「腐敗分子」、中国と外国の違いとは―中国紙

レコードチャイナ:2009.5.31

http://www.recordchina.co.jp/group/g31839.html


2009年5月26日、中国紙・長江日報は、侯志川(ホウ・ジーチュアン)氏の署名記事「中国と外国の『腐敗分子』を比較する」を掲載した。

侯氏は中国人と外国人の犯罪を比較し、その特徴について分析した。例えば中国では「電線を盗んで売る」犯人が捕まったり、「北京戸籍にしてあげる」と女性を騙したりする事件が起きているが、どれも先進国や戸籍の移動が自由な外国では起こりえないと指摘する。

特に汚職役人の収賄、横領額の多さは特筆すべきだとしている。中国では一部役人の腐敗ぶりが半端ではない。米国でも3年前に「史上稀に見る汚職事件」が起きたが、その収賄額はわずか240万ドル(約2億3000万円)。国外逃亡した中国の「腐敗分子」と比べれば、微々たる額である。

侯氏は、外国は制度が厳しいため、「腐敗分子」の暴れる余地はないが、中国はまだ不十分なため、土壌が整っていると指摘する。侯氏は「国の良し悪しを『腐敗分子』の暴れ具合で決めてはいけないが」と前置きしながらも、「現行の制度が効果的かどうかを測るくらいは良いと思う」と締めくくった。(翻訳・編集/NN)

写真は鄭州市で電線を盗んで捕まった中国人。
嫌-電線マン


中国の役人が腐れているのは、歴史と同じ期間腐れてますよね。


秦の宦官・趙高。それ以降も宦官の政治への介入が酷かったですし

大規模な盗賊には、官職を与えて慰撫することも多い。


明代の後期倭寇は、ほとんどが中国人でしたよね。

兵武尚書の張時微の発言に

「寧ろ和賊に遇うも、客兵に遇うことなかれ」

(日本人の賊に遇うよりも、中国の官兵に遇うほうが恐ろしい)

後記倭寇取り締まりの任に就いた朱ガンも

「外国の盗を去るは易く、中国の盗を去るは難し。中国瀕海の盗を去るはなお易く、中国衣冠の盗を去るは尤難し」


中国の役人腐敗は伝統ですし、共産党王朝が続く限り腐敗は続くでしょう。