いこいのみぎわ

いこいのみぎわ

牧師であり家庭教師である摩周遍里の、ときにまじめに聖書的、ときに脱線して、飼い犬のユテコくんも笑い出す、つれづれブログです。


「なぜ高崎に引っ越したのですか?」との質問に、「これには、話せば長い物語があります。」とお答えしてきました。その「長い物語」を連載しています。今回はその9回目、いよいよ総括に入ります。


高崎への引っ越しの長い物語を振り返ってみると、偉作の教育環境を考えて祈ったことに神様が応えてくださって、聖書のことばで導いてくださった軌跡であることを、あらためて思わされます。

その軌跡から、二つのことを私たちは経験しました。

(1)主の導きを信じるとき、私たちの意識と思索と感情が変わるということです。
(2)主の導きを信じるとき、不思議なわざが起こるということです。


今回は(1)に焦点を当てます。

「高崎に引っ越すことに恐れはない」と言えばウソになります。
東京に生まれ育った私たち夫婦は、はじめ今まで住んでいた地域に近い、埼玉県中南部の物件をもっぱら探していました。さらに北に進むことに恐れを感じていました。いなか独特の古い因習・不文律に縛られてしまうのではないか……たしかに引っ越してみて、そういう部分がないわけではありません。
けれども、「わたしがあなたとともにいるので、あなたを襲って危害を加える者はいない。この町には、わたしの民がたくさんいるのだから。」(使徒18:10)……この聖書のことばに励まされて、勇気をもって出てきました。今こうして、高崎市民に、群馬県民になったことに、あらためて驚きを覚えます。

「今まで伝道のフィールドだったN市、K市に未練はない」と言えばウソになります。
前回書かせていただきましたが、これまで15年以上にわたる伝道に終止符を打ち、これまでの労苦をすべて主の手に預けて、新しい地に踏み出していく決断ができたことに、あらためて驚きを覚えます。

恐れや未練はあるけれども、夫婦して不思議なことに、今回の引っ越しは、恐れや未練よりも期待の方が大きいのです。


 

2026年5月14日、新たに「高崎はなみずきベテルチャーチ」として、新居の礼拝スペースで開所礼拝を行いました。
このとき啓は、創世記46:1-7からメッセージをさせていただきました。

……息子ヨセフからエジプトに招かれたヤコブには、大きな不安があったに違いありません。祖父アブラハムも、父イサクも、約束の地を離れてエジプトに下ったときには、ロクなことがなかったからです。
しかし神様は、「エジプトに下ることを恐れるな」とヤコブに語られました。「わたしはそこで、あなたを大いなる国民とする」と約束されました。その言葉で、ヤコブの意識と思索と感情が変えられたのです。

そしてエジプトでヤコブの子孫は増え広がります。ヤコブの子孫であるイスラエルの十二部族は、歴史の中に流れる人類の救済計画を担う民族となっていきます。

ある方は、過去の傷ついた経験から恐れます。ある方は、固定観念に縛られて恐れます。ある方は、今までの場所に安住して、新しい地に踏み出すことを恐れます。

けれども、神様が語られたことに従うときに、そうした恐れや不安から解放され、私たちの意識と思索と感情が変えられて、あなたを通して神様のご計画が大きく動いていきます。




 

「天の神ご自身が私たちを成功させてくださる。」(ネヘミヤ2:30)
「私たちの神が私たちのために戦ってくださるのだ。」(ネヘミヤ4:20)


ヤコブに触れて、その意識と思索と感情を変えた同じ神様が、私たちにも触れて、導いてくださることを、私たちはこの引っ越しを通して体験したのでした。<つづく>
 

↑ママに手をおいて祈る??偉作くん