遅くなりましたが、こないだの大阪でのいかんともライブの話。

6月6日に福島セカンドラインで行われた、「ジャイアンナイトOsaka feat.UNICORN」にですね、いかんともしがたいケダモノとボインでライブしてきたのです。
コピーバンドのクセに遠征。呼ぶ方も呼ぶ方なら出る方も出る方。しかも4年前にも遠征やってるという、どこから指摘したらいいのかわからない状態。

呼んでくれたのは、このイベントの主催者であるダイノジさんです。先月の大塚と下北沢に続いての共演。お互い、再結成に便乗したんじゃなくて昔からユニコーンが大好き。


6日の昼にレンタカーで東京を出て、ETCで1000円でスイスイ進み、夜に大阪に着いてすぐライブ。今回、事情によりキーボードの橋口くんが参 加できず、4人でのライブになってしまったんだけど、キーボードが入っていない(または目立たない)曲だけで何とかセットリストを組むことに成功。
1、おかしな2人
2、ザ・マン・アイ・ラブ
3、ツイストで目を覚ませ
4、デーゲーム
5、車も電話もないけれど
6、すばらしい日々
7、CSA
8、WAO!
9、ピンクプリズナー
10、服部

「CSA」と「WAO!」は、ゲストボーカルにあのガリガリガリクソンさん!
「ピンクプリズナー」はダイノジ大谷さんが歌い、「服部」は全員とお客さんで!って感じ。

後半はもう芸人さんが主役やし演奏に徹してればよかったんやけど、いかんとも的にも、ここ1ヶ月の一連のライブシリーズが今日で終わり、またしばらくお休みになるわけで。そういう感慨深さもあったな。
偶然にも、そういうグっとくる系の曲が多かったし。コピーバンドのライブ中に感極まるのもちょっとキモいけど、まあ許してつかあさい。


会場にはかなりたくさんのお客さんがご来場で、噂だと当日券が出せないほどの状態だったらしい。
しかもみんなユニコーン大好き人間の集まり!
しかもみんな元気! 朝までハイテンションで楽しみにかかる感じ。大阪ならではだわ、これ。「お金出した分は楽しんだるっちゅーねん!」みたいなね。
東京はどっちかというと、「お金払ったんだし、どんな風に楽しませてくれるのかしら?」っていう気分だとしたら、大阪は自分から楽しみにかかってきてる。

こっちが油断してたらブーイングがおきかねない。やりやすい反面、責任感ちゅうか義務感もデカいっす。
しかも出演者は自分たち以外はほとんど芸人さんなわけで。バンドマンのどこかスカした感じじゃ通用しません。

3時ごろから40分ぐらいDJも任してもらったんだけど、こっちの方がプレッシャーでかかったな。
最初にどの曲をかけるかで相当迷って迷って楽屋で頭を抱える。結局、ゆったり始まって途中でロックになる「看護婦ロック」でいくことにした。思いつきで最前列のお客さんの頭を「イーコイーコ」したらウケた。イケるかも。
あとはもう、PUFFYだの民生ソロだのユニコーンだの、脱線してサザンやらコンプレックスやら。おそれおおくも世界一のエアギター大地さんがすぐ後に出てくるのに自分もエアギターやったり、何でもアリな感じで。
ガリクソンはじめ芸人さんたちも盛り上げにきてくれて、大阪のお客さんにも何とか楽しんでいただけたようです。

5時前、ユニコーンの名曲たちを連発するDJ大谷さん。さすが、いろんなフェスで伝説的なステージをつくってきたダイノジ。芸人としての仕事もガ ンガンこなしつつ、音楽への造詣もめちゃめちゃ深くて、下手なミュージシャンじゃ太刀打ちできないほどの引き出しを持っておられる。
ユニコーンに関しても、ファンなればこその選曲で、会場のニーズを完全に鷲掴みですわ。楽屋と客席をウロウロしてたんだけど、その空気感にあお られて、気づけば自分もステージに上がってた。で、気づけばお客さんにあおられるままにダイブしてた。しばらくお客さんの上を泳ぐというか流されてみた。

まさかこんなイベントになるとは思ってなかったわけで、いやはや、ガリクソンスゴいし、ダイノジさんスゴいし、大阪スゴいし。



帰りの車中で、ひとつ年をとりました。
長いつきあいの連中に祝ってもらうのはいい気分です。今年もがんばろ、って思ったとたん、夜中の中央道が長野あたりでいきなり渋滞し始め、空からは雨が降ってきた。
なにこれ。何かの暗示なんだとしたらヤメてほしい。風邪もひいたし、歯も痛む。どんな一年になるというのだ!!!

大塚、下北沢と大成功に終わったいかんともライブ。
なんと6月には大阪でもやります!
福島セカンドラインです。


「ジャイアンナイトOsaka feat.UNICORN」
2009年6月6日(土) 23時30分オープンスタート
会場:LIVE SQUARE 2nd LINE(06-6453-1985)

DJ:ダイノジ/ガリガリガリクソン/美甘子(歴ドル)
LIVE:いかんともしがたいケダモノとボイン(copy of UNICORN)
チケット:前売2,000円/当日2,500円(共に1D別)
※18歳未満入場不可



どうですかこのメンツ?
ぜったい楽しいことになるので、みなさまよろしくです。


チケットは、e+などで購入できます。

http://eplus.jp/sys/T1U90P006001P0050001P002025874P0030002P0007P0010883P0491


こんな感じです。

http://garigarigarikuson.laff.jp/blog/2009/05/featunicorninos.html

大塚のイベントが終わったのが朝5時。家に帰って寝て起きて、今日もユニコーンです。

まずDJでかける曲とか流れをあれやこれや試行錯誤。今夜もお客さんはユニコーン好きばかりだと思われるので、そういう方々に喜んでいただけるような選曲を心がける。
んでベースの練習。今夜のライブでは、昨日とほぼ全曲を入れ替えて挑む。いかんともメンバーが本来好む中期~後期を中心に、『シャンブル』にまで手を伸ばす。しかし、復活してアルバムまでリリースされたんだから、もう「後期」って言い方は適切じゃないよな。まあ今は便宜上そう呼んでおきますが。

夕方からスタジオに入ってリハ。今回、オープニングアクトをやってもらうhello!というバンドの鍵盤の遠藤くんが、ユニコーンの音色を完璧に再現してくれた。マジ半端ないこだわり屋さんです。ほんとにCDと同じ音が鳴るのでびっくりです。今夜はいかんとも史上もっともホンモノに近づけるのでは?
また、今夜はゲストミュージシャンにいろいろ助けてもらって豪華なライブにしたい。一緒にシナトラというバンドで活躍したアニトラギターさんも久々に音を出す。相変わらず質の高い仕事するし、ノリも変わってない。まあ、数ヶ月前まで一緒にバリバリやってたので当たり前か。そんなに簡単に錆びるもんでもないか。
あとはお馴染み、ハミリーコンプータのドラムボーカルのマッチョ。彼の電子ドラムはいつも重宝する。今日も大活躍してもらおう。んで武蔵野妙子。シークレットライブのとき、なんと最前列でユニコーンを観たという、うらやましい奴です。コーラスで奥井香的な役割で参加。
うむ。仕上がりは上々です。あとはちゃんとお客さんが入ってくれれば。



フタを空けてみれば、かなりのお客さんの入り。今回なかなかゲストも決まらなくて正直不安だったんだけど、武道館でチラシを撒いたのも効果的だったみたい。それまで全然いかんとものことを知らなかったお客さんもけっこう来てくれてました。

23時半から歴史アイドルの美甘子さんがDJをやったのに続き、オープニングアクトのhello!が登場。主に奥田民生ソロの曲とhello!の曲をやったんだけど、カバーの選曲が渋い。「人間2」「コーヒー」「とくするからだ」って。んで最後に『シャンブル』から「HELLO」を。
自分のバンド名と同じ名前の曲を、大好きなユニコーンが出した!ってことで、『シャンブル』が出た当初、hello!の橋口くんはかなり興奮してた。いかんともの鍵盤でもある彼は、今回のライブにあたって「HELLO」だけはhello!でやりたいと、強く主張しておられたのです。その熱意に負け、というか別にどっちでもよかったので、「HELLO」はhello!がやることになりました。

セットチェンジの合間は再び美甘子DJ。蘇える勤労ツアーではいつも会場内で同じSEが流れてるんだけど(さいたまのときは清志郎だったけど)、そのなかでもみんながダントツで気になっていたはずの「証城寺の狸囃子」の英語?カバー。なんとiTunes storeで売ってました。Eartha Kittという歌手の「Sho-Jo-Ji」って曲です。
気づいてくれた人もいたみたいで、コピーバンド冥利に尽きる。しかし、本家は幕の向こう側で「ひまわり」を演奏するという、実にかっこいい始まり方なんだけど、残念ながらそこまではやりません。ホンモノとのクオリティの差に耐えられん。

というわけで、1曲目は「ターボ意味なし」。最初から飛ばしていかないところが、いかんともっぽさなのかもな。でも続いての曲「おかしな2人」でさっそくノリノリ。さっきまでのhello!が渋めの選曲で攻めたこともあり、もしかしたらこいつらも延々こういう感じかと一瞬心配させたかもしれませんが、大丈夫です。「ひまわり」もやったし。あのイントロは、ニセモノが演奏しているとわかっていても感動的だったんじゃないでしょうか。

続いて、「WAO!」にも手をつけたわけだが、本家がライブでやってるイントロのあれ、なかなかカウベルを手に取らないというくだりもコピー。ウケてよかった。もちろんサビでは「GO! マコリン GO!」なライトハンド奏法。スタジオで黙々と練習した甲斐があったというもの。
んで「薔薇と憂鬱」。自分としてはこれ最も練習した。声もできるだけEBI様に近づけるようがんばったつもり。しかしこの曲の最大の見せ場は間奏のドラムと鍵盤ソロ。橋口くん必死に練習してたもんなー。初めてコピーしたがカッコイイ曲です。

ここでアニトラギターズ先生をお迎えする。ステージ映えするたたずまいは健在。マコリンがメインボーカルで「オッサンマーチ」! この曲にはギター2本のハモリがどうしても欲しい、という話から、久しぶりにアニに声かけてみるか?ってことになった。アニはいかんとも初期メンバーで、3年前ぐらいに脱退したヤメマンなのです。
「歴史的和解です」っていうゆういちMCがウケた。ということはやはり今日のお客さんはほとんど本家のライブを体験してるってことだな。みなさんノリノリで楽しそう。やり甲斐があります。ただ、つなぎは暑い!
引き続きアニと一緒に「ペケペケ」「すばらしい日々」を。どちらも大人気曲。本家とシビアに比較したりせず、暖かい眼で見ていただけたようでありがたいです。

アニとはいったんお別れして、今度は橋口ボーカルで「CSA」。アベさんの雰囲気をいい具合にコピりつつ、どんどんテンポが速くなっていくくだりもやった。
そしてここでドラム交代。ハミコンのマッチョが4つ打ちのビートを刻み、橋口くんが手弾きでエレクトロなアルペジオ。登場したとみちゃんが歌うは「キミトデカケタ」。ただ、Perfumeみたいな声の加工は再現できなかったため、苦肉の策でヘリウムガスを吸って歌ってみた。それはそれで良しだった。

歌い終えたとみちゃんは再びドラムセットへ。マッチョは電子ドラムへ。
できるだけCDを完コピしたい!シリーズ。「パパは金持ち」から「君達は天使」の流れ。
「パパ~」のAメロのパーカッションも綺麗にコピーし、後奏のサンバのリズムも完璧。ギター~ベース~鍵盤~パーカッション~ドラムとソロを回すところも忠実にコピーし、女性コーラスも武蔵野妙子がしっかり再現。
んで「君達は天使」になだれこみ、会場はコール&レスポンスの嵐に。き、きもちいい。

本編最後は「車も電話もないけれど」!
ユニコーンの曲の中で実はこれが一番好きだな。演奏しながら歌ってしまう。なんといっても歌詞が素晴らしいからな。曲の最後はもちろん、本家が今回のツアーでやっていた、民生さんの手の動きに合わせて音量を上げ下げするやつもコピー。
本家が健在だと、比べられて怖いっていう面もあるけど、一方でお手本が健在なのでコピりやすいというメリットもあるのでした。5年もこのバンドやってきて、いつの間にかライブでコピーした曲も60曲を超え、そろそろネタも尽きてきたという頃だった。そこで奇跡の復活なわけですから、なんか変な感じです。

アンコールでは「開店休業」と「服部」を。「服部」は昨日に引き続いてやったわけですが、これ絶対盛り上がる。スカして観ていても、この曲だとどうしても拳が上がってしまうのです。
というわけで、終わってみればかなり人気曲が揃ったセットリストになったな。

1、ターボ意味なし
2、おかしな2人
3、ひまわり
4、WAO!
5、薔薇と憂鬱

6、オッサンマーチ
7、ペケペケ

8、すばらしい日々
9、CSA
10、キミトデカケタ
11、パパは金持ち
12、君達は天使
13、車も電話もないけれど

アンコール1、開店休業
アンコール2、服部


時刻は午前2時。ここからDJタイムに突入。
まずは、セカイイチから岩崎慧くんが登場。普段は実にストレートで強い歌を歌っている彼ですが、DJの選曲はかなりカオス。ユニコーン以外にも、ハッピーマンデーズやらレイジやらスーパーバタードッグやらのグルーヴィーな流れ。挙句の果てにはテレビジョンの「マーキームーン」て! DJでこの曲をかけた人を初めて見た。いい意味でやりたい放題で、フロアも大盛り上がり大会。

続いて、ダイノジさんの登場。今日は大谷さんと大地さんの2人で、世界一のエアギターもしっかりありつつ、Xでのエアヨシキまで。ユニコーンの曲も初期を中心に連射しまくりで、お客さん休むヒマない! さすがに、サマソニやロッキンなどのフェスで数々の伝説を作ってきただけのことはあります。とにかく楽しませようというエネルギーがハンパない。

というわけで、いつの間にか4時。お客さん的にはもうお腹一杯でしょう。ここで出ていくのはかなりのプレッシャー。もちろんダイノジDJに勝てるとは思ってないけど、DJが交代してあからさまに盛り下がるのだけは避けたいわけで。
曲がかぶらないように一応気をつけながら、ダイノジさんとは違ったアプローチで攻めてみた。まあ、PUFFYだったり真心だったりです。あとはユニコーンでも「ザ・マン・アイ・ラブ」だとか「オッサンマーチ」だとかをかけた。で事前に用意していたネタとして、「PTA」。TMネットワークの「BE TOGETHER」にのせて「PTA」を歌うという試み。あと間奏でのラップね。これをマッチョと練習して、披露しました。スベり気味でしたが、挑戦した勇気を買っていただければ。
いろいろかけたい曲はあったけど、気づいたらいい時間に。最後に「ヒゲとボイン」で大団円。

遅い時間までたくさん残っていただき、ほんとにありがとうございました!
ホンモノのユニコーンを観た後にもかかわらず、ニセモノにおつき合いいただき申し訳ないです。楽しんでいただけたのであれば、この上ない喜び!