ブルーズ講座 | 呼吸

呼吸

人生はワンツーパンチ

長いので読まなくていいです!
自分用メモ。


行ってみた。
ホトケのブルーズ講座 vol.21

これね、行きたいとは思いつつ
どうしよっかなー、と
予約したのはまだ二、三日前。

席数が少ないから
指定席になるらしい。
予約が遅かったから後ろの方だろうな。
全然分かんないし、聞けたらいいっす。


お店の人が席まで案内してくれる。
こ、ココ?
なぜ……( ̄ー ̄;
一番前。

よく見えるけどもー!
いや、そういう事じゃなくてー!

全然分かんないくせに
ツレもなくのこのこやって来るのは
私くらいと予測。
なんかキンチョーしてきた。

お客さん、続々と。
平均年齢高いな(笑)

講座って事で、メモった。
残しておかないと忘れてしまうので。
2時間分を書くつもり。
はい、長〜くなりそうなので
サーっと下にスクロールするか
スクロールするにしても長すぎるよ。
戻るボタンでどうぞ!

以下自分用メモ

先に公開された映画「Side men」を柱に。

こそっと。

ハウリン・ウルフのバックのギタリスト
ヒューバート・サムリンが入った頃は、ジュディ・ウィリアムスというとても上手いギタリストがいて、ヒューバートはリズムギターしかやらせてもらえなかった。駆け出しの頃。
しかしウルフはどこへ行くにもヒューバートを同行させた。

Spoonful / Howlin' wolf (演奏)

イギリスでブルーズのブームが起こる。
ロンドンセッションにもヒューバートを同行させた。その時に出たアルバム「ロンドン・セッション」つまらん企画モノだから買わなくていいって(笑) 色んな人が参加してるし演奏は悪くない、でもウルフはやる気ない、チェスのウケ狙いの企画が悪い。
(ウルフは体調が悪くてこのセッションの間に倒れたって、私は何かで読んだような気がするけど…)

次に出た「Chenge my way」これはいい。買った方がいいとのこと。

Killing floor / Howlin' wolf

この頃はマディ・ウォーターズとハウリン・ウルフが二本柱。ウルフのカジュアルな雰囲気に対してマディはスカしてた。バンドも厳しかった。
黒人のバンドマンは結構、お金で動く。ヒューバートもお金を積まれてマディのバンドに入った事があった。が、戻ってきた。

ウルフはバンドメンバーのギャラを少しずつ引いていた。ピンハネだと思われていたのだが…
ウルフの死後、バンドメンバーの家族にお金が配られた。ウルフが亡くなればバンドメンバーは仕事がなくなる、ピンハネではなく、その日の為に貯金していたのだ!
ウルフ、なんていい人。
ウルフが亡くなってから、ヒューバートはアルバムを出した、が…歌が下手であった。
ギターが超絶上手い訳ではなかったが、印象に残るギターを弾くギタリストであった。

マディ・ウォーターズのバンドのピアノ担当
オーティス・スパンが抜けた後に入ったパイントップ・パーキンス。
オーティス・スパンとロバート・ロックウッド・ジュニアの二人が出したアルバム「Otis spann is the blues」は“絶対買い”らしい。一万くらいなら買った方がいいらしい。

ロバート・ロックウッド・ジュニアはロバート・ジョンソンの義理の息子。ロックウッドのお母さんが再婚したのがロバジョンで、幼少の頃にギターを教わったそうな。ギター名人。

Blowin' blowin' /   
って言ったと思うけど定かでない。誰の曲?

1970年代にはブルーズのブームが終わっていたが、マディ・ウォーターズの「ウッドストック」は良いアルバム。

マディのドラム、ウィリー・ビッグアイ・スミス。
ウィリーとパイントップ二人で出したアルバムはグラミー受賞。97歳の受賞。
映画Side menでグラミーを受賞したウィリーが、「貧しくても、音楽は楽しくなくちゃね」と言ったことが印象的だと。

I feel so good / Muddy waters

当時、サイドマンはアルバムにもクレジットされなかった。
フレディ・キングのアルバム「Sings」のドラムが良くて誰なのか知りたかったが、クレジットがない。後に判明したのはフィリップ・ポールという人で、キングレコードではほとんどこの人がドラムを叩いている。

I'm tore down / Freddy king

コンピレーションアルバム「Blues in D natural」のクレジットの画像を例に。
G:UNKNOW  ←この表示多数
「ギタリストは誰だか分からない」この頃のサイドマンはこんな扱いだった。
60年代半ばから少しずつちゃんと名前が出るようになった。

B.B.King のアルバム「Live in cook county jail」にはクレジットがちゃんと出ている。1970のライブアルバム。

Everyday I have the blues / B.B.King

ブルーズマンにはそれぞれ特徴というか癖があり、普通12小節で完結するところを11小節で終わる人がいたりするのだが(ジョンリーフッカー)、B.B.さんは突っ込んでいく(テンポが早くなる)曲が多かった。
ドラムスはソニー・フリーマンという人だが、セッションでは絶対にできない、バンドの阿吽の呼吸があった。突っ込んでいったものを間奏最後のドラムロールで元のテンポに戻す技はさすが。

B.B.キングはバンドメンバーを大事にするいい人だった。他のミュージシャンでは、メイン一人だけ飛行機で移動する事もあったが、B.B.はしなかった。ホテルも皆と一緒。移動も一緒。時には移動車をB.B.さんが運転する事もあったらしい(笑)
すごくいい人。

The thrill is gone / B.B.King

(B.B.さん、まだちゃんと聴いたことないんだけどこれ聴いて、あ、公平さんの曲って…って思った。きっとすごいリスペクトしてるんだね)

しかしね、B.B.さん、年間で300本もライブやるらしいんだ。残りの60日でレコーディングもしたりするっていう…
5回も結婚したけど、ツアーばっかりやってるから嫁さんが逃げて行くらしい(笑) そりゃそうだ、ずっといるのも困るが、いなさすぎるのも困る。

フロントマンは一番前で演奏する。
お客さんはよく見えるが後ろはあまり見ていない。ドラムの人はいつもフロントマンの背中を、バンド全体を俯瞰で見ている。
バンドの要だと。

世の中の、ほとんどの人はサイドマンである。
社員の業績は社長の業績、一社員の名など残らない。

ストーンズやビートルズのジャケ写、横並び。
フロントマンが前に出たりしない。
「四人のバンドなんだ」という主張があるのだろう、とのこと。

ところでブルース・ザ・ブッチャー、今度アルバムが出るそうなのだけど…
アール・パーマーっていうドラムの人が演奏した曲だけを集めてカバーしたアルバムなんだって。
なんちゅうマニアック且つ私的趣味のアルバム(笑)←沼澤さんが演りたいって言ったらしい。

I play the blues for you / B.B.King
あれ?これB.B.さんじゃなくてアルバート・キングだった?

(こんな事言われたら溶けちゃうよね 笑
イントロから歌詞まで全部ロマンチック)

Guess who? / B.B.King

ライブが終わって帰ろうとしたら
入口にホトケさんと森さんがいらっしゃる。
そーっと通り過ぎようとしたが、
「ありがとう!」右手を差し出すホトケさん
うわ、「あ、ありがとうございました!」
無事握手をして帰ってきたのであった。







以上!