それからは毎日、会いたいの一心で、
私の心はふぅちゃんで溢れかえっていた。
私はふぅちゃんという薬がないと
生きられなくなった。
ガチ恋だと気づいた私は彼氏に別れを告げた。
毎週会わないと気が済まなくなり、まるで遠距離の彼氏に会いに行くように会いに行きまくった。
バイトをかけ持ちし、それでも足りず親には金銭面でも色々な面でも死ぬほど迷惑をかけた。
病まないで居られるのはふぅちゃんに会えている幸せな時間だけ。
時にはふぅちゃんに会っても病んでしまう時もあった。そんなすぐに病んでしまう自分が大嫌いだった。
どんなに神レスを貰っても家に帰ると笑顔になれず、精神的にも弱っていった。
優しい家族にも頻繁に強く当たるようになった。
ついには精神崩壊して高校をやめた。
でもふぅちゃんだけは私の味方で居てくれたし私のふぅちゃんへのは想いは日に日に上昇していた。
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恋愛リアリティショーの番組をよく見るのだが“片想い“というものは非常に辛いものだ。
好きすぎてもうこれ以上好きになりたくないと思ってもどんどん好きになっていく。
アイドルは普通とは違って好きになるところしかないし、そりゃあもうどんどん好きになっていく一方だった。。
ふぅちゃんが違う人に私信してる度に嫉妬で気が狂いそうになるし、でも自分に私信がきたら一日中ニヤニヤが止まらなくなるほど嬉しいし。
“ガチ恋は盲目“ ……。
私はふぅちゃんの事を誰よりも好きな自信があった。
でも不器用でふぅちゃんに好かれるような言動が出来なかった。
ある時、私とは真逆で明るい性格のふぅちゃん推しが現れた。でもガチ恋ではないらしい。
その子は私くらいにふぅちゃんのことが好きだった。
一番の嫉妬源だった。
が、
私は今、その子と交際している。
は???と思うかもしれないが
その時、私はふぅちゃんにガチ恋して二年が経っていた。
私は、
ふぅちゃん以上にその子を好きになったのだ。
私はその子に会った時、毎回のように
「君もガチ恋でしょ?笑」
と半笑いで聞いていたが、
その子はずっと私に想いを寄せていたらしい。
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【ガチ恋だけはやめておけ】
恋愛体質なヲタクに今すぐこの言葉を送りたい。
でもガチ恋したことを後悔はしていないしふぅちゃんに出会えてよかったと心から思っている。
だって、未来の旦那さんに出会えたしね!
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最後に、
アイドルにガチ恋をしてしまった君へ。
ガチ恋をやめるにはその子以上にもっと好きになれる人に出会え。
そして自分のことも好きになってくれる人に………(終)