興味を持ってしまった最初のきっかけは、不謹慎ながら身内の死でした。
当時、通信の営業会社をやっていた私は、他業種の営業を見てみたいという不純な動機から親戚の家に来るという大手の葬儀屋さんの見積りに立ち会わせて貰いました。
会葬者数80名で”総額200万円”
正直、ビックリしました。
若造が口を挟まないという条件付での立会いだったので黙って聞いていましたが、率直に「高い」と思いました。
葬儀屋を始める前に、調査を含めて当時の写真を見せて貰いましたが、式場は大手葬儀社の式場、祭壇は並でしたし、生花は見える限りで8基、料理については通夜、忌中払い共にまぁまぁ…決して良い物には感じませんでした。
余談ですが、大学時代に学校にも殆ど行かず、都内のホテルでミッチリ働いていたので、料理に関してはある程度の目利きは出来るつもりでいます。。。
今、総合的に考えても「やっぱり高い」です。
その時亡くなった親戚は私をとても可愛がってくれて良くしてくれた叔父でしたので、立派に見送りたいという気持ちがありました。
それにしても、何の予備知識も無い私でもあまり納得のいく値段ではないと感じた事を覚えています。
言葉は悪いですが、身内の死に直面し、少なからず不安定な心理状況の中、畳み掛けるような営業をとても腹立たしく思いました。
不謹慎ではありますが、こんなボッタクリのみたいな事が通用していて良いのかと思いつつ、絶対的なサービス業として大きなビジネスチャンスがあるのではないか?と思ったことが、私がこの業界に参入する大きな要因の一つになった事は間違いありません。