腰痛の原因には様々なことありますが、その中の1つが寝具です。
睡眠の時間は長いですし、毎日使う物なので腰に負担をかけて腰痛を引き起こしていることもあります。
しかし上手に選べば腰痛の改善にも期待ができます。
では、腰痛改善をするためのマットレス選びやおすすめのマットレスを紹介していきます。
腰痛を改善したいなら!睡眠時に意識しておくべきこと
まずは腰痛を改善するために、寝るときに意識しておくべきことを紹介していきます。
頭に入れておけば寝具を選ぶときに参考になります。
適度に寝返りをうつ
人間の体は重たいので、ずっと同じ姿勢でいると血流が悪くなり、筋肉が凝ってしまいます。
寝返りは無意識にするものですが、寝返りしにくい姿勢で寝るのは体によくありません。
寝返りしたくてもできない状況になり、体に疲労が溜まってしまいます。
ずっと同じ姿勢でいると肩が凝るのと同じで腰に負担もかかってしまうため、腰痛などの原因にもなります。
体に合った寝具を選ぶ
どの人にでもピッタリ合う寝具というものは存在しません。
それぞれ体型や体重、体の状態が違うので自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
体重が重たい人だと、柔らかいマットレスを使うと体が沈みすぎてしまいます。
身長が大きい人だとサイズを考える必要もありますし、その分体重も重たくなるので自分に合ったマットレス選びをすることが重要。
寝返りをあまりしない人は寝返りがしやすくなる寝具がおすすめ。
体が沈みにくいマットレスを使うなど、自分の体のことをよく考えてみましょう。
快適な環境を整える
眠りやすい環境を整えることは腰痛の改善にも繋がります。
温度や服装にも気をつけ、ゆったりできる環境を整えるようにしてください。
室温が高い、寒すぎる、窮屈な服装をしているなど、ゆっくり睡眠できる環境ではない場合は注意。
知らず知らずの内に寝ながら暴れる、体全体を丸める、腰をひねるなど、負担がかかる姿勢をとってしまうこともあります。
しっかり睡眠をとれば疲労回復にもなるため、落ち着いて眠れる環境を整えましょう。
マットレス選びの基本!腰痛改善のための選び方
マットレスを選ぶときの基本を紹介します。
腰痛にはどんなマットレスが良いのか知っておきましょう。
腰痛には低反発よりも高反発のマットレスがおすすめ
低反発マットレスと高反発マットレスが全くの別物です。
簡単に言うと、低反発は柔らかいマットレス、高反発は硬いマットレス。
一般的に、低反発のマットレスは体が多少沈むため、寝返りがしにくいという特徴があります。
腰周辺も沈んでしまうため、睡眠時の姿勢が崩れて腰痛が悪化することもあります。
一方、高反発は反発が強いため、体が沈みにくく寝返りがしやすいです。
適度に堅いので寝返りがしやすくなり、腰が沈みすぎないことで腰痛の改善効果にも期待されています。
コイルマットレスよりウレタンマットレスがおすすめ
コイルマットレスにも、ウレタンマットレスにも種類があります。
腰痛を改善したいのであればウレタンマットレスがおすすめです。
コイルマットレスは中にコイルが入っているため反発がありますが、反発がありすぎて腰に負担がかかることも。
腰痛を改善したいのであれば、ウレタンマットレスの高反発がおすすめです。
ただし、コイルマットレスの中にも腰痛改善が期待できるマットレスもりあります。
「高密度スプリングマットレス」は密度が高く適度に腰を支えてくれますから、一概に腰に悪いというわけではありません。
腰痛改善をするなら素材以外のことも頭に入れておこう
腰痛を改善するためにマットレスの素材にこだわる人は多いです。
しかし素材だけで選ばずに、こういったことも頭に入れておきましょう。
三つ折りよりも一枚もののマットレスの方が向いている
三つ折りのマットレスは移動するときに楽ですが腰痛の人には向いていません。
一枚もののマットレスと違って折り目があるため、その部分に腰があたるとうまく支えてくれないことがあります。
三つに分割されていて均等な圧になっていないため、折り目の部分がへたりやすいという特徴もあります。
へたると寝転んだときに部分的に負担がかかるようになるので、一枚もののマットレスの方がおすすめです。
必要なマットレスの厚さは使い方によっても違う
マットレスの厚みは使い方によって選ぶようにしましょう。
薄いマットレスだと体を支えきれませんが、ベッドと合わせて使うのであれば問題ありません。
マットレス単体で使うのであれば10cm以上あるもの、ベッドと合わせて使うのであれば3~5cmほどのマットレスがおすすめです。
ただし、体重が重たい場合は支えることができないため、少し厚めのマットレスを選ぶようにしましょう。
マットレスサイズは小さすぎないものを選ぶ
マットレスにはサイズがあり、小さすぎると姿勢が悪くなって腰痛が悪化することがあります。
セミシングル、シングル、セミダブル、ダブルなどあるので、身長や横幅で考えるようにしましょう。
セミシングルは横幅が狭くなっているので寝返りがしにくく、腰痛改善には向いているとは言えません。
普通体型の人は最低でもシングルを選ぶようにし、余裕をもって寝返りできるようにしてください。
マットレスが大きい分には問題ありませんが、単体ではなくベッドなどと合わせて使うときは、サイズを合わせるようにしましょう。
腰痛対策におすすめ!マットレスメーカー&マットレス
マットレスで有名なメーカーと、おすすめのマットレスは以下の通りです。
その人によって合う合わないがありますが、マット選びの参考にしてください。
西川
アスリートなどが使用していることでも有名なマットレスです。
エアー01は表面に凹凸があり、体の圧を分散してくれる効果があります。
マットレスの硬さを選ぶこともできるので自分の好みにも合せやすくなっています。
厚みはそれほどありませんが、反発が強めなので1枚で使うこともできます。
エアー01は表面に1200もの凹凸があるので、全身体を支えることができます。
寝転んでいると体に無駄な圧力がかからないので、ストレスが少なくゆったりと過ごせます。
また、軽量なので持ち運びがしやすいのもポイント。
通気性が良く適度なクッション性もあるので寝返りもスムーズですし、日本製なので安心感もあります。
エムリリー
エムリリーには低反発マットレスと高反発マットレスの長所を組み合わせた、優反発マットレスという商品があります。
硬さは敷布団と高反発マットレスの中間くらいなので、腰が痛いけど堅いマットレスが苦手な人におすすめです。
モットン
マットレスの有名メーカーで、マットレスランキングの上位に選ばれることも多いです。
反発力の高さを選ぶことができますし、耐圧分散性も優れているマットレスが魅力的。
耐久性も高く、90日間の返金保証があるので実際に使って合わなければ返品することも可能です。
雲のやすらぎプレミアム
腰痛改善で一番工夫と対応が撮られているのが「雲のやすらぎプレミアム」です。
17cmの厚みで寝心地は抜群です。
また、エムリリーと同様、高反発マットレスと低反発マットレスの良いところを組み合わせたハイブリッドマットレスです。
体を支えるところは、低反発。
だけれども、体全体を支え腰への負担を軽くし、寝返りが打てる高反発を実現しています。
繊維メーカーで有名な帝人の素材を使い、通気性を確保しながら、防ダニ・防菌になっています。
耐久性も高く、モットンより長い100日間の返金保証があります。
個人的にオススメは、「雲のやすらぎプレミアム」
腰痛に良いとされているマットレスがいくつかありますが、個人的におすすめするのは「雲のやすらぎプレミアム」です。
整体や整形外科の先生方をはじめ、プロアスリートもオススメしています。
アメブロでも芸能人の方が使っていたりします。
腰痛の人のマットレスの選び方のまとめ
人それぞれ体型が違いますし、腰痛の原因も違います。
合うかどうかは人によって違うので、マットレスの素材だけではなく体型なども含めて考えるようにしましょう。
基本的には、ある程度の反発があって寝返りしやすいものが腰に良いとされています。
サイズや厚み、使い方も含めてしっかり考えるようにしてください。
マットレスは返金保証がついているものもあるので、心配であれば保証がある商品を選ぶのもおすすめです。
朝起きたときの感覚で、2~3日でも使えば体に合うかどうかが分かります。