前回までのお話はこちら。
3日目も7時に朝ごはん。
3人で食べるラスト飯を噛み締める。
ちなみにお父ちゃんの歯の調子は相変わらず良くないらしい。
徳島に帰ったらその足で歯医者に行くとのこと。今日が金曜日で良かった。セーフ。
2日間お世話になったお宿に別れを告げ、昨日の雪蹊寺まで積んでいってもらう。
「今日もあったかいのぅ。こりゃよう歩けるわ。」運転しながらお父ちゃんがつぶやく。
8:20、あっという間にお寺に到着。
名残惜しくお母さんとハイタッチして車を降りる。
「ほいじゃあな!せいぜい気張りなさいー!」
毎度のことながら、あっさりなお別れに拍子抜ける。
金柑売ってた〜。
わたしは水路が好きなようです。つい目がいく。
小1時間歩いたところで看板が!
歩行者2.7km!あともうすぐ!
ここで、暑かったので上着を脱いだ。
石垣にリュックを下ろして畳んだ上着をごそごそしまっていたら、
「おはようございます。歩きですか?」と、男性に声をかけられた。
わたしが荷物を下ろしたまさにそこが、お遍路宿の入口だったようで。
男性は、お宿のご主人。
あらま~!なんて言ってたら、坂の上から明るい声の女性が下りてきた。
女性は、おかみさん。しばし、素敵ご夫妻と立ち話。
お二人はこれからお出かけだそうで、別れ際に「良かったら今度うちにも泊まりに来てくださいね。」と、にっこり言ってくれました。
「三井家 みついんく」さん。
また戻って来れますように。その時はお世話になります。
お地蔵さん、木、ベンチ。
花いちもんめをやりたくなる。
舞台セットにしたくなるような風景にも目がないです。
橋の上。
右と左で印象が違うね。
あと2km!
そして、水路。
またもや舞台にしたくなる場所を発見。
実際にセットにしたら…客席から演者の顔が見えにくいし、なかなかに照明さん泣かせなんじゃないかと思う。笑
34番札所 種間寺。
お寺の近影を撮るのを忘れ、撮っていたのは入口を遠くから撮ったこれだけ。
10時過ぎということもあってか、団体のお遍路さんもいらっしゃったりして、今回のお遍路で一番賑わっていた印象かも。納経してもらうのに5分以上並んだのも種間寺さんだけでした。
いざ、青龍寺!
気合いを入れて、来た道を戻る。10:45。
逆打ちが難しいっていうのはこういうことかも。
ついさっき通ったはずなのに、もうわからない。
東京では「ついさっき見た景色だ」ってピンとくるのになぁ。
知らない道でも「あれ?これさっき見たわ」って、あんまり迷わないのに。なんでだろ。
疲れ?注意力の問題?目印がビルとかお店とか看板広告とかじゃなくて、すすきとか水路だから?
ピース✌️
ケーキ屋さん。
ツリーに、サンタさんの飾りに、迎春の文字。12月だねぇ~♩^ ^
さてさて…えっと…どこで曲がるんだろう…
来た時に曲がった分岐を違う方に曲がればいいはずなのに、その分岐が見つからない…
こういう時に限って人に出会わないんだよなぁ…
不安って次々に良くないものを生むよね。
キョロキョロしながら歩いていたら、畑作業をしている男性を発見!救いを求める。
青龍寺方面の海沿いの道に出たいのですがよくわからなくて…と、話しかけると、作業の手を止めてわざわざ近付いてきてくれた。
おじさんはお遍路の地図と、Googleマップ(現在地がなぜかうまく表示されない)を見比べながら、
「地図で言うと現在地がこの辺りに書かれているはずなんだけど…省略されちゃってるなぁ…この道に出るには…あの方角に行けばいいんだけど…」
と、遠くに見える津波タワーを指して、「この道をすぐ左に曲がって山なりに歩けばあっちに行けると思う」と教えてくれた。
おじさんにお礼を言って、歩く。
数分後、後ろから車が来てわたしの横で止まった。
「行きたいのは青龍寺やね?清滝寺じゃなくて、青龍寺やね?」
開いた窓から話しかけたのは、さっきの畑のおじさん。
「そうです!青龍寺です!」
「いやぁ聞き間違えて違う道を教えてしまったかもしれんと思って!青龍寺ならこの道であってるから!気をつけて!」
ありがとうございます!わたしも手を振って見送る。
優しいなぁ。
おっきい岩!
すぐ横のカーブミラーに「落石注意」と書いてあって、咄嗟に「え!この大きさのがまだ落ちてくる可能性あるの⁉︎」と思ってしまった。
同じくらいのに当たってしまったらきっとひとたまりもない。
こういう岩に生えてる植物もついつい見ちゃう。
よくそこに根を張ったね。立派に育って素晴らしいね。
毛が生えてるみたい。フサフサ。
岩屋神社。
鴛鴦の大槇(おしどりのおおまき)と書かれた看板には、
・石段のすぐ上に有ります。
・不思議な空気を感じて下さい。
とも書いてある。
すごく気になったので石段をのぼってみた。
鴦の大槇(おんなおおまき)
鴛の大槇(おとこおおまき)
童の槙(こどもまき)
と、ドーンっと3本並んで立ってらした。
それぞれがしめ縄で結ばれて繋がっていて、家族感にちょっとほっこり。
もう少し奥があったけど、その場でお祈りをして下りてきました。
なんとなく気が引けてしまったので少し離れたところから撮らせてもらった。
奥がこどもで、真ん中がお父さん、葉っぱで隠れて右に居るのがお母さん。
別角度から、お父さんとお母さんを改めて撮影。
そこからもう少し歩いたところには見事な銀杏と鳥居が…
ここは、甲殿住吉神社というそう。
甲殿(こうどの)!…なんて読むんだろうなぁと思っていたのです。
後から調べたら、土佐十景のひとつなのだそうで。
そしてさっきの大きい岩は、御菱岩(おいしいわ)といって、昔はもっと他にも巨岩があったそうなのだけど、戦争を機になくなってしまったんですって。
そしてそして、岩屋神社は種間寺の奥の院だそうで!
なんてこったい。うっかりそのまま下りてきちゃったや。
でも!順番にならって清滝寺に向かっていたら通ることすらなかったからね。
歩けてよかった〜。^ ^
県道14号線に出た。
お手洗いがあったのでお借りした。ありがたや。
すぐそばに春野漁港。
作業をされてる方たちが。
水槽?お掃除?何かの養殖?
と、思ってたら、トンネルが!
が、すっごく短かった。セーフ。
そうしてトンネルを抜けると…
そこは…
海ーーー!道ーーー!真っ直ぐーーー!
もう、本当に、ずーーーーーっとまっすぐ海と道!
最高!!!!!
見て!天使の梯子!
ほら!梯子いっぱい!綺麗!
キラキラ…
幸せすぎる。
この辺でお父ちゃんと電話。
無事に徳島に着いて、お母さんは今お家でゆっくりしてるそう。
お父ちゃんはというと、歯医者さんに行って来たとのこと。
そしてなんと、神経を抜いたらしい!
この数日、抜歯したところが化膿してしまって薬で痛みを散らしていたんだけど、お医者さんに相談したら「本当は根っこを残しておきたいんだけど…そんなに痛むなら、やっぱり抜きましょうか…」と言われたらしく、「おぅ!そうしてくれぃ!」と即答したらしい。
即答するほど痛かったのに一緒にお遍路してくれてありがとうごめんねありがとう…!
「ほいで、おまはんはどこまで行った?」
「お父ちゃんが言ってた海沿いの道!ここすごいね!ホントにずっと真っ直ぐ海と道!気持ちがいいね!」
「おうおう、もう少し行くとな、仁淀川の大きい橋があるからな。で、もっと向こうまで行くと、ガソリンスタンドが2つ並んでてな、その間を通っていくと清滝寺に行けるんじょ。」
「ん?清滝寺は明日だよね?」
「ほうよ、で、そのガソリンスタンドの間を行くと、途中で山の方からくる歩きの遍路道とぶつかるんよ…」
今、目の前のことで頭がいっぱいのわたくし。
「?」が浮かんだまま、お父ちゃんの声がどんどん遠く感じましたとさ。
明日の事はキャパオーバーだったよ。ごめん、お父ちゃん。
そんなこんなで、まだ見ぬ2つ並んだガソリンスタンドに脳内を翻弄されつつ…
電話を切った後も、海沿いにまっすぐ歩く。
遠くに橋が見えてきた。
遠くに小さーく青い看板が見える!
やったー!
嬉しくなって、すぐ近くまで寄って撮る!
近くまで寄りすぎて、この先に道がなかった。笑
引き返して階段をのぼり、道にでる。
はぁ!はぁ!はわわ!赤信号がもどかしい!
橋!橋!でっかい橋!
によどがわかこうおおはし!
仁淀川河口大橋ーーー!!!
見て!この澄んだ青さを!
見て!仁淀川の青と空の青を!
そして忘れないで!反対側には土佐湾!つまり太平洋が広がっている!
写真だけじゃ…今、私が感じている風が伝わらない!
見て!浴びて!この風を!
伝わるでしょう⁉︎
なかなかに風が強いこと!
仁淀川を覗き込むように撮りたかったけど、風に煽られてカメラを落としそうでビビって引っ込めたこと!
車がすぐ真横を走ること!
そしてトラックが通る度にもれなく橋が大きく揺れること!!!
さぁ、見てごらん…
ここがね、一番揺れるんだよ…
橋の繋ぎ目のこっちとあっちに左足と右足を置く。
するとね、ウェーブするように揺れるんだよ…ふふふ…
そうして歩くこと約15分。
もっと続いて欲しかったー!
ドキドキハラハラワクワクしながら渡りきると…
そこは…
土佐市!
この時、13:30。
調べたらあと1時間くらい歩いたところに定食が食べられるお店があるみたい。
けど、ちょっとお腹空いたな。今、休みたいなぁ。
お店に入ると、地元のお野菜や果物、お弁当やお惣菜などが売っていました。
(手芸品やお土産も売っていたけど、お腹が空いていたから食べもの以外あんまり記憶に残ってない…🍡笑)
そこでチーズケーキをGET!
わたしの好きなずっしり硬めのレアチーズ!うま~。
隣に並んでたかぼちゃプリンも美味しそうだったなぁ。
池さん、ごちそうさまでした!
手を振ったら振り返してくれた。
「見てみて、ほら、お遍路さんだよ」って、隣のおばあちゃんにも伝えてくれて。
「あらほんとだ~」って感じで手を振ってくれて。
皆さん、これまでに何人のお遍路さんを見送ってきたんだろう。
地図に載ってる遍路道じゃないのに、じゃないからこそ、出会えて嬉しいね。
改良土佐節 発祥之浦
播磨屋の亀蔵さんと佐之助さんという親子が、土佐節というかつお節の製造方法を確立・発展させた功績を讃えてこの石碑を建てたって書いてあった。
遠くに橋が見えてきた!
あの橋を渡った向こうに青龍寺があるはず!
でっかい親子くじらに遭遇。
逆光で、より黒く見える。
いいなぁ~ 焼き鳥食べたいっ!
軒下にわんこが。
きれいな二重…
お父ちゃんがさっき言ってたガソリンスタンドはきっとこの2軒だ!
「お遍路さん、よかったらこれどうぞ」と、おじさんがお接待のお茶をくれた。
おじさんは、昔この辺りでお遍路宿のお手伝いをされていたそう。
ここ最近ではコロナの影響や宿主さんの高齢化などでお遍路宿の状況が変わったけれど、お手伝いをしていた当時のお遍路事情や、今はもう無い素敵なお宿のこと、今あるお宿の評判など、変遷を色々と聞かせてくれました。
十人十色 もとい 十人十遍路。
途中からだんだんわたしにとっては興味が薄れてしまう内容だったんだけれど、お茶の分と思って聞かせてもらいました。
さぁ~15時を過ぎたよー!
進め進めー!待ってて青龍寺ーっ!٩( ᐛ )و
古風なファミマ。
ここが宿から一番最寄りのコンビニと思われる。
ついに!
宇佐大橋!
大きいー!
近づくほどに大きさを実感する。
昔は陸路がなかったから、船で渡ったんですって。
…後から調べたら、昔も何も!陸路も何も!
この橋が完成する昭和48年までは、1200年ずっと渡し船だったそう。
昭和48年…1973年。思ったより最近ではないか!
ちなみにお大師さんは774年生まれ。2024年現在、生誕1250年だそうなのですよ。
この橋、もしかしてお大師さんの生誕1200年を記念して架けられたとかなのかな…?
こんなに大きい橋をほぼひとり占め。
静かで、なんだか贅沢な気分。
街灯がカツオ。
かわいい。
橋を渡りきったところでお遍路さんとすれ違う。
背のスラ~っと高い外国人の若いお兄さん。
お互いに会釈をして通り過ぎる。
疲れた様子だった。この時間だしね。
きっと青龍寺をお参りしてきたのでしょう。
お寺は、どうでしたか?
今日はどこまで歩くのですか?
お遍路をしながら、今、何を思っているんだろう。
いずれにせよ、日本での体験が彼にとって豊かなものでありますように。
青龍寺まで1.3km。
いよいよ大詰め。
今日のお宿を発見!
なるほど!すっごいオーシャンビュー!
予約時の「山側のお部屋でよろしければ…」とえらく遠慮がちだったお姉さんの声が浮かんだ。
一旦 荷物を預かってもらってお寺に行けたらな~と思って寄ったんだけど、流れでそのままチェックインすることになった。そらそうか。
お宿の方が、ご飯の会場のこと、大浴場の場所と時間、喫煙所やエレベーターからお部屋までの順路、本館と別館で階が違うから気を付けてください…などなど
お話してくれているのに…どこか上の空。
ごめんなさい。集中して聞きたくても、なかなか頭に入らないのです。
聞いたそばから反対側の耳から流れ出ていきそうな情報たちを必死でふさぎ止める。
そうしてお参りに必要なものだけを持って飛び出た。
並んで見守ってくれている。
お邪魔します。
その後も、お寺までの道の傍らには木々に埋もれるように点々とお地蔵さんが居た。
16:30、お寺に到着。
本来はお参りを済ませてから最後に寄るのだけど…
17時に納経所が閉まってしまうので、先に向かった。
すみません、先に寄らせてもらいました。と話したら、
どうぞどうぞ~と、朗らかに女性が迎えてくださった。
「記念の判子、ご自分で捺してください。もうすぐ終わりなんですけどね、皆さんに捺していただいてるんです。」
弘法大師 生誕1250年の記念印。
2022年6月から始まって、2024年末で終了だったそうで。
納経帳に、自分で…!
初めての体験に興奮しつつ、慎重に判子を捺す。
今のこの風景を、記念に写真撮ってもいいですか?と聞いたら、どうぞ~と言ってくださったのでカメラを構えたら、
「あら!思ってたより立派なカメラでした!びっくりした~!スマホかな?と思ったら随分大きかった~!」と笑われて、
「あはは!そうなんです~いっちょまえに一眼で!でも、全然見合った腕がないので、何枚か撮らないとなかなかピントが合わなくて!」と、わたしも笑いながらいっぱいシャッターを切る。
その様子にまた笑われる。
右側のページの黒くて丸い印が、その記念印^ ^
「時間は大丈夫ですから、ゆっくりお参りしていってくださいね。」というあたたかい声と笑顔と、お大師さんに見送られて、さて、階段を登る。
仁王門をくぐる。
見えてきた段数にちょっとだけひるむ。
息があがる。
あともうちょっと。
36番札所 青龍寺。
ろうそくを灯して、お線香をあげて、納め札とお賽銭を納める。
箱の中で5円玉が着地する音が響きわたって気が引ける。
周りに人が居ない本堂でお経を唱える。
出した途端に返ってくる自分の声に緊張する。
でも、居心地が良かった。
なんかこのお寺好きだな。
お父ちゃんが「あそこは独特の雰囲気があるお寺」と言っていたのがなんとなくわかる。
龍の彫り物にみとれる。
昼と夜の境目の静けさを楽しみつつ
もう少し早く着けてたらな。もっとゆっくり居たかったな。
できたら明日もう一度お参りに来たいな!
清滝寺へ向かう前に、朝、時間あるかな?お宿に帰って作戦を立てよう。
気を抜いたら転がり落ちそう。
くだりはこわい。
来る時に気になっていたお地蔵さんたち。
よく見ると、徳島の1番札所 霊山寺…2番札所 極楽寺…と間隔を置いて順番に並んでた。
お砂踏みみたいな感じなのね。
暗くなり始めるとあっという間ね。
お月さま、こんばんは。
お地蔵さん、また明日。
宿まで戻るってくると対岸がキラキラしてました。
桂浜の辺りかな?^ ^
ただいまー。
笠を脱ぎ、輪袈裟をとり、白衣も上着もハンガーにかけて、夕食までしばし休憩!
とかなんとか言いながら、明日のことを考え始める。
もっと、ぼけーっ( ᐛ )♩とするつもりだったのに。笑
明日は35番札所、清滝寺に向かう。
青龍寺から逆打ちの要領で行く。
お父ちゃんに勧められたのは、山の中をゆく歩きの遍路道じゃなく、舗装されたトンネルの道で、そこは遍路用の地図にも載っているので明日はGoogle先生に頼らずに済みそう。
そして、最終的には飛行機に間に合うように空港まで辿り着かねばならない。
お寺から空港まではバスと電車を乗り継ぐらしいから…
と、昨日電話でお姉さんが教えてくれた情報を走り書きしたメモとにらめっこしつつ…
ということは、何時までにお寺に着いて、お参りして、お寺を出れば間に合うんだ?
ぐるぐる考えているうちにタイムアップ。
夜ご飯を食べにお宿のレストランへ。
エレベーターの中にこんなものが。
とても大事な情報だ。
ホテル出たら右。右。
夜ご飯はゴボ天肉うどん。
あたたまる~。
ごぼうとお肉ってなんでこんなに美味しいんだろね。
食後、明日のことを相談しにフロントへ。
予約の時のお姉さんと、もう一人別のお姉さんが親切に案内してくれました。
「うーん。最後の便までには間に合うでしょうけど、乗り継ぎをスムーズにいこうとすると、そんなに余裕はないかもしれないですね…」
清滝寺の最寄りから伊野(いの)駅までのドラゴンバス
伊野駅から高知駅までの土讃線
高知駅から高知龍馬空港までの連絡バス…の時刻表
後者の2つはわざわざプリントアウトをしてくれて、土日祝のダイヤを見ながら出発時間にマーカーで印をつけ、手書きの地図も添えてくれました。
うわーん!お姉さんありがとうございます!
それから一旦お部屋に戻って、支度をして大浴場へ。
温泉、シビれました。
細胞が大喝采!👏👏👏
いやぁ~気持ちよかった!
ちょっと熱めのお湯がたまらんでした。
わたしが泊まった三陽荘さんは、土佐龍温泉といって県内唯一の高濃度・高温度の天然塩化物泉だそうで。
神経痛、筋肉痛、関節痛…
くじき、きりきず、やけど…
慢性の消化器病、皮膚病、婦人病…などなどに働きかけてくれるそうな。
身も心もほぐれました~🫧🙌
そしてまた部屋に戻って最終会議。
ここから清滝寺までは14.5km。
スムーズに歩けたとして、約4時間。
朝ごはんは7時なので、8時に出発すれば12時に着く。
が、わたしなので、13時着予定としよう。
お参りの時間を45分として、お寺からバス停までは40分くらいとのこと。
と、なると…
さっきお宿のお姉さんからもらった時刻表を見て、メモに書きながら整理。
教えてもらったのは、3パターン。
一番早い便だと、色々とスムーズだけどかなりテンポ良く歩かないと間に合わなそう。
一番遅い便なら、時間にはかなり余裕があるけど不測の事態が起きた場合や乗り継ぎにミスったら完全にアウト。
その中間の便は、乗り継ぎ時間が短いので不安要素はあるものの…この便を狙うのが妥当と思われる!
……さーてと。
清滝寺に向かう前に、もう一度、青龍寺へご挨拶に行けないかしらん。
ここから行って帰って1時間は見ておきたい。
8時出発は揺るがせないから、と、なると朝食前。と、いうことは6時出発。
明日の日の出時刻は、6:57。
絶対まだ暗いじゃん…
え~でも~う~んあ~~~
いいやいいや!とりあえず、5:30に起きよう!起きて考えよう!
考える元気も使い果たしたので、とにかく寝る!
おやすみなさい!
区切り打ち 3日目
41,746歩
総歩行距離 20.8km
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