今回は麦ごはんの食べ方です

 

大麦(もち麦や押し麦)は

血糖の上昇しにくい炭水化物です

 

アイリスオーヤマのがくせがなく美味しいです

何でもアマゾンで売ってます

押し麦よりもち麦のほうが

プチプチして食感がいいです

 

まず大事なのは麦ごはんの炊き方です

袋の裏に書いてある通りの混ぜ方にするとだいたい

白米:麦が5:1くらいです

何故かと言えば麦をたくさん入れると

食べにくくなるからです

ただしこの混ぜ方では血糖を下げる効果は

ほとんどありません

これは他の雑穀米、五穀米等の混ぜ方でも同様です

 

図の赤で示す白米150g(炊きあがりの量)で

上昇する血糖は   

黄色の50%麦ごはんで少し下がります

前回白米を炊く時に水をたくさん入れるといいと

言いましたが図の緑のグラフの様に麦ごはんの

水の量を増やしても効果はほとんどありません

 

青で示す100%麦ごはんが一番血糖を下げました

100%は麦だけですから最初は50%つまり

白米半分から始めたらいいでしょう

 

糖尿病でインスリンの出が弱い方、

つまり糖尿病になってからの期間が長い方は

100%麦ごはんでも血糖が結構上がります

 

大事なのはご自分で

食後(食べ始めから1時間)の血糖を

実際測ってみる事です

 

麦ごはんの匂いに抵抗のある方

 

食べているうちに慣れてきて100%でも

美味しく食べれますがそれでも微妙という方は

 

麦ごはんは炊く前に水で2回洗い

ぬめりを取ると臭いが少なくなります

 

炊き立てでなく冷えてから食べると美味しいです 

 

まとめて炊いて冷蔵庫または冷凍庫に小分けして保存

 

 

水の量です

 

50%麦ごはん:白米50%麦50%

水は2倍量=(白米+麦)1合150g+水2合300g

 

100%麦ごはん:麦1合150g+水2合300g

 

…水は倍の量を入れ白米モードで炊きます

 

水の量1ml=1gですから

水は計量器でグラムを測っても良いです

 

次回は麦ごはんパート2です