巨大少女




だから もっともっと 高く高く
背伸びして見てみたいよ ビルより高く
窓際から手を振るあの子
照れ笑い隠せなくて 目を背けたんだ

だから もっともっと 高く高く
背伸びして見てみたいよ 山より高く
てっぺんから手を振るあの子
今の私ならきっと 自信が持てるよ

第三次性徴期 心も体も
今の私よりもっと大きくなってみせるよ
大惨事 世界は 毎日が混乱で
明日の私から目が離せなくなっていくんだ

だから もっともっと 高く高く
背伸びして見てみたいよ 雲より高く
飛行機から手を振るあの子
君のためにどこまでも進んでゆくよ

だから もっともっと 高く高く
宇宙から見てみたいよ 世界の景色
君の姿が見えなくなって
少し寂しく思うよ 会いたくなったよ

第三次性徴期 心も体も
今の私よりもっと大きくなってみせるよ
大惨事 世界は 毎日が混乱で
明日の私から目が離せなくなっていくんだ

今は ちょっとだけ 高く高く
背伸びして見てみたいよ 君より高く
隣にいる私のことに気づいてほしい

それだけ それだけでいい

エネの電脳紀行

世界終了の折に逃げ切って
終焉を見た
そんなので私は特例なんだって
ホルマリンの香りが
溢れかえる部屋で
眠るようにココロと身体が離されて
つながった電脳心理 糸クズのよう
ディスプレイ端末からの
私は随分派手で
気が付いたらもう
完全に息を引き取っていた
あれでもない これでもない それでもない
指示電波が秒速で部屋に響く
「逃げ出したい」
苦しみが つながらないドアを開けた

さぁ、Eの波間漂う影
無機質な文字列の談笑
蜘蛛の糸を縫うかの様に
駆ける炎を纏った狐
蒼い羅針盤が指す先へ
息を止めて イキヲトメテ
全てが嘘を吐く真実なんて
今日はうんざり、
もう眠ってしまおう

この世界の考えは
110度安定してて
捻じ切った論理間が流行なんだって
お好みのチャンネルは
2つ目を推奨してる
「Q.好きなモノはなんだい?」
「A.随分簡単なことだ、ヒトのフコウのアジさ」
「ゴミクズだね」
それはそれで良いけれど。
「何がおかしい!」だなんて
発送が陳腐だよ?
もう死んじゃえば良いのになぁ
それでもさ その中で 浮遊した
この感度は
どうやらもう馴染みかけて
逃げ出したい 膨らみは 加速して
息を止める

あぁ、トロイの夢詰み込まれた
継ぎ接ぎだらけの木馬が言う
「意味は要らない、愉しくなれ」
惰性で溶け出す炎の壁
電子欲の旅は続く
蒼い羅針盤は今日もまた
誰を殺す?君を殺す?
くるくるくるくると廻ってさ
Eの空が
0と1を今日も平然と垂れ流して
圧縮した逸る心
稲妻の鳥を追い越したら
電子欲の旅の終わり
蒼い羅針盤が指していた
ディスプレイの向こう側で
冴えない君だけが見ていた。
もう世界はうんざり
目を覚ましちゃおう
なんていうか正直
ちょっと笑えてさ
透明アンサー

目まぐるしくもない
そんな毎日を
漂うように何度も席に座って
「さぁ、どうかな?君は。」
また試すように
数字の無い教科書が何かをいった

出来栄えならそれは
まぁ、良いほうだろう。
三桁満点の再生紙を貰って
隣の席では
照れ笑いながら
桁の低い点数の君が席に着いた
窓の外、求めないのは
答がすぐ浮かんでしまうから
「それじゃほら、つまらないよ」と
君はいつも楽しそうだ
これ以上消えたい心に触れないで
今日も地球なんて
何処にも見えないよ
鳴り出したアラームに一人
「冷たい奴だな」と語りかけてる
いまさら不思議そうに答を合わせても
何でか全て解りきってしまうから
「このまま死んだって誰かが
代わりになるから」と
呟くことも馬鹿らしいよ

漂うような日々は繰り返すけど
君が休むなんて違和感あって
まぁ、どうあれ明日返るテストも
代わり映えしない結果なんだろうな

目まぐるしくもないそんな毎日は
何処かがもう
狂ってしまったかもしれない
君の髪の色
君の笑顔を
誰かがもう覚えていない
かもしれない
「窓の中空いた席は
そこからどう映っていますか」と
君の事知ったように
何一つ解っていなくて
少しでもそれを解っていられたなら
ずっと続いてくれたような日々は
鳴り出したアラームをとめる度に
ないものだと、気付かされてる
教室で消えたい心を傷つけて
何度も隠し通して笑っていた
ここから飛び降りていなくなった
君の笑顔を
僕は明日も忘れないよ