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ミナミでナンパして理想の彼女を手に入れる(闇)

「ミナミでナンパして理想の彼女を手に入れる」
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本ブログではもう殆どネタにならない「弾丸即」について、淡々と書きます。



火曜日 19:30
梅田

婚活ナンパを実施した。
結果は2時間半で7声掛け坊主。

外見ドストライクの子なんてそうは居ないし、まあこんなもんだろう。
気長に頑張ろ…。



22:00
人が減ってきたため普通のナンパに切り替えた。

コンコースとestの間の横断歩道。
信号待ちの強めギャル。

「お疲れ~。仕事帰り?」
「……」

チラ見してシカト。彼女はANAPのバッグを持っている。

「ANAP好きなん?えーうそー、どっちかというとd.i.a.が好きそうな感じやのになぁー」
「……」
「な。ほんとはd.i.a.好きやろ」
「……好きやで」
「やっぱね。じゃあなんでANAPなん?働いてるとか?」
「違うし」
「そう。でもそのコート暑いやろー。今日めちゃ暖かいもんね」
「別に」
「てか、結構幼く見えるけど、もしかして高校生?」
「今年19」
「おしい。去年高校卒業した感じかぁ。いや、それか卒業してないとか」
「……してへん」

殆どこちらを見ないし、反応もかなり悪い。
彼女はそのまま阪急梅田駅へ向かう階段を上ろうとした。

「ちょっと待って。少しだけ話そうよ」
「え」
「そんな急いでるってわけでもないやろ?ちょっと話そ」
「……ええけど」

それまでの反応とは裏腹に、打診に応じてくれた。
彼女は無言で壁際に座り込んだ。

「ちょ、狭い。俺の分も空けてよ」

肩を触れ合わせながら僕も隣に座った。彼女は少し距離を空けたが、体に触れることにあまり抵抗は無いようだ。

連れ出す前の段階で、体に触れることに拒絶をしない女性は即系の可能性が高い。

そのまま2分程たわいもない会話をした。会話が全く弾まない。

「てかさ、どっか店入って話そうよ」
「はー?」
「こんなとこで話すのもアレやん。ちょっとだけ行こ」
「ん……」

彼女は無言で立ち上がってさっさとHEPの方に歩き出した。かなり態度が悪い。

「おーい、左行こ」(カラオケがあるから)
「どこ連れてってくれるん。腕の見せ所やで」
「任せろって。てか思ったけどV系好きそうやね」
「まーね」
「俺も◯◯なら好きやで」
「◯◯いいよな!ちょー可愛い」

V系トークをしながらジャンカラが見えるところまで歩いた。

「ジャンカラ行こっか」
「はぁ?カラオケ?」
「いいやん。ジュース飲み放題やし」
「いや、いいわぁ…」
「歌うわけやないよ?ただ話すだけ。な、30分だけ」
「30分で帰るからな」

カラオケIN
受付中、彼女は一人でソファに座ってスマホをいじっていた。こっそり1時間で部屋を取った。

部屋IN
彼女は僕とかなり距離を置いて座り、タバコを吸いながらスマホをいじり始めた。主導権が握れていない。

「ケータイばっかすんなって。せっかく話しに来たんやから。そんなにポコパンしたい?」
「ちゃうし…w」
彼女が初めて笑顔を見せた。
「ポコパンは古いか。今は何?ツムツム?」
「……w」

軽い恋愛話等をしたが、彼女は会話中もシカトが多く、仲良くなれている気が全然しなかった。

「で、要件は何なん?」
「要件?」
「スカウトやろ?」
「ちゃうし。てかスカウトと思って付いてきたんかい」
「じゃあ何?何の勧誘?」
「俺は普通のサラリーマン。ただ話したいから来てるんやで」
「ふっ……」
「逆になんで付いてきたん?」
「んー……なんかおもろそうやったから。暇やったしなー」

てきとーな子だ。相変わらず態度は悪く、食い付きも無い。

「なあ、d.i.a.着とる時の写メないん?絶対似合いそう」
「んー…」

彼女がスマホで写真を探し始めた。写真を見せてもらうために彼女のすぐ隣に移動した。

「てかほんま態度ふてこいよなぁ。絶対ツンデレやろ。むしろツンツン」
「まあな。彼氏の前ではデレる」
「嘘やん。全然デレるとこ想像できん」
「……」
「デレるとこ見せてや」
「なんでやって」
「俺デレられるの好きやねん。ほら」

謎のデレさせるルーティーン。彼女の頭をこちらに寄せた。軽い拒絶。

一旦引いて、手の大きさ比べでスキンシップを増やす。

再度デレさせた。抱き寄せると彼女は無言で抱きついてきた。


全く心を開かないまま即。





行為後、カラオケを出て解散した。

虚しさを感じた僕は、HEP前の手摺に座り、大きな溜め息をついた。





『はぁ……なにやってんだろ…』