相変わらずの黒い絵も、
最近やっぱり思うのは、
描きたいものって、
発表を始めた6年前からほとんど変わっていないんだよな
ということ。
まあ、僕自身、これは良いことかなと思っているけれど、
結局自分が描きたいもの、追求したいものって
ずっと変わらないんですよね。

[2006-005]アクリル絵具、キャンバス 33.3×53.0 cm
当時は、何が自分を惹き付けるのかよく分からずその像を選択して描いていましたが、
徐々になんとなく分かるようになってきたというのが、今との違い、
ということでしょうか、、
それが今の作品にきちんと表れていてくれれば良いのですが、
うん、まあどうか・・

下地を塗り終えたキャンバスを壁にかけてみると、
何かを描いた作品よりも何も描かないもののほうが
断然作品としての強さが勝っている時があります。
ミニマル好きが良く言う
「そのままでいいじゃん」というやつです。
確かにそのままが一番美しいんですけどね、
まあまあ、そんなものは随分と提唱されてきているので
とりあえず僕は、作品の強度を測る指標として、
比較をしてみることにしています。

また最近、だんだんと
作品として追求したいものが
絵では描けないものではないかと思う時があります。
僕自身、
作家は問題提起し続けるのが仕事と思っていますが、
全てをすっ飛ばして、答えにたどり着きたいという欲求に駆られることがたまにある。
なんなんでしょうね、、
まだまだ悩みの多きお年頃です(笑)