人を育てるということ | 心いい気分☆からだ楽々☆やる気わくわく☆EASER(イーザー)・心塾の楽屋裏話

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うれしいこと たのしいこと どこかであなたにとどきますように
へこんでいても、すぐにあなたに笑顔がもどりますように

常々 世の中で一番大切なことは そして同時に難しいことは


人を育てること だと思います


私が、そうお話しし始めたのは 20歳くらいのころからでしょうか


最初は、ご縁をいただいたお客様から


「あなたは技術があっていいわね。私も何か勉強しておけばよかった。」


と、必ずといっていいほど仰っていただいておりました


まだ駆け出しの身でしたので恐縮するばかりでしたが


一方で、子育てをしながらご自分の中にある可能性を


見つけられなかったもどかしさや、同じ女性として


資格をもち社会に出ている私に、何かご自身の求められている

一場面のイメージを重ねていらっしゃるのかなとも思いました



そうした中で、私はお客様の素敵だなと思えるところや

家事は広範囲で大変だけれども、子育ては本当に素晴らしい仕事だ


ということを若いなりにも自分のことばでお話しをしてきました


「人を育てることが一番大事でそして素晴らしいことだと思います」


あえて、このときに『子ども』とはいいませんでした


専門学校時代の恩師=工匠に思いを馳せていたのだと思います


もちろん、人をケアするお仕事も大切ですし、衣食住に関わる方々のおかげ

それから公共事業でも上下水道や電気ガス設備にいたるまで

なくてはならないお仕事が世の中にはたくさんありますよね


それでも、やはりそれを行うのは『人』だと思います


そしてそのようなお仕事を一人前にこなせるよう指導される方があり


運営管理してくださる方があり、企業を起こしてくださった方があるわけです



私は若いうちに独立したとはいえ、一人親方のような仕事のスタイルですので

他人さまに給料を支払い、そのご家族が不自由することがないようにと

運営にエネルギーをそそがれている方々には本当に頭が下がります


お客様の応援をするということ、そして従業員を食べさせていくということは

責任の範囲も、プレッシャーも相当なものだと推察いたします



片腕だと思っていた社員から辞表をたたきつけられて病院にいこうかどうしようか迷ううちに

奥様に勧められていらした経営者さんは

体制を立て直してから


「社員教育以前に、自分の成長がとまっていた

顧客や社員が警告を出してくれていたのに素直に聞き入れず

ワンマンこそが経営だと思っていた

自分の中にあったわずかな直感や創造力の声を無視して

人の意見を聞き入れることは負けだと思っていた」


と話してくださいました


つづけて


「無我夢中で働いて人並みに成功したときに

かつて自分をつぶそうとした取引先に対して復讐心がわきあがっていた


みんなでがんばろう  という気持ちから


鼻の穴をあかしてやろうという影の目標が

従業員に伝わってしまったんだと思う


自分を癒し、成長させることをとめると

まわりのちやほやする態度や、従業員への態度にも鈍感になってしまった

おごりが、目の前に垂れていた”くもの糸”を見えなくしていた」




そして、それを素直に謝罪したときに

片腕だった従業員が、戻ってきてくださったとのことでした




もう4~5年まえの話ですが、ご紹介の了解をとりつけるために連絡をとると

「そんなこともありましたね」

と大声で笑っていらっしゃいました



****



大好きな経営コンサルタントの神田昌典さんから届いた今日のメルマガには
こんな内容が書かれていました


***以下陰陽***

キーワード:
「うちの社員はろくなのがいない」と文句を言っている社長とは、
付き合うな。ダメ社長の病気が伝染る。

解説:
会社の実力は、社長の右腕となるマネージャー(中間管理職)を
育てられるかどうかで決まる。
ところが、多くの会社の社長はマネージャーの定義すら
分からないため、育てることができない。


部下が使えない?やる気がない?成長しない?
その原因は、経営者自身にあるとしたら・・・・?


**陰陽ここまで**



人を育てるには愛が必要です
(愛という意味もさまざまあるようですのでここでは割愛しますが←割る愛だって!笑)


愛の反対は憎しみ?


ではなくて、愛の反対は 無視です 存在しない 存在を認めない

です


愛がない人は、人を人として育てられない


愛なくして、何かのルールを重んじればそこに歪みが生じます



当然、長所を活かした生成発展する組織も育てられないことでしょう