ外すのには、左側にロック用の爪が付いているので
これを起こさないと外れません。細いマイナスドライバーを隙間からいれて
爪を起こすと外せます。
で、、あちこち配線コネクターを外したのに、、相変わらず茶色リレーが動作してしまう。結局コンピュータは関係なかった。
そこで、もう一度実態配線図を眺め、リレーソケットの裏側から怪しい端子を1つづつ外して通電したらどうなるか?確認。
すると茶色リレーの87番が2個あったと思っていたら上側はPという端子。
ここを外すと、動作しなくなった。(手書き図面では間違えて87を2個書いてありますが、本当は上側はP端子)
P端子がアースにつながっている(ショート)ために、勝手にリレーが動作していた。
そこで、裏側を見ると 青/黒 線。
たどってみると、、、ありました。
こいつです。エアコンの冷媒流量か圧を測っているようなセンサーらしきもの。
なるほど、ここにリレーのコイル回路がつながっていたんです。
(ブログでご指摘受けたのがこれですね!
エアコンの制御回路が怪しいとご意見伺ったのですが、エアコン室内機のほうをチェックしていて、これに気が付きませんでした。)
この青色線がショートしてます。(接点がつながっている?)
抜いてみると、見事にラジエターFanが止まりました。
ちなみに、不動車となった99青Pandaをチェックしてみると、通電がありません。
これが正常です。
原因は分かったのですが、、、
、、このセンサーを交換するには、エアコンの冷媒を全部抜かないといけないのか?ーー>冷媒は再チャージできるのか?
古い車の冷媒はフロンじゃなかろうか?(製造禁止?)
まあ、清里でエアコンなしは問題ないので、そのうち解決ということにします。
あちこちバラしたところを戻して完了。
そういえば、ホイールボルトが短い頭のTypeでしたので、昔使ってた頭の長いのと交換しておきます。
短い頭のボルトでは、ホイールカバーに埋まってしまい、タイヤ交換が難しいです。
試運転してきましたが、、この98緑Pandaはエンジン音が静かで、快調です。