こんにちは、池上校講師の木村美那子です。
前回の投稿では「わたし、できる!」を大切に、というお話をしました。
その「できる!」には様々なレベルや、色々な意味がありますが、少なくともこの「わたし、できる!」という気持ちは、大人が思う以上に、子どもたちの成長にとって大きな力となります。
ベビークラスでは、様々な動きに親しむこと、トライすることは面白い!と思えること、そして全身の感覚や筋力を「まんべんなく」育てることを第一の目標に、クラスをお届けしています。
まだクラスが走り出して3ヶ月(10回)ほどですが、レッスンの様子を見返してみると、子どもたちの動きのスムーズさが上がっていて、またその運動強度(回数)も向上していることに気付きます。
それはクラスのペースに慣れてきたり、ワークの内容に慣れてきた、ということもあるかと思いますが、何よりも子どもたちの「わたし、できる!」という気持ちの効果が大きいのではないでしょうか?
木村はバレエについて嘘がつけませんから、出来ていないものについて「出来ている」としたり、過大な評価をすることはありません。
ですが、出来ないことは大人・子ども関係なく「伸び代」ですから、そのような時にも、どうやったら一歩前に進めるのか、どうやったら高みに手が届くのか、どうやったらより深めて行けるのか…を共に考え、一緒にトライしながらクラスを進めていきます。
バレエに限らず、大きくなればその分だけ課題も大きく難しくなってくるでしょう。
なかなか乗り越えられない時も出て来るかもしれません。
ですが、そのような時に小さい頃の体験を生かして、こつこつと取り組んだり、色々な方法を模索したりして「ああかな?こうかな?」とトライすることに前向きな気持ちで臨める人になれたら…と思います。(木村)