医療事務員の独り言
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月初め

毎月初めは、前の月の医療費をまとめる明細書の作成が恒例行事。

うちは大病院ではないので、1~2時間の残業で済むが、大きなところになると、夜中までの残業も不思議ではないとか。


明細書を作るだけならコンピューターがしてくれるのだが、それをチェックするのが手間がかかる。勿論通常の診療もあるわけで、チェックに専念するわけにもいかない。

しかも4月といえば…そう、新入社員や入学時の健康診断が大量に行われる時期で。


ちなみにこの健康診断。
「普通の健診で…」
「一般的なやつを…」
などと言った経験のある者はいないだろうか。

この健康診断、実は一般的…というのは一概には言えないものがある。法定項目と言って、最低限定められたものはあるが、業者によって実施するものは様々。

代表的なものが、
■身長、体重、視力、聴力、尿検査などの基本的なもの。

■胸部レントゲン
■血液検査
■心電図
などである。

なお、業者によっては、これ以外に便の検査や、胃の検査、肝炎の検査や、麻疹風疹の抗体検査などを実施するところもあるので、会社から健診を受けるよう言われた時には、何の検査を受けるのか、また、費用は会社が負担してくれるのか(領収書が必要な場合も)など、事前に確認をしておくと、健診当日スムーズに実施することができる。

そして重要な費用についてだが、保険が効かないため、医療機関によって差が大きい。電話などで料金を聞いておくと良いだろう。