インドからの研修生が研修を修了して帰国することになりました
宿舎に迎えに行くと部屋はきれいに片付けられていましたが、彼はPCにかじりついてインドの上司に業務の報告をしていました
大量の荷物をクルマに積み込むと彼は「郵便局へ行きたいのですが。」
手紙や荷物を発送するのではなく、日本の切手が買いたいそうです。
コンビニでも切手は売っていますが、せっかく日本に来たのだからたくさん種類がある郵便局へ案内しました。
郵便事業も民営化して、何でもありになっていますね。
本当にこれが切手なの?というものまであります。
ん?
ん?
ともちんだ!!!
インドの研修生をほったらかして、ひとり盛り上がる私でした
で、インドの研修生が買った切手はこれです
普通の80円切手でした
計560円也。
この普通の80円切手を彼は家族に一枚ずつ日本のお土産として手渡すそうです。
真ん中の2枚ひと組になっている切手は、両親に手渡すそうです。
最近、バブルの絶頂でセイコーだのシチズンだのという高級腕時計にキャノンだソニーだと最新のデジカメを大量に買い漁る某国の研修生ばかりを相手にしてきた私ですが、インドの研修生の健気さ謙虚さに改めて感動した次第です。
郵便局の窓口のおねいさんが、ニコニコしながら彼が買った切手を一枚ずつきれいな袋に入れてくれました。
彼は日本の切手を家族に手渡しながら、どんな話をするのでしょう。