神奈川県の特別支援学校で教育研究会実技研修 | 心いい気分☆からだ楽々☆やる気わくわく☆EASER(イーザー)・心塾の楽屋裏話

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うれしいこと たのしいこと どこかであなたにとどきますように
へこんでいても、すぐにあなたに笑顔がもどりますように

特別支援学校で教育研究会実技研修


NPO法人日本教育キネシオロジー協会横浜には様々な分科会があり、現在教育現場でお仕事をされているインストラクターが

その仕事の中で地道に教育キネシオロジー、ブレインジムを必要とされている子供たちに応用・提供しつづけてきたことで
少しずつ、しかし確実に教育者に届けられるようになってきています


一昨日、港南台のひの特別支援学校で教育研究会実技研修というかたちで
NPO法人楠木学園(横浜市子机)で体育教師をされているKインストラクターに依頼があり学校プロジェクトにかかわる理事長および理事の面々と 学校プロジェクトメンバーが応援スタッフとして参集しました


当初150名の定員をはるかに超えて183名の学校教職員の皆様が貴重なお休みを利用してご参加くださいました


3時間あまりのブレインジム研修はあっという間に終わるわけですが・・・(笑)

その内容は知的障害児・者を長年指導されていらしたK先生ならではの具体的なものでした

障害があるこどもたちの様々な様態や行動のパターン、反応の仕方、感情の動きに対して
実際にブレインジムで体を動かすだけでなく
どのようにしたらその子が恐怖をとりのぞいてそのような行動や反応におちいることなく
安心してその場で過ごせるか・・・

それを具体的な手順とともに紹介されていったのです


「あなたはどうしていつもそうなの?それじゃこの体操して落ち着いて!」


ではなく、そうなる前に整えていく


ということです


そのK先生のこどもたちへの語り口は催眠で有名なエリクソンのエピソードと重なることがとても多く

その人の魂が何を学びたがっているか


そこに焦点をあてていくのはさすがにドイツのシュタイナー学校において


長年にわたり体育の指導をされていらっしゃった方だからこそ・・・とも感じました


そして


そうなる前に  準備して  整えていく・・・


障害があり日常生活に不安定さがある方たちの全体性を受け止め理解しながら

支援や教育を本当に日常的な繰り返しの中で積み重ねてきていらっしゃるから

講義の途中で感動の「おお~」という声と大拍手が沸き起こるような
メッセージが降りてくる(先生いわく)のだと思います


反省会兼ねての打ち上げの話題の中で

経験をつみ準備ができているから与えられる


ということをひしひしと感じました



全人的教育について修練・研鑽を重ねてきた教育者が

理事としてそろっているNPOもなかなかないのではないかと思った次第です