しばらくの間、21時に
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2020.9.28

世の中にはこんなに悲しい出来事が存在するんだと
何度も繰り返し
これでもかと味わっている2020年。

今までの「悲しい」のレベルを
軽々と更新する出来事が私自身に多発して
(芸能界の話でなく)
驚きと同時に
これまでの私はどれだけ幸せに過ごせてこれたのだろうとつくづく思う。


悲しいことや大変なことは
意識的にか無意識にかは分からないけれど
時が過ぎれば忘れてしまう方だから

今の悲しい気持ちもまた
時が過ぎたら忘れてしまうのかな。
それはそれで寂しいな。


母のことを思い出さずに過ぎる1日も
だんだんと増えてきて。

それでも母とは関係のないことで
日々悲しい気持ちになることや
知らない人に突然
思いもよらない大きな優しさを頂いて
ボロボロと泣いてしまう1日もある。


悲しいことがあった翌日に
うれしいことがあって

うれしいことがあった翌日に
悲しい出来事が起きたりする。


9月に入って
徐々に気力と体力が戻ってきているのを感じて
うれしかった。

ずっと頭に浮かぶ
「10月」と「12月」の文字。

10月にはお仕事を再開できるかもと
静かにワクワクしていた。


でもそんな風に外にばかり目を向けようとした途端
まるで何もなかったかのように平気なフリをしようとする私が瞬時に現れて
それに反発した感情が大暴れしだすから
もう少し私に集中してあげることにする。


自分の小ささに凹んだり
分かり合えなさに絶望して

分かりたい分かって欲しい
同じ温度を感じたい
全てを分かち合いたい

そんな期待やコントロールを手放して
諦めて
心のシャッターが降りたら少し楽になった。


単なる対処療法に過ぎないのだけど
深い所を見つめるHPが今の私にはないことに
素直に降参して
大嵐の日は激しい雨風が過ぎ去るのを
ただ待つのも一つの手段だと割り切ってみる。


ベランダの窓から見える空を
人をダメにするソファにもたれて
朝からずっと眺めている今日。
お休みしている間、何度もこんな1日を過ごしてきた。



きっと毎日を楽しくするのは簡単で
いくらでもいつでも
そちらに舵を切ることはできる。
そんな方法は世の中にたくさんある。

でも私はまだここにいたくて
まだここに浸っていたいのだと思う。



毎日をハッピーにポジティブに過ごすことよりも
少し悲しい景色に
癒され許されているような気持ちになる私は








軽さが大事だというこれからの時代に
逆行しているなぁと苦笑いしつつ
こんな自分を

「認める」
「好きになる」
「寄り添う」

だとどれもしっくりこないから
今はただ一緒に居てあげようと思っています。




今まで私を悲しみから救ってくれるものは
「本」だったことが多かったけれど
今回、本を読む気力も出なかったり
言葉を理解する部分が欠落してしまったような
そんな絶望の淵にいる時に何度も聴いていた曲。




BTSさんの「Stay Gold」


普段、歌詞から入ることが多い私ですが
この曲はテレビで歌っているのを聞いた時
耳障りがいいなぁ〜声が好きだなぁ〜と思い
初めてBTSさんの曲をダウンロード。

聴く度に不思議とすごく救われる感覚があって
リピートして延々と聴いていました。


それからしばらくして
「Stay Gold」ってどんな意味なんだろうと気になって調べてみたら

「メンバー自身の解説によると
『この世界にはいいことばかりがあるわけではないが、君のその輝きを失わないで欲しい』というメッセージが込められている」

という記事を見つけました。


今の私に果たして輝きは残っているのだろうかと
つい考えてしまうけれど

自覚してもしなくても誰にでもあって
私の中で輝き続けている。
強みってそんなもの。



人から言われると
プレッシャーに感じてしまう言葉でも
音楽を通して送られると
私は受け取りやすいから

神さまや私の内側からのメッセージを
必要なタイミングで歌にして届けてくれる。