前世は借金だらけで、毎日数字に追いかけられていたどこかの会社の社長だったのだろうか。
それほど、怖い。
というのも、夢の話。
皆さんは悪夢をみますか?
いつ?どんな夢?
私の友達は病気の時にいつも見る夢があるそうだ。
それは、
何にもない空間に必ず赤い三輪車が一つだけポツンとあって、
それが一人でに
キコキコと、
こちらに向かって動き出すらしい。
それは、怖い。
私も、病気の時にいつも見る夢がある。もぅ、小学校からの付き合いだ。
それは、
夢の中で私は何か計算している。
いつも割り算をしている。
だけども、その数字はどうやっても割り切れないのだ。
あれ?割れない。
これもダメ。
あれもダメだ。
そうこうしているうちに、出来た答えが少数点を含め膨大な数になっている。
それを明日までに払わなければいけないのか、器にいれなければならないのか、配らなければならないのか、
何かをしなければいけないのだが、膨大な数のために出来ない。
あせっていると、数字がせまってくる。
どうするんだ?さぁ、どうするんだと、ばかりに。
私は恐怖で、震え、冷や汗をかいて涙目で目が覚める。
小学生の頃はすぐにお母さんの部屋にかけこんだ。
「どうしたの?」と聞かれ、
小学生ながら説明に困り、
「数字のお化け。」
と言って布団の中にもぐりこんだものだ。
今でも、起きた時は、トイレにもいけないくらい怖い。
しばらくして、どんな話だったか思い出そうとするのだが、考えれば考えるほどわけがわからない夢だ。
何が怖かったんだろう。
恐怖感だけがかすかに残っている。
算数好きの人だったら、きっと、さっさと計算して、痛くも痒くもない夢なんだろうなあ…。