ウインブルドン(全仏)テニスで加藤選手が女子ダブルスで返球をボールガールに当ててしまい、失格になった。
当初の判定は「警告」だけだったにもかかわらず、相手チームの執拗な抗議を受け入れる形で「失格」とした。
加藤選手の「ビデオで見てから判定して欲しい」との申し出も受けられなかった。
獲得ポイントと賞金も没収なのだと。
つまり判定した審判もスーパーバイザーも、実際に起こったことを見もしないで、相手チームの主張を受け入れたことになる。
なんという浅はかでマヌケなことだろう!!
どんな基準で4大大会の審判を選んでるのだ?
そして映像を見る限り、相手チームの2人とも、別の方向を見ており、当たった瞬間を見ていない。
にも関わらず、「意図的では?」「彼女が号泣している」「血が出ている」などとあることないことを主張した!
実際の映像↓
1番悪いのは言うまでもなく、失格処分にした審判とスーパーバイザーだ。
しかし、それに並んで悪いのが悪質で執拗な抗議をした相手チームの2人だ。
スポーツマンシップのかけらもなく、とにかく相手に不幸をお仕着せて、自分たちが利益を得ようとしたものだ。
逆の見方をすれば、ここで得た汚名は一生残ることだろう。
そして誰も言っていないようだからここで言う。
「被害者」であるボールガールは最低限の運動神経もないように見える。
ボールが当たる直前に気がつき、頭を大きくすくめる動きをしている。
ただ普通であればボールがぶつかりそうなら、腕で防御するはずだ。
それが不思議なことに全く出来ていない。
それに長く泣きじゃくったというが、それもかなり不自然だ。
相手選手によると20分間、少なくとも5分は泣いていたという。
見たところ中~高校生に見えるし、幼児でもないのに、なぜそんなに泣くのか。
恥ずかしさと驚きからか。
いずれにしろ、長く泣いていたことが失格判定に影響を与えたに違いない。
また、加藤選手がボールを打った瞬間を見る限り、ボールガールが加藤選手側を見ており、
ダイレクトでとれるか、少なくとも手で払える状況であると判断したに違いない。
今やボールガール、ボールボーイを置く意味はほとんどないという。
伝統だからやっているだけ。
このような問題が起こるのであれば、廃止してはどうか!
もし置くにしても最低限の運動神経とメンタリティのある者を選ぶべき。
また最後に、審判の行うべきだった行動は、
審判の判定に執拗に抗議する選手に対して、警告を与えそれでも聞かないなら失格にすることだ。
そして少なくてもビデオ判定をするべきだ。
この問題の根っこには、テニスの審判が弱く、選手の抗議を受け入れる土壌があることだ。
これを機会にルールを整備し体質を改善して欲しい!!