ジョウゴくんは、6歳。
ギャグ漫画の主人公に、出てきそうなとにかく元気な男の子。
ぶーちゃん(息子2歳)と団地内のすべり台で遊んでいると、ジョウゴくんは「わぁーーー!!!」と叫びながら走ってくる。
勢いよくすべり台を駆け上ると、
背を向けて滑り、
ズボンがずれて半ケツになる。
「ぎゃー!パンツの中に砂が入った!入った!いてててて!」
と騒ぎ回る。
植えられるアロエを見つけると折って枝につけて「アロエ剣」を作り、「ベタベタ〜」とぶーちゃんに付けてくる。
そして、自らもベタベタまみれになる。
砂があれば、寝転び泳ぎ、
高い塀ががあれば登って飛び降りる。
年上の団地のお兄さん達にかけっこ等の戦いを挑み、負ける。
みんな彼をバカだアホだというが、
みんなから愛されている。
好奇心があって、まっすぐで、怖いものしらずで、そんな彼をちょっと羨ましく思う。
公園でゲーム機で遊ぶ男の子達より、
ずっとたくましくて、面白くて良い。
家の中でじっとできないだろうなぁ、
お母さん大変そうとも思う。
そんなジョウゴくんは、時々、うちのマンションに来てピンポンを押してくる。
「あーそーぼー!」
遊び相手がいなくて暇すぎて最終手段でうちに来てるんだと思うんだけど、2歳児でもいいのかなとよく思った。
今は小学一年生になって、
忙しいのかあまり来なくなったけど、
時々叫び回って遊んでいる声が聞こえてくる。
みんなから愛されている。😄