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42歳からの実業団

ツール・ド・フランスに代表される自転車ロードレース。
そのロードレースにアラフォーのサラリーマンがハマリ、ついに42歳にして実業団レースへ。
その練習の日々とレース内容を日記としてここに記します。

既に一ヶ月以上前のレースです。
※mixiで公開している日記の焼き直しです。

チームでも個人でもJBCF参戦は今年から。そうです。我らがTeam閃風脚の実業団デビューの日、第一回しもふさクリテリウム!
なんと今年のJBCFは、我らがホームコース『フレンドリーパーク下総(FPS)』で開幕です。
FPSは過去にはJCRCが開催されていたこともありますが、実業団レースは恐らく初めて(?)です。

今年実業団デビューの我チーム、登録競技者は6名ですが、今回は総長、katsu、支部長☆、いいじまの4名がエントリー。調整不足のよしさん、ヒラノくんは今回は見送って応援/サポートに回ってくれました。

そして、地元ということもあり、総勢15名を超える大応援団!もしかして宇都宮ブリッツェンの応援団より多かったんじゃないか!?

そんな大応援団に後押しされて、予想以上の結果を残すことが出来ました。
皆さん、ありがとうございました!

実業団一年生の我々はE3という最下部クラスタに属します。男子のクラスタは4つあって、一番上からP1(プロツアー)、E1(Eはエリートの略です)、E2、E3となっています。今回のレースにエントリーしたE3選手はなんと173名!実業団レースには定員がないのです。安全性を考慮して今回のレースは1レースの最大人数が50名に限定されているので、173名を4組の予選に分け、それぞれの予選から12名ずつ計48名で決勝を行います。

それでは、自分の出場したレースを振り返ります。

■E3予選4組(10分+2周)
実はこの私、予選/決勝方式のレースを走るのは初めてだったりします。12名という狭き門をくぐることが出来るのかドキドキです。下総は1周2分~2分15秒程度なので、恐らく計7周のレースになると予想。14~15分程度の短いレースで何が出来るのか?これまで走ったどのレースよりレベルが高いであろう集団の中で何が出来るのか?大応援団が観ている中で恥ずかしくないレースが出来るのか?スタート前には色々なことが頭を過ぎります。しかし場所は下総、地の利はあります。集団前方キープを心がけて、とにかく精一杯走ろう。

まずはスタート、良い位置を確保しようと早くから集合場所へ行きましたが、コースインになるとわらわらっと並ばれてしまって結局3列目の真ん中辺。う~ん、場所取り難しい。そして号砲、今度はクリートがハマりません!実は2週間前にシューズを新調しましたが、その際にクリートも新しくして、まだ馴染んでいない為固いんんです。もたもたしている間にあっという間に最後尾。すると、筑波8耐ではチームメイトのおるべーさん(実業団ではチバポンズ川口農園)が、「いいじまさん、行こう!」と声を掛けてくれました。仲間が居るって心強い。落ち着いてクリートをはめ、道幅が広いサッカー場の周りで大外から一気に捲くって行きます。とにかく早く先頭付近に出なければと、50km/h近く出して追い上げました。テニスコートの下りに入る頃にはなんとか集団中盤より前に出ることに成功。その代わり少し脚を使ってしまいました。

野球場を周り、ゴール前の登りには閃風脚の大応援団が!皆が声を掛けてくれます。そのおかげで、登りでも少しポジションアップし、2周目にはなんとか集団前方に居場所を確保出来ました。その後は積極的に先頭交代に加わりながら集団のスピードを維持します。目安としては5番目より前をキープする感じ。しかし、集団のスピードが緩むとすぐに左右から他の選手が飛び出してきて、あっという間に集団の中盤に埋もれてしまいます。それを回避する為にはやはり前でスピードを維持して回すしかありません。

5周目までのラップタイムとアベレージスピードは以下の通り。
 1  2:04.0 40.5km/h(1周目は短い)
 2  2:09.8 42.4km/h
 3  2:12.0 40.9km/h
 4  2:15.0 40.0km/h
 5  2:12.0 40.7km/h

序盤はともかく、3周目以降はそれ程速くはありません。あと、自分はスタートで出遅れたので気が付いていなかったのですが、一人逃げてました。その彼も確か5周目に吸収。っつうか、5周もあのペースで逃げ続けるって、なかなか強い選手です。

予想通り5周目に10分経過、6周目に入る際に「残り2周」の表示が出ました。この辺からスピードアップか?と周りを伺いましたが、どうやら牽制ムードです。ゴール手前の坂で少しペースが上がったものの、6周目は2:14.0、39.8km/h。いよいよジャンが鳴ってラストラップ。自分はなんとか集団前方をキープしています。

最終周回に入って後ろからの上がりが激しくなりますが、ここでポジションを譲るわけにはいきません。一瞬埋もれかけますが、隙を見つけて自分も負けじと前に上がります。テニスコートの下りから野球場への登り返しでもポジションキープ、野球場の周りも前から6番手くらいをキープします。最後の登り、最終コーナーをインべたでクリアし、あとは大応援団の前でスプリントするだけ。自分の視界には片手で数えられる程度の選手しかいません。この辺りで予選通過を確信。無理をする必要はありませんが、前の何人かが交わせそうだったのでそのままゴールラインまでもがききって3位でゴール!

正直ホッとしました~。無事に決勝進出。

閃風脚からは他にkatsuくんが見事決勝進出を決めました。体調不良の総長は何度も落車に巻き込まれそうになりながら完走、初クリテリウムの支部長も集団走行をそつなくこなして集団ゴールで完走しました。激戦のE3で4名中2名が予選通過は上々の出来です。他、おるべーさんも無事予選通過。JCRC時代からの友人は落車に巻き込まれて予選通過できなかった人が多かった。その中でもおるべーさんのチームメイトでもあるZaikouさんが予選通過。クリテリウムにめちゃ強い選手なので決勝では要チェックです。

■E3決勝(40分+2周)

予選各組12名の狭き門をくぐり抜けて来た猛者達48名。セオフェス上級者クラスよりもレベルが高いのは間違いありません。しかし、決勝はkatsuくんが一緒なので心強い。展開次第でお互いにゴールのアシストをすること、常にお互いを視界にいれながら近くで走ることを確認。どちらがエースかはあえて決めませんでした。

スタートの場所取りはまた失敗。予選同様3列目です。私の斜め後ろにkatsuくん。予定通り12時45分に号砲が鳴りスタート。今度はクリートキャッチも決め、早々に集団前方を確保します。予選と違い落ち着いたスタート、1周目40.5km/h、2周目41.3km/h、3周目40.4km/hとスローな入りだったので、まずは挨拶がわりに一発かましてやろうと出来心ががっw

3周目の登り、5番手で登っていましたが、大応援団を前にやってしまいました~!するすると前に上がり、そのままアタック~。先頭で坂を駆け上がり、ゴールラインを超えてもそのまま踏み倒します。あわよくば逃げ形成、不発でも集団活性化という戦略。サッカー場に入った所で後ろを確認すると、何名か付いてきています。その中にはkatsuくんの姿も!いっちょやったるかーと思いましたが、自分の後ろの選手がなかなか先頭を変わってくれないので、サッカー場はほとんど自分が牽くはめに。下りの手前で交代を促して下がりますが、後ろを確認すると少し遅れて集団も付いてきていたので逃げは失敗です。

でもまあ、これで集団が活性化されたのも事実、4周目、5周目はアベレージ42km/h以上のハイペース。その後スピードが緩むこともありましたが、散発的にアタックが掛かります。しかし、短いレースなので逃げを許すような雰囲気はなく、2~3人飛び出しても自分を含め数名が協調して追うのであっという間に集団に飲み込まれます。7~8周目までの集団の動きを見ていて、逃げは決まらないと判断しました。

こうなると追走するのも、仕掛けるのも自らの脚を削ることになるので、少しポジションを下げることにしました。Katsuくんがかなり積極的に前を牽いていたので、「そんなに前牽くな」と声を掛けましたが、前にいるkatsuくんに声を掛けるために上がって行ったので、その勢いで先頭に出てしまい自分が前を牽くはめにw 声を掛けた直後にそんなことしたものだから、説得力に掛けた様です。だからか、その後もkatsuくんは積極的に前を牽いていましたw

さて、自分の脚に異変を感じたのは12周目辺りです。どうも左足の膝裏から太ももの裏(大腿二頭筋)に掛けてが攣りそうな雰囲気です。まだレースは中盤。これはまずいです。ここからの数周はとにかく集団の中に埋もれて脚を回復させることに専念しました。長い登りがあったり、強烈なアタックが掛かったりしたらヤバかったと思いますが、なんとか終盤迄に脚を回復させることに成功。18周目はペースアップしてアベレージ42.7km/hだったので、その前に回復して良かった。そしてそろそろ規定の40分になります。

時計を見て「あと3周かな?」と思いながらゴール手前の坂を登りきると、まだ40分前なのに周回板に2周の表示。オフィシャルからも「あと2周!」の声が掛かりました。「えーっ!?」と思いましたが、一度攣りかけた脚なんで周回数は少ない方が助かります。

いよいよラスト2周、牽制は入るものの後ろからの上がりも激しくなります。ゴール前の登りはかなりのハイペースで、アベレージは41.2km/h。そしてゴールラインでジャンが鳴らされると同時になんと集団前方で落車発生!。自分は右端後方にいましたが、密集した集団からは何人も連鎖して転んでいきます。「こっちまで来るなー!」と心の中で叫びながらぎりぎりで落車をすり抜けましたが、転んだ選手が後輪に当たるのを感じました。ギリギリセーフ!しかし、この落車にZaikouさんは巻き込まれた様です。落車をすり抜け、左前方を見るとkatsuくんが居ました。良かった!

なんとか先頭集団に追いつきましたがほぼ最後尾。落車で人数は減りましたが、集団の密集度は変わらずに、さらには最終周のスピードなのでなかなか前に上がれません。テニスコートの下りからの登り返し、katsuくんが右側(大外)から上がって行きます。それに付いて行きたいところでしたが、私の外側にはもう一人選手がいたので少し反応が遅れてしまいました。野球場の周りでなんとか大外に出て、ここぞとばかりに脚を使ってまくって行きます。登り口までにポジションを確保出来なければアウトです。後で確認したら50km/h以上出てました。

Katsuくんを視界前方に捉えながら、なんとか前方に出ます。ラストの坂の登り口で力尽きたkatsuくんを交わし、渾身の力で登ります。最終コーナーを最内のラインで回りますが、コーナーを抜けて前のデカい外人を外側(左)から交わしてスプリントに入ろうとした所で、その外人が私に寄りかかって来ました。外側にも選手がいて接触しますが、なんとかその外人を内側に押し返して、少し遅れましたがスプリントに入ります。2人、3人と交わしてもがきながらゴール。数えた感じでは一桁フィニッシュ。最終周は2分フラット、アベレージ45.3km/hでした。速っ(汗) スプリントも、登りなのに45km/h以上出てました~。

結果は8位。デビュー戦としては上出来でしょう。最終周、野球場の周りで私を引き上げようと脚を使ってくれたkatsuくんは集団最後尾の22位で無事ゴール。

速報リザルト 

入賞まであと一歩だったので、くやしさは後から込み上げてきました。でも、正直実業団レースでどれだけ自分のレースがさせてもらえるのか不安もあったので、そういった不安はある程度解消できたかな。もっとも、初めて走る公道コースなどはまた勝手が違うと思いますし、今の登坂力では山岳コースではお話にならないでしょう。

反省点としては、序盤はともかく中盤~終盤に掛けて脚が攣りそうで積極的な展開が出来なかったこと。脚を休めている間はイン側にいることが多く、外から被せられて身動きが取れなくなってしまうことが多かったこと。そして、予選/決勝のレースでの、決勝までの時間の過ごし方ですね。脚攣りの原因は、待機時間の冷えだと思います。もっと暖かいボア付きのズボンなども持って行けば良かったです。

集団の密集度がJCRCとは全然違うので、正直怖いし走行中は緊張しっぱなしです。でも、レース自体は楽しめました。あの緊張感、ヒリヒリ感はたまりませんw 次のJBCFレースは4月の群馬2連戦です。今のコンディションではまだまだ登れないので、しっかり練習してコンディションを上げて臨みたいと思います。

最後に、応援に駆けつけて下さった皆さん、会場でお世話になった諸先輩の皆様、本当にありがとうございました。