大魔王 妖怪イカ女のブログ -5ページ目

千と千尋の神隠し

千と千尋の神隠しの台詞を息子が暗記しようとしているんだけ 
千と千尋の神隠しは本当に学ぶ事が沢山あると思うの。

冒頭の両親が豚になるところは
無銭飲食をしてはいけない。金を持っている客が神様な訳では無い。日本で普通に許されている客としての振舞いが全ての場所で許される訳では無い

釜爺の
「手ぇ出すなら終いまでやれ。人の仕事を取っちゃならねぇ」

リンの
「釜爺にお礼言ったの?世話になったんだろ?あんたねぇ、ハイとかお世話になりますとか言えないの?」

この辺の台詞は本当に生きていく中でとても大切だと思う。

湯婆婆の
金に対する執着心。経営者として、従業員を抱える身として、お客を騙してでも儲けようとする姿勢。ブレないパワハラ
「お客様とて許せぬ!」って言うけど、従業員3人も食べられる前に言うべきだったよね。
悪質クレーマーには早い段階で毅然とした態度で接する必要がある。

坊は
部屋に閉じ込められているけど、ネズミになって外に飛び出して成長した。子どもは多少危険があっても旅をさせ、色んな人と関わらなければならない。

クサレ神は
川や道にゴミを捨ててはいけないという事。
みんなが嫌がる客も誠心誠意対応する事で思わぬ売上になる事がある。

カエルの中間管理職の仕事っぷり。
最終的には部下である千を庇いながら湯婆婆に頭を下げるところ

銭婆の
魔法が使えるのにみんなで糸で御守りを作ってくれるところ。
金を出して買ったものは簡単だけど、
想いのこもった手作りのプレゼントって嬉しいよね。
私は好きじゃない人からは金のかかったプレゼントが嬉しいけどな。

カオナシは
千が好き千が好きと言いながら
「小娘が何を食わせた?」って怒るの。
キャバクラのお客とかと一緒だよね。
好き好き言いながら本当はバカにしてるの。

ハク様は
イケメンスカウトマンの色恋管理は恐ろしい。
しかし最後まで色恋してくれたらそれは幸せだということ。
女には「辛かったろ?」って台詞は鉄板だということ。
アイツ現世に帰ったら絶対千尋に連絡しないからな。
そういう男だ。

ちひろの両親は最初から最後までクソなのに
しっかり者の娘に助けられる。
しかし、感謝もしない。
親がしっかりしてない家庭で子供がしっかり者のパターンって多いよね。
うちの子も立派になるだろう。

そんな感じで千と千尋の神隠しはとても学べる事が沢山あるので大好きです。
1番好きなのはリンちゃんです。