進化する「竹島の日」を前に 懸案解決県民さらに力を

山陰中央新報 - 2009.1.26

http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/article.php?storyid=509648035


拓殖大学国際学部教授 下條正男

 今年も二月二十二日の「竹島の日」がやってくる。それも年々、確実に進化を遂げて来た。昨年は島根県選出の国会議員、亀井亜紀子氏が「竹島の日」の式典後も会場に留まって熱心に聴講され、参席者の注目を集めた。四回目となる今回の式典は、「日本の領土を守るため行動する議員連盟」会長の山谷えり子参議院議員が演壇に立つ予定で、「領土問題と国政の現状」と題し、講演する。

 これは島根県が二〇〇五年に制定した「竹島の日」条例が、半世紀以上も解決の糸口をつかめなかった竹島問題で韓国政府を走らせ、日本の国政をも動かしたということである。その原動力となったのが、島根県知事と島根県議会、「県土竹島を守る会」を中心とした市民グループと、それを支える島根県民一人一人の関心の高さである。

 事実、〇七年六月、島根県の竹島問題研究会がまとめた「最終報告書」を外務省に提出したが、それが〇八年二月、外務省の「竹島問題を理解するための10のポイント」の刊行につながり、同年七月十四日、文部科学省が中学校社会科の指導要領の解説書に、竹島問題を記載するきっかけとなった。

 この流れに対し、東京学芸大学教授の君島和彦氏は同年七月二十四日付の朝日新聞(「私の視点」)で「教育の現場に押しつけるな」と題して反発し、翌二十五日付の韓国の朝鮮日報で「『独島は韓国領』日本のある大学教授の勇気」と報じられた君島氏は、同紙のインタビューに答え、「内藤正中・島大名誉教授の意見に同意する。竹島は韓国領だという主張が正しいと思う。それに反対する主張は説得力がない」とした。

 その島根大学名誉教授の内藤氏は〇八年十月、『竹島=独島問題入門-日本外務省「竹島」批判-』を出版して、「外務省による竹島のパンフレットは、内容のない極めて杜撰(ずさん)な刊行物」と、口を極めて酷評した。

 だが外務省のパンフレットでは、これまで韓国側が竹島の領有権を主張する際に根拠とした文献が、後世の改ざんであった事実を明らかにしているだが内藤氏は、その最も重要な個所は「異説」として封印し、竹島が韓国領であったとする実証もできずにいる。外務省や文部科学省を批判する人々は、韓国領でもなかったリャンクール島(現在の竹島)の島根県編入を侵略と批判するが、それは竹島を不法に占拠する韓国側の侵略行為を隠ぺいする、歴史の捏造(ねつぞう)でしかない。

 日韓の間には、竹島問題に限らず、未解決の懸案が多い。それは文献批判を通じ、歴史の事実を明らかにすることなく、後世の歴史認識で過去を語るからである。

 戦後、日韓の歴史問題は、竹島問題から始まった。その竹島問題の解決に努め、問題解決を妨げている根本原因を明らかにすることは、日韓の課題の本質に迫ることにもなる。現に島根県議会による「竹島の日」条例の制定は、県選出の国会議員を飛び越え、国政や日本外交を動かす契機となった。

国民の政治不信が続く中、島根県から始まった変化は、迷走する日本の政治を変革する可能性を秘めている。進化する「竹島の日」、進化させるのは島根県民一人一人である。

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 しもじょう・まさお 一九五〇年、長野県生まれ。国学院大大学院博士課程修了。八三年に韓国へ渡り、三星綜合研修院主任講師など歴任し、九九年に拓殖大教授に就任。二〇〇五年に島根県が設置した竹島問題研究会の座長も務めた。東京都在住。



内藤!言われてるぞ(笑) 実証して見せろ。

出来ないけどな。感情だけで韓国領とかほざく奴らと同じだし。

こんなのに名誉教授なんて肩書き名乗らせるのは島根の恥では?

君島は論理のすり替えと責任のなすりつけしかしてないよね(笑)

捏造しているのはお前らでしょう。


2月7日は北方領土の日

2月20日は竹島の日


歪曲報道が常習化しているTVメディアは、どれだけこの日に報道するのかね?

NHKが報道しないのなら、国営放送なんて看板下ろしてくださいね。

売国会社に受信料なんて払いたくありませんから。

民報が報道しないのなら、スポンサーの方々CMを考え直してください。