『お互いHappyになれるようWin×Winでいきましょう』


そう言われると、私には、こう聞こえます。


『私がトクだったらそれで良いんですけど、アナタが損してるように思わないよう、見た目の体裁は整えときますね』


『お互い儲けて良くなっていきましょう』


そう言われると、私には、こう聞こえます。


『私が儲かるように設計しましたので、アナタはそれを支えて下さいね』


元々『お互いに・・・』なんて思っている時点で、自分の損得優先ですね。

『Win×Winの姿勢でいつもやっているのに、損ばっかりや』という場合、それは自分が『自分の得』しか考えていないからそうなるんです。


『たとえ自分が損しても、相手(お客様)の為に、一丁、やったるか』と損得抜きで、全力投球しているうちに同じような思いで人に接する人と出会った時『Win×Win』になるんです。


世間では、こう言うと『その自己犠牲の精神は立派やけど、それでは商売にならんで。それはボランティアや』っていう人が多数派でしょう。


昔の近江商人は

『損して得とれ』とか

『先義後利』とか言い続けて、最終的に

『三方よし』として『売り手よし、買い手よし、世間よし』を創り上げてこられたんです。


私も共感しますね。

50歳を超えて、ようやく。


もし、相手(お客様)と上手く関係が築けず、悶々としているなら、一度、心から相手の為に!!でやってみてください。

意外に人の思いや心は伝わるものです。


自分から始まり、相手に伝わり、最後、また戻ってくる


これが『Win×Win』の本質でしょうね。