イケラダファミリア。飽きずに作り続けてますよ。
ユニットバスが組みあがって、水回り関係を続けます。
ユニットバスの隣に、ボイラー設置しこの辺りにお湯、水、排水関係を集中して設置します。
排水は、この階の基礎工事をやったとき、、、、、1997年でしたか、、
その時計画していたとおりの場所に排水管が設置されていますので
これを生かします。、、、が、、、
この基礎工事をやったときに調べたトイレ便器の配管位置や、、、、洗濯機を置くための配管位置などが
時代とともに変わっているんですね。
25年も前の計画とは少しだけ位置関係を修正する必要があります。
また、臨時的につくっていたロフト的物置も、高さが不満なので作り変えます。
外壁に断熱材が入っているのですが、、間柱のあいだにスペースが開いているので、追加で
グラスウール詰め込みます。断熱材はたくさん入っていて困るころはないと思うので、、、、
内側面は場所により構造合板を使いますが、基本的には石膏ボード12mmを貼っていきます。
さて、給水、給湯、排水の位置をしっかりと決めて、、、
この階は床下基礎がべた基礎コンクリートで、床下暖房の蓄熱効果を期待しています。
その為に、コンクリートを床の間は空気がゆっくり流れるレベルで仕上げますので、、床高さが
あまりありません。
低い床下空間を作るのに、コロバシ床という方法と、浮き床という方法があるようで、、ここでは
浮き床というのを実験してみます。
こんな、鋼製束を利用して床受け材を支えるのですが、本来は大引きを支えるのが普通のようです。
しかし、イケラダファミリア1階の床下空間が狭いので、204材を平に受けて、空間を確保します。
ちょっと,硬性に問題ありそうですが、チャレンジしています。
鋼製束を始めて設置して気づいたのは、、、まず、床コンクリートに接着、コンクリ釘でしっかり固定してから
高さ調整し、脇のねじで受け材(今回は204材)を止めるのが良いということです。
受け材と束をしっかり止めるには、裏側からビス止めすると良いのですが、先に受け材と束を結合してしまうと、
高さ調整の際、床コンクリートを束の接着に浮く力が加わってしまい、接着不良を起こしてしまいます。
位置決めが決まったら、鋼製束をコンクリートにしっかり接着、固定し、完全に乾いてから受け材を結合するのが良いです。
高さ調整が終わったら、束の回り止めナットで調整軸を固定すると、しっかりしてきます。
204材の平受けという、おかしな構造の為床硬性がとても気になりますので、合板受け材もしっかりと入れておきます。
そうそう、昔はトイレ排水芯は後ろの壁から300~400くらいあったのに、、
最近は200mmに統一されているようなんですね。エルボで偏心させました。
構造合板を載せてみましたら、、、、、案外がっちりとした床になりました。
いかし、、やはり204材の平置きというのは無理がありますね。取り付け中の乾燥で
ねじれが起きやすく、水平を維持するのが大変です。