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選手としては、遅いチャレンジだけど、
やる気には感服!
すごい投手だと思う。
怪我の不運にもめげず
こんな事を言っています。
「やるか、やらないかですよ、人生は。
やればそれだけのものが返ってくるし、
やらなければそのままですよ。」
もんくばっかり言っている私なんかは、
少し衝撃を受けました。
行動が伴わなければ。
不言実行、アイデアだけでは、儲からない。
- 内山 ともや, 溝辺 大介, 高田 歳三, 発明学会
- 発明・アイデア成功術―億万長者も夢じゃない!
発明は芸術だ!2
「継続は力なり」言い尽くされた言葉ではありますが、発明の成功には、絶対条件です。
よく、「棚ぼた式に発明で儲けた人がいる。」と聞きますが、そんなことはありません。
長年の経験が、導き出した結果が儲けに繋がったと言うことでしょう。
もちろん、まぐれにはあります。
宝くじで3億円当たった、なんてことと同じたぐいの人です。
この様な運のいい人と同じように考えて、私も発明で大儲け、なんて考えている人、結構多いですが、結果、すぐあきらめてしまいます。
損をする前にあきらめるのでしたら、まだ良いのですが。
出願費用、試作費用にお金掛け、やめてしまう人は損だけが残ります。
何が言いたいかというと、物事は、一長一短に進まないと言うことです。
私のところに、メールや直接の相談で、「発明した物見てください」と言ってきますが、
それが2~3ヶ月もすれば、何かあったの的に、忘れている人が多いです。
半年続けば、「おや!」と思いますが、1年ではほとんどいません。
1年以上、コンタクトが続く人は、必ず発明で何かしら儲けています。
私の経験から、やはり、「継続は力なり」でしょう。
- 豊沢 豊雄
- アイデア・著作権を買う3500社
- 田口 元
- アイデア×アイデア
- 山本 敏夫
- ちょっとしたアイデアをお金に変える本―金の成る本
セレンディピティ、聞いたことありますか?
これは偶然発見し、すごい発明した時、良く使われる言葉で、予期せぬ贈り物などと言われます。
今までにすごい発見、発明はこのセレンディピティの恩恵に預かった物です。
では、このセレンディピティの恩恵に預かるにはどうしたらいい?
自分が求めている事柄をずっと探し、それを意識することによって「前景化」(foregrounding)して見えてくる。
それは元々そこにあったかもしれないものなのですが、意識し続けることによって得られる、それが、突然意識化します。
何かを意識して散歩すれば、町の様子が違って見えるようなものです。
求め続けることが重要で、アイデアがでないのは、このことができないからです。
ただし、これをしたからと言って、必ず得られると言うことでもありません。
それは頭が固い人、自分に都合の良いことしか受け入れない自己チューの人、楽なものの見方をする視野が狭い人では、得られないと言うことです。
ものの見方で、良くも悪くもなると言うことです。
映画 「ジャンヌダルク」で、
「お前は真実を見たのではない、ジャンヌ。自分が見たいものを見たのだ。」と言うせりふがあります。
アイデアを自在に出せるようにするには、自分の固定概念、わがままだけで考えず、静かに周りの状況を判断しながら考えると自然と浮かぶものです。
皆さん、上で言っているような、「ジャンヌダルク」に成っていませんか。
- 富樫 康明
- わくわく発想術―アイデア・名案のコツ教えます!
- アリン フリーマン, ボブ ゴールデン, Allyn Freeman, Bob Golden, 野中 邦子
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しばらくブログが書けませんでした。
開発・発明のコンサルタント業が忙しく、また少し手抜きもあったかも?
暇になったわけではないのですが、忘れられそうなので?
少し頑張ります。
発明は簡単と何時も言っているのですが。
簡単でも少し努力はしないと出来ません。
私は寝る時に、いつもひらめくことがあり、良いアイデアは朝まで記憶しているようです。
それに対して、朝にはすっかり忘れていて、何日か後に、思い出し、な~んだ、大したことない、という物もあり、朝忘れている物はやはりあまりパッとしない物が多いようです。
しかし、これとて後に何らかのきっかけを作り、良いアイデアが浮かぶこともあり、あまり捨てた物でもありません。
でも、アイデアから先に進めるにはやはり努力が要ります。
そう簡単に事は進みません。
色々試行錯誤の上、できた時の喜びは、当事者にしか味わえません。
アメリカの歌手で、ドリーバートンが言ったコトバで、
「虹を見たければ、雨を我慢しなくちゃね。」
私は、苦労している時、これを思い出して、虹が見えるのを楽しみに、取り組むことにしています。
考え方を少し変えれば、気が楽になれ、また良いアイデアも浮かびますよ。
皆さんも、行き詰まった時、この言葉を思い浮かべれば、すこしは癒されるかも。
- 田口 元
- アイデア×アイデア
発明製品は、現場から、そしてその製品を使う人に対する愛情と優しさが不可欠と、以前に書きました。
これは、一つのヒラメキから受け入れられる製品、市場での魅力ある製品は、技術力だけで創るのでなく、マーケットが大きく関係しているからです。
市場で広範に受け入れられて製品は、ソニーであれ、トヨタであれ、またケータイであれ、技術力でだけで勝ち得たものではなく、殆どがマーケティング力の結果です。
マーケットが製品を作り、成熟したマーケットは、さらに新たな製品の要求が生まれます。
このことを抜きに、何か良い発明は、何か良いアイデアは、を考え続けても結果は見えています。
発明品の評価は、人ではなくマーケットが評価します。
ですからマーケットを抜きにアイデアを考えても、良い発明には成りません。
つまり売れない発明と言うことです。
これは、町の発明家が陥りやすい、自分の発明に酔い、自己陶酔してしまい周りが見えなく成る事が多いからです。
マーケットは、愛情と優しさを要求し、感動によってさらに飛躍的にマーケット力がでることを認識して開発を考えます。
そこでアイデア、発明に行き詰まると、表題のように、アイデアの出し方はマーケットに学んで見ては如何ですか。
では次回に
- 富樫 康明
- わくわく発想術―アイデア・名案のコツ教えます!
- 西川 りゅうじん, 中本 繁実, 全国ホンネ公募委員会
- あれば買いたい!まだない商品欲しいサービス―なぜないの?作らないの?厳選!200アイデア
- 藤村 靖之
- さあ、発明家の出番です!
- Glenn Doman, Janet Doman,
- 前野 律, 人間能力開発研究所
- 吉岡 憲章
- 1年で儲かる会社にしようじゃないか!
似て非なるもの、発明と発見の違い。
法で言うような定義はさておき、発見は単に見つけただけ、宝石の原石みたいに、
発明は、ヒラメキから考え出し、効果的に使えるものとして現実化したものです。
わかりやすく言えば発明は、発見、ヒラメキから一歩進めて具体化した商品、
当たらずも遠からずではないでしょうか。
また、日本語に「美しい」と「きれい」という言葉があります。
この二つの言葉も、似て非なるものがあります
「きれい」は、汚れて「きたない」につながり、「美しい」は、汚れてもそれなりの味わいがあります。
例えば、アンティークの家具は、汚れていても、その時代の味わいがあり、美しく見えます。
ところが、新しい家具ではどうでしょうか。
新しいときは、もちろんきれいですが、時とともに汚れてきます。
そして、きたなくなっていくのです。
これらから、何を理解したらいいのでしょうか。
いつもの生活では、言葉の表現とかものの見方を表面的な見方しかしてないような気がしませんか。
しかしその言葉の表現とか、現実のものの見方を少し目先を変えれば、違った物の見方ができます。
何時もそんな風にものを見てられない、と言われればそうですが。
でも、これが発明のヒラメキに繋がります。
アイデアが出ないとお嘆きの貴方、こういうことからも「気づきは」はみがけます。
では次回に
- グレン ドーマン, ジャネット ドーマン,
- 内藤 貴雄
- 勉強嫌い、集中力のなさは「眼」が原因だった
- ―アメリカで開発された脳力活性プログラム
- 富樫 康明
- わくわく発想術―アイデア・名案のコツ教えます!
町の発明家を目指す人に一言、貴方はすばらしいアイデアが出ますか。
それとも出ませんか、少しくらいは出ますか。
アイデアが出ないのは、逆に考えると良いのかも知れません。
町の発明家で、大儲けしている人を見て、私もとなるのでしょうが。
私の知っている限り、儲けている人は一握り、後、ほとんどの人が発明貧乏をしています。
試作品を作り、高い特許出願料を払い大変な目に遭っている人たくさん知ってます。
そんな時、出来るだけ安く上がる方法を伝授してます。
だめ発明をだめだしすると、余計にがんばる人が多いですから。
アドバイスしている間に、だめさを感じあきらめる人、結構多いです。
結論から言いますと、下手にアイデアを持つより、アイデアが出ない方が良いのかも知れません。
泳げる人と、泳げない人を比べると、泳げる人の方がおぼれる確率が高くなるそうです。
全く泳げない人は、海に近づかないですから、溺れようがないってことですか。
泳げる人は過信が先立ち、返って溺れてしまう。
オリンピック級の水泳選手だって、水泳途中で内耳に水が入ったりすると、突然方向感覚が無くなり沈んだり、失神したりして溺れることがありますから。
返って水に近づかない方が良いのかも知れません。
アイデアも同じかも知れません。
ですから発明貧乏にならないためには、アイデアが浮かぶと、先ずお金を掛けないでうまくいくアイデアを出してください。
そのアイデアが出れば、発明貧乏に成らず、発明で成功できます。
発明で儲けた人は、多くの人が実践してますよ。
ではまた次回に
- 西川 りゅうじん, 中本 繁実, 全国ホンネ公募委員会
- あれば買いたい!まだない商品欲しいサービス―
- なぜないの?作らないの?厳選!200アイデア
- アリン フリーマン, ボブ ゴールデン, Allyn Freeman, Bob Golden, 野中 邦子
- 世界のアイデア商品50の秘密―
- ひらめきでビジネス・チャンスをつかむ
ヒラメキの発明は、以前にも書きましたが経験から生まれます。
一つのヒラメキが、世界に発信される大発明となる事があります。
そのような大発明は、たくさんの経験と深い探求心の継続が必要です。
また、何かをテーマに考えているときのヒラメキが、日本で話題になるような中程度の発明もあります。
普通のヒラメキで、発明には成らないかも知れないけど、その人にとっては発明として数えられる発明もあります。
この三種類のヒラメキからの発明は、共に経験の多さと、その深さの差にあります。
そこで経験からヒラメキに結びつく瞬間はどのようにして生まれるのでしょうか。
それは、思い出し力です。
経験によって脳のメモリーに蓄積された多くのデーターから最適なデータを選び出す力です。
(この思い出し力については、改めて書きます)
ここで発明が経験から生まれ、そしてそのヒラメキは思い出し力によって表に出てきます。
つまり、ヒラメキは、思い出し力によって経験の多さと、その深さの中から選び出されたものなのです。
また、人と人との信頼関係ですが。
人が人を信頼するのに多くの時間を必要とします。
ここで信頼関係で、信頼までにたどり着く時間から分けると三つのパターンがあります。
一つ目が学校などの、先生、恩師です。
二つ目が親友です。
三つ目が普通の友達、単なる顔見知りです。
この人間関係で、信頼までにたどり着く時間が、先ほどの経験に共通してきます。
そこで、人を信頼できるまでの時間で見ると、
一つ目の学校の先生、恩師が一番早く信頼関係にたどり着きます。
先生と接する時間は、中学、高校共に三年間です、そして短いと一年間しかない場合もありますが、恩師になったりします。
これは、本来、先生は信頼できると言う基本的なものが、記憶されているからです。
(最近は、信頼できる先生が非常に少なく、犯罪にまで手を染める現状では、今後は当てはまらなくなるかも知れませんが、過去はそうでした。)
その記憶から、生徒に対して一言で信頼関係が生まれたりもします。
もっと早く、信頼関係が生まれる場合もありますが(戦友がそうです。)特殊な事情なのでここでは省きます。
二つ目の親友はどうでしょうか。
一年やそこらで、本当に親友になったりするでしょうか。
うわべ上は、親友と言っているだけの人もありますが。
やはり長い付き合いで、培ったお互いの気持ちが、わかるようになって初めて、信頼関係が生まれ、親友と言い合う仲になれると思います。
その信頼関係が、生まれる瞬間は何でしょうか。
それは、その人の経験の中から、自分のこと、相手のことを比較しながら少しづつ共通点を見つけ、本当に信頼できるのかを、無意識のうちに日々探っています。
それを基礎に、ある日、何かのきっかけで、急に信頼関係が発展し、親友に変わります。
このように自分の経験から、相手の行動と言動を無意識の思い出し力で比較して、少しずつ近づいていきます。
また、先の例よりもう少し早く親友になれることもあります、それが心の中のヒラメキです。
それは、自分の経験の中で、最も心に響く事柄が、あることを切っ掛けに相手と共通すると、それが親友または自分の師として親しくなりたいと思ったりもします。
そのあることが、ヒラメキです、お互いひらめくように、ある日共通することがわかると急速に信頼関係が生まれます。
ヒラメキのある人同士では、早く親友になれます。
また、三つ目の普通の友達に至っては、自分の行動の中から自然発生的に生まれます。
今までの経験の中から自分に合う人を無意識に選んでいるのです。
こうしてみてくると経験の多さで、大発明、中発明、その人にとっての発明と続き、
人と人との信頼関係も、恩師、親友、友達と続き、共に経験というキーワードで共通して、その経験の中から思い出し力で一瞬のヒラメキが、意識として気づくことなく、大切なものを発見しています。
このヒラメキは、その答えその物を考えようとして出てくる物でなく、気づくとそこにたどり着いていた。
それがヒラメキで、親友を作ろうとして出来る物でなく、また発明しようと思って発明はなかなか出来る物でもありません。
自分自身が、考えているのに、その考えがどのように生まれてくるか、わからない考えも、多いものです。
では次回に
- 西川 りゅうじん, 中本 繁実, 全国ホンネ公募委員会
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- アリン フリーマン, ボブ ゴールデン, Allyn Freeman, Bob Golden, 野中 邦子
- 世界のアイデア商品50の秘密―ひらめきでビジネス・チャンスをつかむ
発明をするには、どんな能力が必要か。
天才的な能力?
私は、そのような能力は必要がないと思っています。
もちろん天才的な能力があれば言うことありませんが。
しかし、ほんの一握りの天才的な人を除き、ほとんどの天才的優秀な能力の持ち主は、自身の能力を努力によって育てて、その能力を発揮しています。
そうです、能力は育てるものです。
自分の強みとか、他の人より少し優れているところを伸ばすように地道な努力で、ある日突然開花するのです。
大リーグの一郎のように。
決して、生まれつき、突然、能力が開花することはなく、自分の能力に気づき、そこを伸ばす努力をしています。
身近な人が、その強みな能力を見出し、コーチングで伸ばしてもらえる状況であれば、一番良いのですが。
そのようなことは、希でしかないでしょう。
ではどのように伸ばせば、そのような天才的な能力に近づけるのでしょうか。
それは、自分の得意又は強みを見つけ、他人の評価を気にせず。
その強みに集中する。
不得意なことや弱みの改善に、余分な時間を使わず、強みを高度化し、洗練させることに集中することです。
その強みを、自ら決めた目標モデルと比較しながら、日々育てることに専念する。
他の人より一層強度で、長期間、そのことへの集中によって自らの能力を作り上げて行く。
努力無くして能力は付きませんし、また経験無くして技術も付きません。
ここから言えることは、寝ていては何も始まらないし、何も身に付かないと言うことです。
結果が、今の自分の状態で、これから先の結果もまた、自分の努力の結果です。
これが原因と結果の法則ですね。
では次回に
- スティーブン・D. ストラウス, Steven D. Strauss,
- 飛田 妙子, 萩岡 史子
- 世界のヒット商品はどんな「ひらめき」から生まれたの?