土曜日にたまたま観ていたNHKの番組『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』、
カネオくんの声は千鳥のノブ、なぜかEテレ語学番組『旅するフランス語』のナレーションもやっていたりして、NHKにわりと重用されている。結構好き。
先日は「ピアノのお金の秘密」ということで、ヤマハの工場でのピアノの製造工程を紹介していた。
工場入口までの歩道が鍵盤のペイントだったりして、楽しそう。
案内役の工場長さん(だっけ?)は同じヤマハでもバイクの方をつくりたかったのに、なぜかピアノ工場勤務になったとか(?)
ピアノをつくる仕事ってすごい!
機械での工程もあるけど、人の手による職人技が大部分を占める。
工場がある静岡県はピアノ生産国内シェア100%とのことで、わー静岡県が夢の国のように思えてくる。
たしかにある意味「聖地」ではある。
ヤマハのピアノは海外にも輸出されていて、一通り形が完成すると、輸出先の気温や湿度に合わせた部屋に入れてしばらく寝かせて、それから音の調整をするのだそうだ。
恥ずかしながらというか、寡聞にしてというか、外国でもヤマハのピアノが使われているとは、思いもしなかった。
(日本人ピアニストが特に希望して所有している場合は別として)
旅先の異国の地で、ヤマハのピアノを見かけたら、すごく嬉しい気持ちになりそう。
(ヤマハのバイクの代理店はフランスの田舎で見た記憶がある。不思議で嬉しかった)
あ、番組ではヤマハとカワイの関係もさらっと説明していた。カワイでももちろん同じ気持ち。
(YAMAHA=山葉さんという漢字の名字からだったのねとあらためて)

番組の中では、115万円のピアノと1900万円のピアノの弾き比べもしていた。
お高いほうが本体の奥行(というのか?)が長くて、音の余韻が長く続き、高い音もよく出る。
演奏者の表現の幅が広がるとのこと。
この弾き比べでピアノを弾いていたのがふかわりょうで、むむっピアノが弾けるというだけで、見る目が変わる私であった。

おさらいのため、ピアノができるまでを検索したら、ヤマハのサイトで工場見学ツアーがあることを知った。いつか行ってみたいなぁ。