▽聞き上手への道

1.相づちの打ち方を上手に

聞き上手の最大のポイントが「相づち」。 この相づちは小さいとダメ、わざとらしいのもNG、とかなり難易度が高い。 相づちの強弱とタイミングを身体に染みこませなければいけない。

・同意&納得系の相づち
「へ~」
「うんうん」
「それで?」
「わかる、それ」
「だよね」
「なるほどー」

・話を続けさせる相づち
「それで?」
「で、で、で?」

・疑問系相づち
「うっそ」
「まじで?」
「うそでしょ?」
「なんでなんで?」

これらの相づちワードを駆使し、最終的に自分の意見を述べよう。



2.意味も無くこんな対応はしない

・いきなり否定する
「いや、それは違うよ」

・話を途中で止めて、自分の話を始める
「だよね、おれなんかさー」
「そういえばおれさー」

・簡単に結論づける
「要するに、・・・・・・てことでしょ?」

・話を言い換える
「っていうより、それは・・・・・・ってことだよ」

・相手の意見を否定する
「それは全然違うね」



3.話の質によって聞き方を変える

・悩み相談を受けているとき
基本、この場合「相づち」を駆使してとにかく「聞き」に回る。 下手に言葉をかけると傷つけたり、怒らせてしまうこともあるので、まずは「聞き」だ。 そして、「私が悪いんだ…」というように、話が自虐的な展開になったとき、初めて「聞き」から「褒め」へとシフトチェンジしていく。

「○○って、ほんとに素直なんだね」
「いや、○○はよくやってるよ」

反対にNGなのは、相手の話を軽んじるようなリアクションをとること。

「っていうか、それって考えすぎだって」
「そんなことで悩んでんの?」

・おもしろエピソード(1日の報告)を聞いているとき
リアクションは大きめで、エピソードのオチを聞くまで相づちのオンパレード。 話にオチがあった場合は「声に出して笑う」のがポイント。決して「へー」で終わらせてはならない。
間違っても、話が終わった後に「それで?」と聞いてはダメ。



4.質問を投げかけられたら?

聞かれた質問には、答えた後に同じ質問を女性側にも返す。 むしろ、女性が聞いて欲しいから最初は質問をしてくるというケースもあるので。

「○○くんって、休みって普段何してんの?」
「ほとんど寝てるかな。○○ちゃんは?」



5.聞きたくない話への対処法

例えば、前の彼氏の話や会社の同僚の悪口など、聞くに堪えない話を永遠とされている場合。 いくら聞き上手といえどもこれ以上はいい加減にしてほしい。 そんなときは、話を変えるための切り出し方を覚えておくといいでしょう。 決して「そんな話聞きたくないんだけど」なんてシャットアウトしてはいけませんよ。

「あっ! 思い出した。そういえばさー、さっき芸能人の○○がいてさー」
「まぁまぁ、うまいもんでも食ってパーッとやろうぜ。なっ!」