「家出少女は家に帰してやるべきだ」
家出少女を泊めた時、周りから散々言われた言葉です。
確かにそうかもしれません。
それが一般的な大人の対応だと思います。
でもね……
違うんだよ。
彼女達の心境を知ってしまったら、家に帰すなんて到底出来ません。
家出の原因の多くは家庭環境にあります。その殆どが、親からの肉体的・精神的な虐待です。
彼女達は、途轍も無く酷い仕打ちを受けています。最も信頼出来るはずの家族に見放され、頼れる者は誰も居ません。
ひとりぼっち。
生きるのが辛い。
もう死んだ方がいい…。
そんな絶望のどん底にいる彼女達にも希望はあります。
苦しみから逃れるための唯一の選択肢。
それが家出です。
悩みに悩んで家を出てきた彼女達に、「家に帰れ」なんて言えません。あまりにも残酷過ぎます。
でも、僕らがしてあげられることにも限界があります。一生面倒を見ることなんて出来ません。でも、少しだけ。ほんの少し、彼女達を助けてあげることは出来ます。
それが彼女にとってプラスになるかどうかは分かりません。自分にもリスクが伴います。だから、彼女を助けることが正しいどうかは分からないけど、少なくとも無理矢理家に帰そうとするのだけは間違っていると思います。
家出をすれば希望が生まれます。
バイトや家が決まるまでの少しの間手助けをすれば、自分で生活出来る様になるかもしれません。
もし、彼女が働ける年齢に達していなくても、家に帰るまでの時間を稼いであげることで、親が自分の過ちに気付き態度を改めるかもしれません。前の記事の子はそのパターンでした。
でも、何と言っても法律が一番。
未成年を泊めるのはダメですね。
ごめんなさい、もうしません。
さあ、家を出よう。