【稲作のための設備投資】(1.8ha)

・トラクター
古い小型のトラクターを下取りしてもらい、旧型で売れ残りの汎用型トラクターを400万円(7年ローン)で買った。

・コンバイン
コンバインは刈り取った稲がそのまま地面に落ちてしまうなどまともに動かず、多額の修理を繰り返した。結局、3年後に中古のコンバインに買い替えた。それが約150万円(5年ローン)だった。しかし、これも壊れて、いまは130万円ローンで買った中古のコンバインを使っている。

・田植え機
田植え機も動かなかったので、40万円で中古機を購入したが、これも5年ほど前に車体が壊れて120万円ほどの中古に買い替えた。この田植え機は同時に肥料も散布するタイプで、肥料散布の機構が壊れては直しを繰り返して、そのたびに15万円以上の修理費用がか買っている。あまり金もかけられないので、最近は施肥機能は壊れたままで使っている状態。
 
・乾燥機など
ほかにも乾燥機100万円で購入
もみすり機と計量選別機(古いまま。購入すると100万円)
もみ運搬機(買うと15万円くらい)
軽トラック(中古で40万円で買った、新品なら120万円)
肥料は農業資材は別途必要になる。
そして農業用機械倉庫が最低限必要。

こうして手持ちの現金はなくなり、農業機械のローンだけが増えていった。
農業経営は、収穫して入金されたらほとんどが支払いで消える『自転車操業』で苦しんでいる。
農業機械は壊れやすく、修理費用が50万円になることも珍しくない。
農機メーカーが上場企業となり一流企業の仲間入りをしているのも、『我々を食い物にしているからだろう』と多くの農家は考えている。


今期末の純損益見込みを1兆9000億円の赤字と発表した農林中央金庫も然り。
経済的に苦しむ農家から得た金で、農業関連企業や団体が莫大な金を動かして失敗している現実は、日本の農業が腐敗している証拠ではないか。そもそも2兆円近い赤字って、どうやったらそんな金額になるんですかね。