行ってきたっ! | 呼吸

呼吸

人生はワンツーパンチ

年1だからね。
お金ない、仕事もパツパツ
でも
どーーーーしても行きたい。

仕事、前日にギリギリ間に合った。
お金…カプセル、泊まってみよう。
ポイントも使って¥2,000!

来られたー!

広すぎて深すぎて
導いてもらわないと
どうしたらいいのか…
な私の救世主。モーゼ。

今回は三大キングのお話。
面白かったー。

三大King
日本って三大◯◯が好きだよね〜って。
でもアメリカでも
スリーキングはスリーキングらしいよ。
チャー、原田真二、世良公則
ちょっと え? ってなったけど…


まずはFreddie Kingから。
16才でテキサスからシカゴへ家族でお引越し。
ハイダウェイがヒット。
チェスのオーディションに落ちたのは
B.B.さんに似過ぎていたから。
B.Bさんの影響受けまくりだったから仕方ない。
(クラプトンはフレディの影響受けまくりなんだとか)

【Hideaways】←演奏
これ…どの部分も
どこかで聞いたことあるような。
パーツごとに色んな曲に引用されてるのかな
色んな人がカバーしてるから
知らぬ間に耳に入ったのかな。

フレディキングといえばチョーキング
これもB.B.さんの影響か。
愛機はES-345
それから
レスポール・ゴールドトップ。
金属のピックを使っていたため
ソリッド感があった。
この人の土台には
カントリー&ウエスタンがあった。
そこが他のブルースマンとは
違う感じになるところだと。
完コピするためにはカントリーが必要と。


公園でキメキメスーツで片足上げ
変だよね、とか。

ハイウエストだよね、とか
この指はなんやねん、とか
笑いを交えつつ。


片方の肩にかけてる。
テキサス掛けっていうらしいけど
体格の小さい日本人には無理らしい。
あだ名はテキサスキャノンボール
いつもネックが折れそうな勢いで弾いていた。

【I'm tore down】
クラプトンがカバーしてる動画いっぱい。
本当に好きだったのだろう。

ハイダウェイはフィラデルという
有名な黒人が多数在籍のレーベルから発売。
が、フェデラル倒産。
手を差し伸べたのは
レオンラッセルのシェルターというレーベル。
レオンラッセルは
カーペンターズのSong for  youとかSuper star
ジョージベンソンのMasqueradeとかを
作った人で自身も歌うがソングライター、
プロデューサーとしても素晴らしい才能の
あった人。

フレディキングは三大Kingの中で
一番早く白人に人気が出た人。
白人にウケるのはギターソロ
黒人にウケるのは歌って事らしい。

【Same old blues】(

シェルターもちょっと怪しくなってきて
次に手を差し伸べたのはクラプトン。
ほぼクラプトンのレーベルだったようなRSO。
RSOから出したアルバム
42歳で亡くなった。
最後のアルバムとなった。
良いアルバムだ、って。
とにかく
色んなミュージシャンの憧れ
ブルースギターヒーローだったんだね。

てか、一人でこの長さだと
以下、数メートルになりそうだけど…
大丈夫かな(汗) 追記にしといて良かった。
人さまに読んでいただくには長過ぎる。

Albert King
この人は左利き。
後年は左利き用のギターを使ったそうだが
ずっと右利き用のギターを逆さまに持って
弦も張り替えず、そのまま弾いていたそうだ。
愛機はフライングV
チューニングが変わっていた。
E6チューニングっていうらしい。
ほぼコードが弾けないチューニングとのこと。

左利きのジミヘンドリクスは
アルバートキングを好きだったって。
もう一人、スティービーレイボーンも。
誰?私が分からないから貼っておく。
この人も
アルバートとは違う変則チューニングの人。
デビッドボウイのLet's Danceで
ギターを弾いて有名になった人だが
ホトケさんはそれを聴いて
アルバートキングが弾いているかと
思ったほどだったと。

ホトケさんの旧友山岸さんは
アルバートの変則チューニングに
チャレンジしたが
気が狂いそうになったとの事(笑)

この変則チューニング
普通より一音半も下げてるもんだから
弦がゆるゆる。
故にチョーキングが二音以上に。
この人もB.B.さんの影響を受けた人だが
左利きと変則チューニング
チョーキングでオリジナルになっていた。

アルバートキング、本名はキングじゃないのね。
B.B.さんにあやかってキングと付けたと。
んで、愛機に名前付けるB.B.さん
愛機の名前はルシール。
アルバートキングも名前付けた。
名前はルーシー (ルーシーって!)

King of the blues はB.B.King
King of the blues guitar はAlbert King

幾つかのレコード会社の後、Staxへ。
それまでは単発のヒットはあったものの
なかなか売れなかったが
スタックスが良かったのは
作詞作曲チームがあり
バックのミュージシャンも優秀(ブッカーT&MG's)
ちゃんとアレンジもしてくれる。


なんか見たことあるジャケット。
売れたんだね。
このジャケット、不吉なものばっかり。
あ、そういう意味なのね!(知らなかった)
サイコロ1のゾロ目はスネークアイといって
博打で1発負けの目らしい。

【Born under a bad sign】

ここで休憩タイム。

Don't throw  your love on me so strong
曲の解説を。
そんなに強く君の愛を投げ付けないでくれ
勝手な彼女に振り回されてる男の歌。
けど、そんな彼女が好きなんだから仕方ない。
あ〜、一言でまとめた(笑)

スタックスは音楽的なレベルが高かった。

で、ここで笑いの時間。
なんで花くわえてるんでしょうねぇ
フラワームーブメントの影響かなって。
この時代に白人の人にもウケるようになり
フィルモアウエストっていう所で
ライブができるようになった。
クリームやジミヘンが出てきた頃のこと。
この頃、白人の間ではブルースが
ブームになっていたが
黒人の間では流行りがニューソウルに
移行していた。

【Cross cut saw】
曲の解説がアダルティだった(苦笑)

ルーシーがちっちゃく見える。
バランス悪いし、なんか長いし
弾きにくい!とご両人。
とにかく独特なギターを弾く人だったと。

で、話は段々B.B.さんへ

ホトケさんもギターに名前を付けたのだとか。
「静子」
一同爆笑。静子って!
お母さんの名前らしい(笑)

関係ないけど
私がギターを買う時は(買わないけど)
どれにするか、ずっと前から決まっている。
黒のレスポール、真っ黒なヤツ。絶対。
名前はどうしよっかなー( ´艸`)
(買わないけど 笑)

話、戻る。

皆の憧れだったB.B.Kingだけど
B.B.さんにも尊敬する人がいた。
Tボーンウォーカー
(あ、アルバム持ってるよ!一枚だけ)
(そういう順番なのね〜!!)
Tボーンウォーカー
モダンブルースギターの父、元祖。
若い頃はダンサーだったとか
なるほど〜。
故にリズム感抜群。
B.B.さんはTボーンさんに憧れて
ギターを始めたんだとか。

えーと、メモに「ストーミーマンデー」
と書いてあるけど…なんだろう?
検索検索。
あ、Tボーンさんの代表作って書いてある。

B.B.さんは歌も上手かった。
ギターを弾かずに歌う時代もあった。
歌が一番ギターは二番って感じだったので
白人に、なかなかウケなかったのかな、と。
一年中ずーーーっとライブばっかりで
何人もの奥さんに逃げられたって
そういえば前回聞いたっけ。
365日中の300日だって!
ホトケさん、13連チャンで
ライブされたそうだけど…
いや、それもすごいと思うけど。
(エース中村さんは7連チャンだっけ?
それもすごいと思ったけど
上には上がいるね)

【Beautician blues】
髪結の亭主?
男性から見ると憧れみたいなとこもあるのかな。
女性から見ると「ないわー」って思うよ。
私が結婚してた時
旦那さん半年以上無職だった。
しかも借金あってね、嘘でしょ!?
アナタハタラクキアルンデスカ?
言わないけど思ってたよ「ないわー」
これがまたノリノリな曲でねぇ
腹立つわー(笑)

B.B.さんが昔、来日した時に
ホトケさんは前座をやったそうなんだけど
楽屋でKeep on singingって言われたって。
それが間違いの始まりだったって(笑)
でも次に会った時には自分の事
覚えてなかったって。
でもホトケさんの元カノはアメリカで
B.B.さんにお金貸してもらった事があるらしい!
「返してね」って言われたって(笑)
それは冗談だったらしいけど。
「俺が覚えてるのは、綺麗な女の子と
いいギャラをくれた奴だけだ」
だそうだよ。

ギターはES355
あれ?335ともメモが…
345とも書いてある。あれあれ?

Beale Street Blues Boyを略してB.B.
Kingは本名なんだね。
親戚にブッカホワイトという
スライドギターが上手い人がいて
B.B.さんもスライドをやりたかったけど
上手くできなかったんだって。
それで独特なチョーキングに
なったんじゃないかって。

【Thrill Is Gone】
この辺から白人の人にもウケだしてヒット。
グラミー賞を受賞。
画像が見付けられないけど
賞をもらってめっちゃ嬉しそうなB.B.さんの写真が…
ステージで必ず歌う曲。
彼にとって大切な大切な曲だったのだろう。
ある時、ホトケさんは質問したそうな
そんなに毎回やって飽きないですか?って。
B.B.さんの回答はこう
「君はそれを聴いて飽きるかい?
この曲が俺を世界に導いてくれたんだ。
もしも聴いてる人が飽きてるなら
それは俺の演奏が悪いせいだ」
カッコイイね。素敵だね。

幼い頃、日の出から夕方まで
綿花畑で働いていた、
学校にもろくに行けなかった少年が
グラミー賞を。
底辺から頂点へ、すごい人生。
生きていれば色々あるけど
この人たちに比べれば
まだまだ生優しい。
ブルースを知って良かったと思う。
ブルースとは、そういう音楽なのだと。

【Everyday I have the blues】(Written By Peter chapman)
この曲はB.B.さんの曲ではないけど
ライブで、いつも一曲目にやってた曲。

アンコール
【Guess who】
なんかイントロから…
初恋を思い出すような
ハートがチクチクする感じ。
せつないね。

帰り
ごはん食べないとな。
勇気を出して入ったお店。
ひょんなきっかけで
マスターやママさんとも
音楽のお話ができて楽しかった。
じぁあソレ(音楽)かけましょう♪ って。

道すがらの変なオブジェ?
なにこれー?こわ…(汗)

やっちゃえー
行っちゃえー
命短し…何する乙女?


あー、来て良かった。
なんか充実感。