ただひたすら
姪っ子を観察しただけの日記です。
この前、姪っ子メイ(小5)が
「○○ちゃんに
『ヒマだからって
LINE送ってくるのやめてよ』
って言ったんだー」
と、なんの気なしに言った。
それを聞いていた
私と妹(メイのママ)の
時が止まった…
そのあと
「え、○○ちゃんは何て??
ど、どんな言い方で??
メイのLINE、いつもそっけないけど
絵文字とか使った???」
そんな
冷静を装いつつも
全く隠せていない
私たちからの怒涛の質問攻撃に
(あ、マズイこと言っちゃったかなー)
的な苦笑いのメイ。
○○ちゃんは「ごめんね」と言った
LINEで言った
絵文字は使っていない
それからもLINEは来るけど
イヤじゃない
らしい。
なるほど。なるほど。
確かに、夏休みになって
○○ちゃんからの
「ヒマーーーー」
「何してるの??」的なLINEが
日に何十通も届いていたので
「めちゃめちゃLINEくるねー
メイは別にイヤじゃないん?」
と聞いたことがあって。
その時メイは
「全然。うれしい」
と言っていたから
需要と供給がうまくいって
良かったわねーと思っていた。
私が
「LINEを送ってこないで」
と誰かに伝える時は
ガマンしてガマンして
「私がこれを伝えなくてはいけないくらい
イヤな気持ちをしたことを
知って欲しい」
という
相手に責任を押し付ける気持ちが
どうしても入ってしまうから
勝手に
メイもそんな気持ちで
伝えたのかな?と思いながら話を聞くと
メイの「ここまで」を越えた
↓
だから伝えた
↓
終わり
というシンプルな思考にビックリ。
感情をためてためて
いつしか腐敗して
違う感情が生まれてしまってから
剛速球で相手にぶつける方法より
伝わりやすくていいなと思った。
わたしは好きだなって思った。
しばらくしてメイに
「最近、LINEどう?」
と聞くと
「LINE送ってきなさすぎ!
もっと送って欲しいのよ〜!涙」
と嘆いていた
「そんな時は
自分から送ればいいんだよ」
と教えてあげると
「そっかぁ」
と言い、早速誘って
仲良くオンラインゲームをやっていました笑
*
小さな頃からメイは
心の声が
そのまま声に出てしまう
ところがあって。
よく言えば
「素直」
言い方を変えると
「ワガママ」
「バカ正直」
「ストレートすぎる」
とも言えるかもしれない。
例えば
「あいちゃん、あのさー
あ、やっぱりダメって言うかな
どうしようかな
やっぱり今日はやめておこうかな
やっぱりいい!」
とか
夜寝る前に
「あいちゃんのお誕生日に
ひよちゃんと(お姉ちゃん)と千円ずつ出して
プレゼント買ったよー
カードももう書いたよー」
と言うので
「えー!そうなん?
うれしー!
でもそれ、
サプライズじゃなくて??」
と聞くと
「…明日には
忘れているでしょう」
みたいな。
予報?
これはまだ
かわいいからいいけど
「やだ」
「それはしたくない」
「今日は遊ばない」
「メイはやめとく」
「メイはそれ、いらない」
と言ったこともストレートに言うので
お友達と話しているのを聞いていると
勝手にヒヤヒヤすることも。
だけどメイには
「お世話してもらえる系の強み」
「許される系の強み」
があるので
メイの扱い方を理解してくれる
同じようにシンプルでストレートな
頼りになるお友達たちに恵まれているという奇跡。
ワガママの強みを持っている人は
その本質に
純粋性の強み
を持っている方が多いな、と感じます。
初っ端から愛をぶつけていた。
お友達たちとのある日の会話。
オンラインゲーム中の
メイのお友だちの
「なんか変な顔の人いるんだけど」
「あ、それわたし!」
「あ、そうなの?
なんか変なダンスしてる人いるんだけど」
「あ、それもわたし!バグった!」
という会話を聞きながら
私は一人、大爆笑。
悪気のない毒舌と
それにサラっと返すやり取り、好きだわー♡
そこにメイは
「ねー、
これどうするんー???」
とマイペースに一言。
ゲーム内で
いつも迷子になってしまって
「わーん!!!
ここどこぉ!?
もう戻れないよー!」
とパニくっているメイに
「大丈夫よメイちゃん、何か目印ある?」
と優しく聞いて
誘導してくれるお友だち。
するとメイが
「なんか、ぷあんぷあんしてる…!」
と答えて
みんなが声をそろえて
「「ぷあんぷあん??」」
と言った時も爆笑🤣
この間も
「あーもうわたし
メイちゃんを助けられない…!」
「お願い!メイちゃんに
回復を使ってあげて!」
となぜか
みんなしてメイを助けようする様子を聞いて
「なんで??」
とメイに小声で聞くと
「メイがこのゲーム、
クリアしたことがないからね」
らしい。
メイをクリアさせるために
優遇してくれるお友だちと
それをまるっと受け入れるメイ。
幸せか笑
誰かに助けてもらうことも
誰かを助けられることも
どちらも同じくらい素晴らしい
大きな喜びの1つ。
メイが今日も
のびのびと幸せなのは
イヤだうれしいたすけてありがとう
こわいたのしいかなしいおしえて
そんな色んな心の声を
素直にそのまま伝えられるメイ自身と
それを
バカにしたり否定されない空間を作ってくれる
わたしを筆頭にした
まわりの人のおかげでもある。
ゲーム内の任務が失敗した時の
「でもたのしかったからいいじゃん!」
「そうそう!たのしければいいよ!
「人生はたのしければマルッ!」
そんな小学5年生女子の話を聞きながら
平和だなぁ〜と思っていたら
「じゃ、次は銀行強盗しよう!
みんないつもと服変えてー!」
「あーどうしよう
警察行こうかな」
という会話に
1人ヒヤヒヤしながら
聞き耳を立てる伯母でした